ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
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来年もよろしく
ほんとうに今年もあとわずかになりました。
静かに思い起こせば、いろんな光景が脳裏をかすめます。

楽しかったことや、残念に思ったこと。
くやしかったり、感心したり、とさまざまな様態がうかんできます。

あっちこっちと今年も出かけました。
多くの友とにぎやかに旅したこと。
ひとりで思いにふけりながら見た、窓の外を流れる風景。
旅先で出逢ったさまざまなものや、ひとたち。
懐かしかったり、忘れてしまったものも。

今年は個人的には、おおきな転換点になる年でした。
来年はどうなるのか、すこし不安もあるのですが…。
もっと楽しいすてきな年になるといいですね。


これまで読んでいただいたみなさん、
理屈っぽいブログにお付き合いいただき、
誠にありがとうございました。
来年は、
ちょっとちがうことにもチャレンジしようかな。
まあ、気が向いたら読んでみてください。
では、よい年をお迎えください。


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読書の森からⅢ
「谷川俊太郎詩選集2」谷川俊太郎 集英社文庫 ★★★★
ぼくの好きな詩人って、彼以外でだれなんだろうな。
まず、宮沢賢治だな。うん、いいなあ。
彼のオノマトペ(onomatopoeia)なんか最高にすてきだな。
それから、井伏鱒二、飄々としていていながら簡潔です。
北原白秋も好きだな。リズムがいいし、耳にこころいい。
女性なら、なんといっても、石垣りんが若い頃から好きだったな。
気骨がありますよね。視点が男にはないものがあるし、清明だよな。
中江俊夫もいいですよね、ちょっと過激なところあるけど。
うーん、またいろいろ読んでみたいなあ。

「向田邦子暮しの愉しみ」向田邦子・向田和子 新潮社 ★★★★
惜しい人を亡くしたなあ、っていまでも思う。航空機事故でした。
ふつうは作品だけで、その人の生活なんか知りたくないんだが…。
図書館でなにげなくぱらぱらとめくって、気がついたら借りていた。
本のなかにいろんな陶器がでてくる。
けっこう高そうなものもね。
けっして、飾って眺めるなんてことはしない。
日常生活のなかでの器として使う。
そういうところが、やっぱり好きだなあ。
エッセイの名手でした。
それにすてきな人は、美人に見えてきますね、不思議?


「本を読んで、どうかしたいと思ってるのかな?」
「それはそうでしょう。なにか知識のひとつでもって」
「そうか、それでいつも話が噛みあわなかったんだな」
「そういう意識ってないの?」
「ないことはないのだが、それよりはね、いろんな考えに接したくてね」
「ああ、そういうことだったの」
「それと鵜呑みにしないこと、を第一として、肝に銘じてるな」
「鵜呑みにしない?」
「すぐに、受け売りでべらべらとやらないってことだ。
もういちど、じっくりと自分のなかで発酵させてから、自分の見解で話す」
「知ったかぶりは、情けないわよね」
「知識を得るというよりはね、いろんな世界を体験したいんだ。
旅でも同じことが言えるなあ。
名所・旧跡もいいけど、なんでもない町をぶらりと歩いたりするのがいいね」
「本の森に分け入って、旅するのね」
「知らない森を歩いてみたい、ってね」
「ふーん、なんだか聞いたようなフレーズね」
「木を見て、森を見ず、ということのないように」


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読書の森からⅡ
本を読んでると、ほんとうにいろんなこと考えますね。

「マングローブと人間」マルタ・ヴァヌチ 岩波書店 ★★★
『D・E・コッシュランドの秀逸さは他に類をみない。かれはいう。
…熱力学の三つの法則は、つぎのように言い換えることができる。
第一の法則は「人生は差し引きゼロのゲームである」。
第二の法則は「だれも勝つことができない」。
第三の法則は「だれもこのゲームから逃げだすことができない」。』
この伝でいくと、昨今の勝組・負組などは莫迦莫迦しいことになる。
「だれも勝つことができない」のだから。
しかし、勝った気になることはできるから、世間は騒々しいものです。

