ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
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長崎五島紀行 後篇
五島列島の南端にある福江島に渡る。
ジェットホイル船で一時間二十五分だ。
しかしながら距離にして96.5kmある。
船賃も往復で一万円をこえる。

N0641ジェットホイル船

この島どのくらいの大きさかというと日本で第九位、ちなみに八位は種子島で十位は西表島だ。

ゆるやかな曲線をえがく鬼岳をかけるこどもたちがいる。
あんな時代があったのかと思う。

N0676かけっこ

N0674鬼岳こいのぼり

エメラルドグリーンの海がきらめく。

N0705高浜ビーチ

ここは隠れキリシタンが暮らした地でもある。
レンガ造りの教会が建つ。
案外に思うのだが屋根は瓦葺である。
郷に入っては郷に従えということか。

N0726楠原教会

N0799堂崎教会

N0806瓦葺の教会

宿のご主人にうかがうとキリスト教徒は一割ぐらいでしょうと。
お寺のほうが多いんですよ、目立たないだけで。

人には宗教が必要なのだと思う。
論理学的に考えれば、宗教を信じる人と無宗教だという人はおなじ集合に含まれる。
そう肩肘張ることもない、か。

ああ、またどこかへ行きたい。
できることならば、名もないような土地を歩きたい。

N0826特急黒かもめ

やはりへそ曲がりなのだ。


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長崎五島紀行 前篇
ヒト、人に会う。
社会的動物であるから必然的なことだ。

ときはGWなのだ。
人の多いところに出かけるのは気が進まない。
しかし行きたい気もある。
さてどうするか。

N0652カトリック神ノ島教会

しからば、出かけるが正しいとする。
して後悔よりしない後悔のほうが悔いがおおきいものだ。
なにをごちゃごちゃとと言われそうである。
なんとか列車の切符も宿も確保できた。

N0690大瀬崎灯台

ならば気になるのは天候である。
予報はまずまず問題なさそうだ。
雨の気配はない。
しかしである。
やはりというべきか、初日の夕暮れに雨が降ってきた。
これも巡り会わせということだろう。

N0693井用浦教会

夜になって、なごやかに飲みにぎやかに話しながら思うのである。
人と人の出会いに理由はない。
あるとしても、われわれ人には知るすべがない。
知ってどうなるというものでもない。

N0731伊勢海老

神も知ったことではない、とおっしゃるかもしれない。
どの神がという問題があるかもしれない。
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教、淵源はすべて同じなのだというのだが。

N0816入り江


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桜を求めて
島を後にしてそのまま帰るのもと思い湯原温泉で一泊することに。
事前の天気予報では晴れのはずだったのだが、なぜか雨が降る。

岡山県新庄村の桜を観にいく。
近くのリニューアルされた道の駅「がいせん桜 新庄宿」に車をとめる。
平日だがすでに満車にちかい。

しとしとと雨が落ちてくる。
これはこれで風情があるものだ。
天気がよければたいへんな人出になっていたことだろう。

N0582がいせん桜

N0595新庄宿

空の青さがないので桜の淡い色が際立たない。
人生晴ればかりではないということだろう。

N0585雨と桜

ここは古くからの宿場町である。
がいせん桜通りを歩く。

途中にある脇本陣を見学する。
住居のそこここに年輪を感じる。
どんな暮らしをしていたんだろう。
この格子越しに桜をながめていたんだろうな。

N0591街道を見る

中庭には数日前に降ったという雪が残っていた。
ずいぶんと寒い地方なんだとわかる。

これから土手沿いにある枝垂桜が開花していくのだという。

桜の花がハラハラと散りゆく。
また次なる季節へ、すべて世はこともなし。

N0598枝垂桜


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真鍋島を歩く
周囲7.6キロのちいさな島を歩く。
道というのか雨の降ったときの溝というのか判然としないような小径をいく。

ウグイスが鳴いている。
まだ初心者の鳴き方だ。

四国八十八箇所を模した石仏になぜかこころ安らぐ。
人はなにかに拠りどころを求める。

N0542石仏

昔、昭和四十五年ころだったという。
島を訪れる青年たちが「野鳥の森」と名づけた場所に桜の苗木を植えはじめた。

やがて成長した桜は春になると花を咲かせる。
そんな楽天的な夢をいだいた。
だが自然はそうあまくはない。
雑草が生い茂り蔓草が巻きつく。

それでもいくらかの桜の樹は残った。
その花びらが地を覆う。
すでに満開の時期は過ぎ去ったのだ。
わずかにひこばえの花が残る。

N0547散りし桜

N0549ひこばえ

島を稜線をつたって歩くと左右に海が見える。
暑からず寒からず絶好の日和だ。
若いころに乙女たちと歩いた。
彼女らはいまも元気だ。
おたがい元気で暮らせますように。

N0559八幡宮

なぜか島の石仏たちも微笑んでいるかのようだ。
人のこころは対象に映しだされる。

N0543千手観音


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三虎五十周年
あのころは若くて生意気で、すこし理屈っぽかった。
ひょんなことから訪れた真鍋島にある「三虎ユースホステル」に魅入られた。

それから訪れた回数は数十回にもなるだろうか。
いまでもわれながら不思議な気持ちになる。

N0525島宿三虎

なぜなのかはだれもが言う。
おばさんとおじさんがいたからだ。
その二人はいまはもういない。

N0526テラスから

N0528芝生

ときに思う。
けっして優等生ではないぼくたちを受けいれれてくれた。
都会での生活に疲れたといっては島にやってくる女性もいた。

めくるめくドラマのような時は流れて過ぎた。
もちろん恋愛もあった。
必然的に別離の幕が下りたこともあったろう。
思いかえせば悔恨のこころが甦ることもある。
しかし、それらすべてが人生を構成する素子なのだ。

それぞれの思いとともにくぐり抜けた人たちが集う。
いいことばかりではなかったね。
あたりまえだろ。
甘ったるいのは性に合わないぜ。
そこが三虎のいいところ。

N0533刺身

叶わないと知りつつも思う。
おばさんおじさんに会いたいなあ。


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島を旅するときが楽しいですね。
遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

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