ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
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旅は出遭い
「どて焼き」を肴に昨夜は飲んだ。
いつのまにか眠っていた。
それがしあわせの形なのだ。
なにブツクサ言ってるのよ出かけるわよ。

ここは「櫻櫻」なるカフェ。
昼前に到着だったので客はすくなかった。
昼ちかくになって続々と人がやってくる。

N9935櫻櫻

N9944ガラスの器

器が凝っている。
どこで仕入れしたのかとの問いにも親切に答えてくれる。
松山かあ、行っちゃえ。
ナビは住宅街のなかを示す。
こんなところにあるのかと半信半疑。
だが存在していた。

N9966ギャラリー良

女主人は作品のことを話してくださる。
ひと・もの・想いすべてが有機的つながりをもつように思えた。

N9956陶器たち


点はこぼれだして線となる
線はときほぐされて面に変貌する
平面はぐいと伸びをして立体を構成する
時間はいつのまにか逆行していた
光は色をおびて空間を切り開く
エネルギーは閾値をこえて流れだしていた


ひとつ気に入ったガラスの盃を購入した。
これで新年を寿ぐのもいいではないか。
このようにしてモノが増えていくのだな。
まあ今回はいいか。

N9979ガラスの盃


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旅は唐突
旅なんて突然のなせるわざの究極だと思うけどね。
どうして、ちゃんと計画立ててのほうが安心じゃない。

そう考える方はそうすればいい。
行きあたりばったりの人生の人もそうするほうがお似合いよね。

なかなか言うね。
言わずにおくものか、なんてね。

それで。
四国まで出かけてみない。

N9908讃岐うどん

いいけど、計画は立ててくださいね。
えーっ、そんなあ。

どうせ道の駅めぐりもするんだろ。
それは必定です。

N9912もみじ

というようなことがありバタバタと旅の準備をして早朝に出発する。
事前に天気予報のチェックはしていた。
本日は曇りということだったのだが、なぜかどうしてなのか雨が降ってくる。

N9926ムササビ

N9930別子

この世のなかに神はいないのか。
あなたキリストもアラーも信じていないでしょ。
そうだブッディストだった。
これを天命と受けいれる。

なんだかんだで到着した。
やっぱり友だちはいいな。
なんだか知らずに顔がほころんでくる。

今晩はね、ちょっとおもしろいところに行こう。
いざ出陣ってハイテンションだな。


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西國巡礼満願紀行
あれっていつからだったかな。
そうねえ八年前になるわ。
おまけにスタートが番外の花山院からだからね。
そんなになるのね。

そろそろ旅行かねて結願したら。
思い切って行っちゃう。
あといくつ残っているのかな。
四ヶ寺かな。

N9563菩薩像

じゃあ、二泊三日で行こう。
ひさしぶりね旅行するの。
はいはい、三ヶ月ぶりですね。
そうかな、もっと行ってない気がするわ。
まあ、感覚は人それぞれですから。

ということで、まずは第十四番三井寺、そして第三十二番観音正寺。
そして近江今津で一泊。

N9567第十四番三井寺

N9577第三十二番観音正寺

翌朝は船で竹生島へ。
天候はうす曇りだが日曜日でもあるし大勢の人でにぎわう。
第三〇番宝厳寺にやってきた。

N9635竹生島

さてここから岐阜方面へと車を走らせる。
なんとか二日間は天気もまずまずであった。
予報も雨とはなっていなかった。
しかし次の日は朝から雨が降りだした。
なんということだろうか。
それでも最後の第三十三番華厳寺にお参りする。

N9681第三十三番華厳寺

しっとりとした雨のなかである。
まずは無事結願いたしました。


旅の夜に、歌声響く
ヒトはことばを話す。
気持ちをことばで表す。
ことばが先か気持ちありきか、と考えてもわからない。

N9391Tatin.jpg

生理学の実験では自由意思は存在しないということがわかった。
考えるより前に、すでに体は動きはじめている。
では、わたしの意思はないのか。
否、止めることはできる。

そうなのだ。
脳がすべてを統括しているわけではない。
身体が脳をコントロールしていてなんの不都合があるのか。
脳も身体もあなただ。
シンプルに考えればいい。

N9395虹

コミュニケーションはことばよりもボディランゲージが重きをなしている。
言うに言われぬ思い。
ことばは万能ではない。
すべては補完しあっている。
これを多様性とよべばいい。
多様は必要不可欠なのかもしれない。

ヒトはひとりでは生きられないのだ。
そのようにできている。
歌は不思議な感情を呼び起こす。
ともに歌えば想起される情景は無限にひろがる。
時空を超えることも容易だと実感できる。
それがひとときの夢幻であったとしても、いいではないか。

N9425花とカエル


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旅ゆけば、緑萌ゆる
二泊三日の信州旅行。
なぜか空は晴れているのに雨が降ってくる。
みんなの笑い話のかっこうのネタである。

しかしながら、不思議なめぐりあわせだ。
巡りあわせといえば、いまでもこうやって若いころに旅で知りあった友だちと会える。
これが人生の僥倖でなくしてなんであろうか。

N9392四葉のクローバー

だれかが言っていた。
形あるものを追い求めてはいけない。
形あるものはいつかは崩れる。

こころの結びつきを過信してはいけない。
こころはゆらぐものだと知らなければならない。

N9355道祖神

来る者は拒まず、去る者は追わず。
その意味はなんだと思うかと問われた。
執着心をもつなということだ。
執念の人になるな。
執着はこころを狭くし、判断を鈍らせる。

価値は変動するものだと知れ。
自分にとっては、大切なものであっても他人はちがうこともおおいものだ。
流されるのではなく、流れをながめていればよい。

山の姿は季節で変化する。
人も同様だと。
しかし、なかなかその域には達しない自分もまたよしとする。

N9430山脈


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島を旅するときが楽しいですね。
遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

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