「老い方、六輔の。」永六輔 飛鳥新社 ★★★★
彼の本でいちばん好きなのはやっぱり「無名人語録」ですね。
でも今回のこの本は、とくによかった、本音が漏れ聞こえてきたもの。
では、そこのところのエッセンスをすこし抜書き。
『以前、ラジオ番組の子ども電話相談室で、
「どうせ死ぬのに、どうして生きてるの?」
という質問を受けて、絶句したことがありますけど、』
『旅行も本当は、「りょぎょう」と読みます。
つまり、旅という行の一つです。
修行だから、ホテルがどうだとか、食事がまずいとか、
くだらないことで文句を言ったりしてはいけないんです。』
『ぼくは、ホスピスを訪ねると、きまって「笑わせてください」と言われます。
それで、いつも患者さんを笑わせようと、いろいろがんばるのです。
ところが、あるとき一人の患者さんから、こう言われました。
「おまえは若いな。俺はここに来て、どれだけ泣いたか。
泣いて泣いて、ようやく死ぬ覚悟を決めたのに、
今日は笑って、生きたくなっちゃった」
これを聞いて、言葉というのは、本当に難しいものだと思いましたね。』

「行動分析学入門」杉山尚子 集英社新書 ★★
B・F・スキナーの流れですね、で分かる人はわかるかな。
学生時代に、あとD・O・ヘッブなんかの本も読んだけど、分かってなかったな。
まだそういう方向でやってる人っているんだなあ、と懐かしい感じがした。
あいかわらずの還元主義かって、悪口たたかれてるのかな。
(生意気なこといって、どうも。しかし、読んでいまいちピンとこなかったな)


「本て、読んだほうがいいんですか?」
「いいっていうのは?」
「ためになるというのか、役に立つというのか」
「ためになるし、ならないし、役に立ったり立たなかったり」
「どういうことなの?」
「読む人次第、ということさ。
同じものでも、ある人はすばらしいと言い、べつの人はくだらないと言う。
どちらが正しいというものではないだろう、求めるものがちがっているだけ。
読みたければ読めばいいし、読みたくなければ読まないでもいい」
「分かったような、分からないような…、そんな感じだわ」


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読書の森からⅠ
本を読んでいなかったわけではないんですが…。
でも、こう書いてみるとまずまず平均ペースですね。
前回からほぼ一ヶ月で、10冊ですか…。
それに小説が(ミステリ含む)一冊もないですね。
うーむ、そういうことだな、ぼくってそういう傾向ありだ。
どういうことかって、現実から遊離しているかなって、ふと思った。
というのか、現実からなにかを見ようとしないのかな。
小説は時代を反映するんですがね…。

あっ、それからこれは書評じゃないですよ、感想文ですよ。
なに、どちらでも同じことだって、確かにそうですな。

「セカンド・ブレイン」マイケル・D・ガーション 小学館 ★★★
『膀胱や心臓や骨格筋の場合、中枢神経系との連絡が絶たれてしまったら、
反射はすべて消失する。』
『腸以外の臓器が存在しない環境で反射が起こったということは、
反射に必要な要素のすべてが腸管壁内に内在していることを示している。』
つまり、腸には脳(その機能)があるということになる。
これって、いまや常識らしいですがね、あなたはそんな常識もってますか?
それに、これは想像しにくいことなのだが、腸の中はすべて外界だということ。
人間を空洞のチューブと考えれば理解できるでしょうか。

「アラフラ海航海記」鶴見良行 徳間書店 ★★★★
楽しそうだなあ。アウトリガーのカヌーで海に漕ぎ出したいな。
こんな旅してみたいな。暮れゆく海の向こうの夕日なんてきれいだろうな。
もう、荘厳というようなかんじだろうなあ、いつかやれるのかなあ。

「谷川俊太郎詩選集1」谷川俊太郎 集英社文庫 ★★★★
谷川俊太郎の詩って、なんだかぼくたちの時代を感じる。
いや、すこし先を見ているような、そんな気分になるのかな。
彼がいることによって、ぼくたちはいろんな視点がもてたんだ。

「脳を鍛える大人の落語」中島英雄 きこ書房 ★★★
そうですよ、笑うことってすばらしいことなんですよ。
笑うこと、泣くこと、感動すること、もろもろ感情を解放しなくちゃ。
それには、笑いが最適(?)。
それに、泣き笑い、笑っていると涙が出てくることってありますね。

「植物は気づいている」クリーブ・バクスター 日本教文社 ★★★★
植物が、人の行動、感情に反応するって話ですが、物語ではありません。
嘘発見器の分野では確固とした立場をもつ科学者の書いたものです。
こんなことってあるわけないと考えるのか、なるほどと興味をもつのか。
ぼくは、後者でありたいといつも考えています。
反論するなら、徹底的にすればいいのです。
訓練された科学的な手順に従ってね、感情論ではつまりませんよ。
読んでみないと、分からないことが満載でしたね。
世界って、まあ分からないことのほうが多いんですけど…。

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クリスマスの奇跡
朝目が醒めて、今日はクリスマスかって思った。
クリスマスって、キリストの誕生日。
なぜか知らないけど、目頭に涙がにじんでいる。
どうしてだろうか、思い出せないけど。


ふと、今日は有馬記念があるなあと‥。
全然予想もしてないなあ~、でも最後だし。
競馬も今日で今年はおしまい。
いよいよ、慌ただしく年の瀬を迎えるんだなあ。
今年もいろんなことがありました。

そうだ、ディープインパクトはいいとして、
あと一頭はどの馬にするかな。
いつもいろいろと考えて当たらない。
涙でふと思い当たって、ハーツクライに決めた。
この一点で決まりだ。


こんなことで予想を決めていいのだろうか。
どうせギャンブル、適当なものです。
夕方帰ってきて、テレビのニュースを見たらやってた。
えっ、なんとハーツクライが一着になってた。
ディープインパクトはきっちり二着、これが競馬だ。
ということは、当たってるじゃないか馬券。


しかししかし、こんなことで馬券が当たるなんて。
ということは、これがクリスマス・プレゼントなのか‥。
と思うとうれしくもあり、うれしくもなし、複雑だ。


冬至
今日は12月22日、暦では冬至です。
一年でいちばん昼間が短い日。
ということは、夜がいちばん長い日でもある。
これからは日ごとに昼の時間が長くなる。
代わりに、夜が短くなってゆくという分岐点。

いろんなことにも分岐点がある。
川なら、分水嶺というのがある。
ある地点から、どちらへ流れるかで名前が変わる。
同じところからスタートしても、
ちがった川になって、山から流れくだる。
ほんのすこしのことで、大きく変わってしまうんだ。

一年の分岐点は、大晦日の除夜の鐘だな。
グウォーンと鳴って、音波は闇をわたってゆく。
煩悩を今夜限りで捨ててしまいましょう。
明日からは、新たな気持ちでまた一年を生きる。
体細胞も入れ替わっていくことだし…。
なんて手前勝手な解釈してる。
それも、毎年同じように…。

人生の分岐点って、いったいなんだろう。
最近、折にふれて考えるんだなあ。
でも、神戸は今朝からしんしんと降る大雪で、
すべては雪のなかに埋もれて凍結してしまった。


あいしてる
谷川俊太郎の詩選集2を読んでたら、
であいがしらに、こんな詩にでくわした。


あいしてる

あいしてるって どういうかんじ?
ならんですわって うっとりみつめ
あくびもくしゃみも すてきにみえて
ぺろっとなめたく なっちゃうかんじ

あいしてるって どういうかんじ?
みせびらかして やりたいけれど
だれにもさわって ほしくなくって
どこかへしまって おきたいかんじ

あいしてるって どういうかんじ?
いちばんだいじな ぷらもをあげて
つぎにだいじな きってもあげて
おまけにまんがも つけたいかんじ



あなたも、だれかを愛していますか?

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見上げる空に
冷気で冴えわたる空をながめながら、
夜道を歩いていると聞こえてくる。
かすれたような声は、懐かしい九ちゃんだ。

『上を向いて歩こう』
作詞・永六輔 作曲・中村八大
歌・坂本九

上を向いて 歩こう
涙が こぼれないように
思い出す 春の日
一人ぽっちの夜

・・・・・・

上を向いて 歩こう
涙が こぼれないように
泣きながら 歩く
一人ぽっちの夜
一人ぽっちの夜



知らずに知らずに涙がにじんでくるような、
そんな思い出はだれにもある。
歌とともに、いろんな場面がつぎつぎと流れてくる。
目をしばたいて、鼻をすすれば、涙の味がする。
そんなときには、
喧騒渦巻く居酒屋の片隅で、焼酎など飲むのがよい。
だれかと話したいとは思わないが、
人の声のするところにはいたい。
ただ黙って飲めば、
すこしはこころが落ち着きもする。

一人ぽっち、か…
そうだな。
生まれたときも、死ぬるときも、人はひとり。
だから生きているときは人を愛するのだろうか。
愛は死に対する反動なのか、とさえ思ってしまう。


空の上で亡くなった人が、
ぼくたちを見守っているんだから、
しっかりと生きないといけないよな、という気分。

こんなことを信じていないのだが…


分子の飛散、悲惨?
プラットホームで立っている人の吐く息が白い。
それをながめていたら、こんなことが思い浮かんできた。

こんなこと言うと、清潔好きな人には嫌われるかもしれないけど…
においって、あるものの分子が鼻の粘膜を刺激して知覚される。
だから、嫌なにおいも、いちどは粘膜で受け止めているんだよね。
手でさわらなくとも、鼻の粘膜で触っている、と言えなくもない。
過度の清潔症も、案外こんなところに盲点があるんじゃないのかな。


そこでいつも疑問に思うことがある。
においの分子が粘膜を刺激しても、息を止めるとにおいを感じない。
息を止めることと、においを脳に伝えることとは関係があるのだろう。
息を止めることが、においの伝送路を遮断するのだろう。
だから粘膜を刺激されることがにおうことではないのだ。

そう考えてみれば、思い当たることがある。
例えば、騒音の中でもなにかに集中していると音を感じない。
けっして聞こえていないのではないのは、確認されている。

寒い電車のホームでこんなことを考えてるぼくって…。
暖かな寝床で、ぬくぬくしていたい、と考えないこともないのだが。


忘年会
今年も残り少なくなって、寒波がやってきました。
ここのところ、風邪気味で自重しています。

年末には「ギネス挑戦忘年会」もあることだし。
これって、昼頃から始まって終わるのは夜中(たぶん)。
それに備えて体調も整えておかなければなりません。
みなさんは、どんな忘年会をしているんでしょうね。

忘年会、って日本的な言葉だと思う。
ほかには、『すべてを水に流す』、と同じ意味かとも思う。
過ぎてしまったことは、しかたがない。
これからのことを考えて、対処していこう。
なんて、おおらかな日本文化であることか。

みなさん、嫌なことは忘れてしまいましょう。
でも、いいことは忘れないように!


女性は謎だ
昨日と今朝、二日連続で出会いました。
久し振りですね、見かけるのは。
ボディコン女性、颯爽としていましたね。

すこし、じっくりと観察しました。
昨日の朝は、ダーク・ブラウンのロングコート。
アンダーは、太い番手のニットワンピース、色はターコイズ・ブルー。


今朝は、黒のトレンチ風のコートだけど、素材はファブリックじゃないみたい。
(すれ違いざまの観察なので、はっきりとは分からなかった)
その下には、ウールっぽい焦げ茶のオフタートルでしたね。
髪はさらに短くなって、厳しいとも思える表情をしてました。
おもわず振り返ってみると、たっぶりしたボトムがゆれていました。
ブーツまでは、見極められなかった、残念。


しかし、かっこういいですね。
年齢は、50歳前後だと思うんだけど…

おまえは朝からなにを考えているんだ、という問いには、
ファッションってその人の個性なのかな、って。
シャープなラインを好む人と、
レースやフリルが好きな人は、確かに性格も違うもの。

どちらがいいとかってことじゃないんですよ。
若い頃、そんな人と話してみると、案外ってことが多かったもので…。
しかし、素敵だなという女性がいたことも確かでした。

当世弁当事情
会社勤めしていると、困るというか悩むのが昼食問題。
ぼくの場合、近くにやってくる弁当屋さんで調達しています。
不規則な食生活を補うべく、検討を重ねた結果選びました。

選ぶ際のポイントがいくつかありました。
まず、一日に必要な摂取栄養素が種類多く入っていること。
おかずのバラエティが多くて、毎日でも飽きがこないこと。

ですから、ぼくの食生活では比重がとても大きな昼ごはんなんです。

ある日の弁当は、こんな感じでした。
おかずが多重層になっているので、見た目よりボリュームあり。
味もなかなかいいですが、難点はごはんがややべたつき気味。

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これではおかずが分かりにくいですね、実はこんな感じなのです。

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野菜の入った巾着、かぼちゃとリンゴのサラダ、ひじき煮、茄子の甘辛煮
だし巻き卵、シャケ、白葱を鶏肉で巻いたもの、ヒレカツ3ケの8種類です。
これで、お代は500円也。


最後に、関係ないですが、ここのおかみさん美人です。
旦那さん(たぶん)も配達に来るのですが、まじめそうな普通人です。
夏休み時期に、男の子(小学生高学年あたりか)がふたり手伝いに。
お子さんもきっちりいるようですね。ちょっぴり、残念(?)。
彼女、芸能人で言うならば「松たか子」似の、しっかりもので働きもの。
会社の女性にそう言ったら、「もっと美人ですよ」と言われてしまった。


ううっ、寒む!
寒いですね、風が身を切るようなとは今日のようなことでしょ。
昼間は暖かな事務所で、ぬくぬくと仕事してますが‥。
でも仕事も終えて、外へのドアを開けると、ひゅーと風がね。
これには、いささか閉口しますね。

地球は温暖化しているんじゃないのか、と言いたくなります。
あれって、ほんとうなんですか?
大局的には、地球は氷河期に向かっていると言う学者もいるとか。
しかし、このようなことは実験で確かめることもできず、
結局は、口のうまいやつが、不安をついて勝利をおさめる、のかな。
そんな気がします、なにせあまりに寒いから、ですね。


これから忘年会などありますから、風邪など引かないように。
今年は、何回やるんだろうな。
忘年って、忘れたくない人もいるだろうに、十羽一絡げ、だな。
なんでもそんな感じがして、ちょっとデリカシーにかけてる。
寒すぎて、思考停止状態なんです。
いっぱいやって、風呂に入ればもとどおり。
進歩ないなあ。

紅葉巡礼in京都 巻の末
いつしか雨もやんだのだろうか、でも寒くなってきた。
吉田山をゆるやかに下る道を、笑い声とともに歩いてゆく。
散歩中(?)のおじさんに記念撮影をお願いして、はいポーズ。
すこし不審だったので、確認すると、なんと足だけしか写っていない!
なんなんだ、あのおやじは、疑惑は募るがしかたがない、もういちど取り直し。
いろんな人々が巷には満ち溢れていて、ぼくを飽きさせることなどない。

紅葉巡礼もそろそろ終わりに近づいてきた。
真如堂の紅葉もみごとなものです。
ここで東京のKとはお別れ、またどこかで会ってどこかへ行こう。

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さらに、黒谷金戒光明寺へとめぐり、本堂の雄大な曼荼羅をながめる。
一期一会、輪廻転生、色即是空、空即是色、思念がめくりめくめぐる。
人の世の不思議なめぐり合わせは、どう理解すればいいのだろうか。
出会えたことの意味を噛みしめながら、お釈迦さんの涅槃図を見た。


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この光明寺の山門もみごとなものだ、公開していたのだが時間がなかった。
まっこと残念ではあるが、いかしかたがない。
ここの売店で、天気も悪いし暮れかかってくるしということで、弁当が半額。
見ると、松茸御飯の弁当など販売しておりましたな、要チェックですかな。
出かけてみようかという人に、ご参考まで。

さらに寺町のアンティーク通り(?)を南下してると、また雨が降ってきた。
しかし、今回はよく雨に降られたものだ。だれか、雨なんとかがいるのか?
満員のバスで京都駅に向かうが、夕暮れ時の大混雑でした。
駅ビルの居酒屋になんとか席を確保できて、ひとやすみ。
最後に再会をそれぞれの胸に描きながらの乾杯でした。

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またいくつもの記憶がぼくのなかに積み重なっていったな。
たくさんの笑顔と、楽しい思い出をありがとう。
また、いつかどこかで…。

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紅葉巡礼in京都 巻の5
いま向かっているのは「茂庵」(もあん)というレストラン。
吉田山の上に一軒ぽつんとあるというのですが、歩くしかない。
まだ小雨の残るなか、黙々と一列に並んで進んでいくんですな。
ヒトの食べることへの執念、それも女性のものはすごいですね。
でも、これがあるから人類は滅びもせず連綿と存続してきた(?)。
まあ、ぼくならお酒に対する執着みたいなものなんでしょうな。

さあ、やっと到着いたしました。
古い小学校の校舎といった趣の、なかなか感じのいい建物です。
すでに幾人かのお客さんが、順番待ちをしておりました。
ぼくたちも早速順番待ちの用紙に記入して、ほっとひと休み。
こんなところへ女性を連れて来れば、評価上がること請け合いです。
「なんて、素敵なところなの」
「そうでしょう、あそこに見えるのが大文字ですよ」
「ほんと、お料理もきっとおいしいんでしょうね」
「そうですね、景色も料理のうちってことなんですね」
「なんだか、うっとりするわね」
なんてことになるかどうかまでは、知りませんがね。


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そうこうするうちに案内されて二階へ、ほうこんな感じですか。
なかなか落ち着ける雰囲気が、瞬時に感じられました。
料理を待つ間に、話したり窓の外の景色を眺めたりしてました。
名前は忘れましたが、ビーフシチューですな、なかなか美味しいです。
ぼくたちには、これくらいで量的には充分ですね。
静かな空気のなかで、ゆっくりと話したり食べたり、楽しいですね。
お茶も飲んで、そろそろ腰をあげましょうか。

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そうそう、ここの厠が女性にたいそう評判がよかったですね。
離れにあるのですが、ストーブがあって、とても暖かいのだそうです。
経営者のみなさん、こんなところを客は評価しているんですよ。
寒い京都ならではの配慮、というところですかな。
また、来てもいいな(こんな店少ないんですが)、と思いましたね。


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紅葉巡礼in京都 巻の4
一夜明けて、携帯電話の音で眼が醒める。
もう、あるいはまだ、8時なんだけど、女性はスタンバイらしい。
そういえば、今朝は永観堂に7時半とかって、冗談言ってたな。
窓の外を見ると、しとしとと絹糸のような雨が降っていた。

Kくんと急いで支度して、モーニングを食べに喫茶店へ。
京都駅に後発の連中もやってきたようだ。
雨の中、バスを使って永観堂へやってくるが、悪天候でも人は多い。
これで晴れてたら、それこそ繁華街並みの人出になるのだろうな。
そう考えれば、この程度なら悪くはないな。
雨に洗われて、紅葉がまたいちだんときれいだ。
玉砂利に落ちた紅葉が、みごとなコントラストで美しさをみせる。
NくんとWさんも、にこやかな笑顔とともにやってきた。


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哲学の道、われらが若い頃のデートコースの定番である。
砂利まじりの道を、小石をけりながら歩くと、小鳥もさえずる。
笑いながら、話しながら行きつ戻りつ歩いていくのだろう。
慈観寺までの距離が、やけに短く感じたのではないかな。
疎水沿いに真紅のもみじが鮮やかで、燃えたつようだ。


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道のなかほどから逸れたところにひなびた稲荷社があった。
いわゆるB級の場所といえば、分かり易いだろうか。

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安楽寺を過ぎても、なおも紅葉巡礼は続いてゆく。
銀閣の参道までくれば、土産物屋が軒を連ねている。
京都は、やはり「おたべ」なんだろうか、いろんな種類があるもんだ。

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雨もすこし小降りになってきて、おなかもすいてきた。
本日のメイン会場なる吉田山へ向かおう。
疲れただろうけど、おいしい食事のためにはこれも試練である。
空腹に勝る御馳走なし(って失礼しました)、さあ坂を登っていきましょう。

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紅葉巡礼in京都 巻の3
圓通寺を後にして、ゆるやかな下りの道を歩いていった。
深泥池からバスに乗って、烏丸御池へ、
さらに地下鉄に乗り換え「蹴上」へと向かう。
夕闇迫る南禅寺へと歩いていくと、もう薄暮に紅葉はにじむ。
再度、蹴上から「三条京阪」へ地下鉄で行く。
三条大橋を渡ると、もうそこは先斗町なのです。
若い頃によくみんなで行った「」の看板が見えてきた。
懐かしくて、涙がにじんできた(ちょっと、オーバーか)。

おなじみ先斗町の狭い石畳の道を歩いていくと、ありました。
「花心亭 みのこう」、なかなか落ち着いた感じでいいじゃないか。
入ると、二階へ案内された。
十人以上も入れるような部屋が、貸切である。
テーブルのセッティングもできて、ラッキーな夕食となった。
これなら、落ち着いて食事もできるし、周りも気にならない。
おまけにぼくたちのために、老齢ながらしっかりとしたスタッフがついた。
いろんな質問にも、丁寧に答えてくれる。
料理もおいしかったし、また今度も来ようかなと思わせるお店でしたね。

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さて、これから「青蓮院のライトアップ」へとそぞろ歩いていきます。
入場料1000円はすこし高いですがね、京都のブランド料ということです。
庭園の青色ルミネッセンスの演出もあり(子供騙しみたいなものです)、
ピアノ演奏にタップダンス、それも若い女性がタップを踏んでました。
竹林の照明は、でも効果的でしたね。鳥たちは迷惑でしょうが…。
まずは、こんなものでしょうか。でも一見の価値はありそうです。

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今夜の宿に入ったのが、すでに10時頃になってました。
しかし、すんなりとは寝ませんね、この集団は。
まだまだ、大部屋に集まって話すことしきりで、どんな話だって。
それなんですがね、忘れちまったなあ、これがね…。


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紅葉巡礼in京都 巻の2
駅で降りて、学生に圓通寺までの道を聞くが、誰一人として知らない。
ここ精華短期大学前からは歩いて行くしかないのだ。
静かな住宅街を、それでものんびりと(?)すこし小雨を感じながら歩いた。

臨済宗妙心寺派 大悲山 圓通寺、ひそやかに鎮座しておりましたね。
四百坪といわれる庭のはるかかなたには、比叡山がながめられる。
いわゆる借景というやつですね、しかしいい景色です。
観光客が多いが、気にもならん。
こころ静かにして、なにをか思わん。
正座なんぞはしない。
あぐらをかいて悠然と座っている、ようにみえるだろう。
しかし、実のところ足がつりそうで、ずっとマッサージしていたのだ。
なんともはや、さまにならんこと、はなはだしい。
修行が足りんということだ。


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そんなこんなで庭をながめながら、物思いにふけっていると、
寺の坊主がなにやら説明(?)を、うだうだと声色混じりに始めたではないか。
その話のなかにでてくる皇室のだれそれには敬称をつけるのに、
釈迦と呼び捨てではないか、これが正しい呼び方なのか、いささか疑問だ。
話の内容はといえば、つまらぬ愚痴まじりで、途中から聴くのをやめた。
しかし、眼前の山も庭も、まったく変わることがなかった。


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夕暮れが近づいてきたのであるからして、ここにとどまるわけにはいくまい。
先斗町で予約している店もあるからして、そろそろ向かわねばなるまい。
なんと、坊主の口真似になっているではないか。
げに、おかしなことよなあ。
すくなからず空腹感を覚えるのは、これもまた人の世の常なのであろう。

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紅葉巡礼in京都 巻の1
12月3日(土)JR京都駅、午前9時30分、中央改札口、寒し。
集合時間になったが、東京から来るKがまだ見えない。
とっくに着いてるはずなんだけど、広い京都駅で迷子か(?)。
と言ってるうちに、なんとか当初のメンバーが集合してきました。
本日のメンバーは、女性が東京からTさん、Kの二人。
岐阜からYちゃん、岡山からT先輩とT、で5名。
男は倉敷のKくん、宇治からKちゃん、神戸からのぼくで総勢8名です。

京都駅地下街の「イノダ」でコーヒーなど飲みながら、本日の行程を検討。

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京都観光一日乗車券、1200円也を地下街のショップで購入。
まずは、地下鉄烏丸線で国際会館まで行く。
ここから叡山電車の「岩倉駅」まで、賑やかに話しながら歩く。
そして「鞍馬駅」までなんとかやってきました。
鞍馬山と言えば鞍馬天狗、それも嵐勘十郎だから年代が分かるな。
待合室には、天狗の面がふたつ並んでいた。
ここも紅葉が鮮やかで、きれいだ。

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「鞍馬寺」までは、ケーブルカーで登ります。
NHKの「義経」のせいなのだろうか、観光客は多い。
下りは歩いて降りよう。健康のために、歩け歩けだ。
ほんとうに足腰を鍛えておかないと、これからも旅ができないぞ。
なんとかかんとか下ってきて、お昼時分になってきた。
あっちだこっちだと言いながらも、鞍馬駅周辺のうどん屋に入る。
雨も降ってきて寒くなってきたので、ここは鍋焼きうどんで決まりだな。
「なに?できない!なんということだ」
アルバイトの男子学生にいってもしかたがないな。
ビールなどすこし飲んで、ほっと一息というところです。
しかしながら、商売気のない田舎のうどん屋さんでした。

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雨を電車の中から眺めながら、友の顔を見ているといろんな感慨が湧いてくる。
いつまでもこうして旅していたいな、なんてすこし思ったりもするのです。

テーマ:真鍋島の愉快な仲間 - ジャンル:旅行

弛緩状態
今日はなんだか寒くて、ぼーとしていて、書く気がしない。
こんなことって、ときにありますよね。
なにかを考えているのでもなく、思っているのでもなく、
ただ、呆けたような顔して(たぶんね)いるのでしょうな。

貴重な人生のひとこま、と考えるのか、
緊張と弛緩(桂枝雀さんがよく言ってました)の一瞬だと思うか。


こんな時間があってもいいと思うのですが‥。
ということで、今夜はゆっくりと焼酎をお湯で割って、
味わいながら、なにも考えないでひととき過ごしています。

また、明日からは京都でのことなど書きますかな。
ぼくのことだから、どうなるかは分かりませんが‥。

風の吹く夜に
12月の3・4日と土日を利用して京都に行ってきました。
東京からTさんを迎えて、岡山や倉敷からも友がやってきました。
どたばたの二日間、雨に降られましたが楽しく過ごせました。
その様子はまた後日に、書いてみたいと思っております。

今日は弟の奥さんのお父さんの葬儀に出かけてきました。
80歳でした。風が強くて、とても寒い一日でした。
久しぶりに、弟の娘二人の顔を見ることができました。
すっかり、大学生の顔になっていましたね。
二人とも家を離れ、東京と愛媛で国立の大学に行ってます。
こんな形で、みんなの支援・恩恵を受けているんですね。
中学生の頃の、かわいい姿をつかのま思い描いていました。

ヒトって、身体の全細胞が二年も経たない間に入れ替わるらしい。
ふつう、新陳代謝とかって言ってますね。
でも考えれば、不思議なことではあります。

成長して顔つきもすこし変わっても、だれそれだと分かります。

頭の中では、めまぐるしく最近の記憶が渦巻いています。
なんだか、夢を見ていたような気分にもなる今夜のぼくです。

言葉の変遷
いまの若者の言葉は乱れている。
なにを言ってるのか、さっぱり分からない。
正しい日本語を話せないのか。
などなど、言葉についての巷の喧騒は、ときおり聞こえてきます。
でも、どうなんでしょうね。
『いまどきの若い者は、なっとらん』と同じじゃないですか。
そういうあなたも、若い頃にはそう言われてたんじゃないのかな。
そういう意味では、確かに歴史は繰り返します、ね。

まず、いまの若者の言葉は乱れている。
これはね、いつの時代でもきっと言われてたと思いますよ。
つぎの嘆き(?)と同根ですね。

続いて、なにを言ってるのか、さっぱり分からない。
これは、当たり前なんです。
分からないように話しているんですから、分かっちゃ駄目なんです。
隠語と同じなんですから、仲間内だけで通じるような言葉なんです。
芸能界ややくざの世界などにもありますね。
そうすることで、一種仲間内の結束を高めようとするんでしょう。
それに、他から見て分からないということに、優越感を感じるようです。
ふだん莫迦にされる連中を見返す、そんな無意識も働いているのかな。
こういうにおいって、すぐ仲間はかぎつけます。
それであっというまに広がったりもするようです。
でも、それでみんなが知ってしまうと、急に魅力も失ってしまうんです。
自分たちしか知らなかったときは、あんなに素敵だったのに。
このあたり、男女関係と似ているんでしょうか(よくは知りませんが)。

最後に、正しい日本語を話せないのか。
これも、言葉って固定していないですからね。
ちなみに、当たり前って言葉、知ってますよね。
これって、どういうふうに成立したかご存知?
最初に、「当然」、これは漢語ですよね、があったんです。
「当然」→「当前」→「当たり前」
書き間違いを、読み下してできてきたんですよ。
いまでは、それこそ当たり前に使われてますけども。


雑記ノートより(1)
ちょっと仕事など忙しくて、思考も定まらず、書くひまもない。
そうだと思いついて、雑記ノートを読み返してみる。
こんなのがありました。

 日本の国号

 「日本(にほん、にっぽん)」
 「日の本(ひのもと)」
 「大和(やまと)」
 「倭(やまと)」
 「大八洲(おおやしま)」
 「敷島(しきしま)」
 「扶桑(ふそう)」
 「秋津島(あきつしま)」
 「豊葦原中国(とよあしはらのなかつくに)」
 「豊葦原千五百秋瑞穂国(とよあしはらのちいほあきのみずほのくに)」
 「神のおのころ島」
 「浦安の国」


ずいぶんと、たくさんあるものですね。
これで、思いあたることがある。
本居宣長の和歌にもでてきますね、敷島の云々と。

と思うと、こんなのもありました。

 バハラット・ガナラージャ

これって国名ですが、知ってましたか?
「インド共和国」の正式名称なんだそうです。

で、どうなんだ。
と言われても、返す言葉もありませんが、トリビアということです。
こんなこと、折にふれて書き込んでいるんです。
後になって、なんで書き込んだのか分からないものも、もちろんあります。



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島を旅するときが楽しいですね。
遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

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