ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
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五月晴れ
雨が続いたあとに、晴れわたった空がひろがった。
風は若葉のにおいをのせて、よどみがない。
街を歩く人たちも、どこか楽しげにみえるのは気のせいか。

若鳥に成長したツバメが風をきって飛んでいる。
梅雨にもはいったかどうか分からぬのに、もう初夏の気配である。
水にはぐくまれた生命の脈動が感じられる。

「水の惑星」地球、の美しい季節である。
こんなとき、たまらなく旅にでたくなる。

「なにか嫌なことでもあったの」
「不満だとか不服だとか、というのじゃないよ」
「それでも、どこかに行きたいのね」
「そう、渡り鳥がその季節がくると落ち着かなくなるだろう」
「旅がらす、っていうわけね」
「ホルモンレベルがあがってきてるのかな」
「帰巣ホルモン?」
「そんな道理はないだろうけど、いや確かに」
「男はみんなそうなのかな」
「どうなんだろう、風に吹かれてって」
「サツキハ コイノ フキナガシ?」
「さもありなん」


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携帯電話の女
それは、いつもといっていいほど出会う光景である。
S駅から会社近くのI公園にさしかかると、右手からやってくる。
年齢は20歳代後半あたりだろうか、すらりと長身である。

携帯電話を左手に持ち、肩にはトートバッグをかけている。
すこし、左肩をすくめるような感じで、歩きながら話している。
なにを話しているのかまでは、聞こえてこない。


でも、ずいぶんと楽しそうな顔で話し込んでいる。
いったいどんな話をしているのだろうか。

不思議な感じがするのは、それが毎朝ということなのだ。
なにをそんなに喋ることがあるのだろうか。
ひとときも離れていられない熱愛カップル、なのだろうか。

それにしても、そんなにいつも電話していると、
毎月の料金はどれぐらいになるのだろう。
家計を圧迫していないか、それが気になってしかたがない。


解体作業
K市のP島に買い物に行った帰り道のこと。
前方に見えるのは、大観覧車のはずだったが…。

そういえば、もう営業していないんだった。
どこかがあとを受けて、継続するのかなと思っていた。
でも、解体作業が始まっていた。

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ジェットコースターも解体がすすんでいる。
もう、なくなるのが決定ということか。

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形あるものは、いつかはなくなるのが運命である。
それは、分かっているのだが。
思い出のあるひともいるのだろうな。
などと、愚にもつかない感慨が湧いてきたりした。

さて、跡にはなにができるのだろうか。

読書も修業のうち?
哲学書って、内容が難しいのか、書き方が回りくどくて分かりにくいのか。
自分が急に莫迦になったような気がするときがあるものです。
さらに輪をかけての本が、解説書だったりして…。
むずかしい内容を、やさしく書いてほしいという意見。
むずかしいことはむずかしいのだ、そんなことはできない、とする立場。
なにがむずかしいのか、それも問題なのだが、どうなのだろう。

「友情を疑う」清水真木 中公新書 ★★
友情論の系譜を書き連ねてあるのだが、これといったことはない。
どうもこういう議論は興味が持てないのである。
モンテーニュの呟き。私は何を知ってるのか?(Que sais-je?)
なにを考え、なにを知りえたのだろうか、ということに行き着くしかない。
すこしは著者の考えも述べてほしい気もするのである。
しかし、本を読んで疲れると、まったくぐったりという態になるな。

「本が好き、悪口言うのはもっと好き」高島俊男 大和書房 ★★★★
この本を読むのも二回目です(どうしてって、読んでて気がついたのです)。
でも、おもしろいから全然気にならないし、ああ、そういうことだったんだと。
こうして二度読んでみると、うーんこの文章はいまいち書ききれてない。
などと、多少の批評も交えて読み進めることができるから、いいのかな。
書評もあって、養老孟司氏と奥本大三郎氏が入ってるのがよかったな。
図書館で本を見ながら歩いているときに、高島さんの本を発見しました。
向田邦子について書いてある本「メルヘン誕生」、これは次回にでも。

「天使の遊戯」アンドリュー・テイラー 講談社文庫 ★★★
刑事の夫マイケルと副牧師の妻サリー・アップルヤード。
そして恐ろしい事件に巻き込まれる幼い娘ルーシー。
事件の背景にあるキリスト教世界がおおきな意味をもっているのであろう。
それが分からないだけに、いまひとつ入り込んでいけないのが難点。
それでも、事件に登場する人物は書き分けられていて、おもしろい。
猟奇的な殺人の趣もあるのだが、まだ事件は始まったばかり。
三部作の初めだとかで、あと二作に興味が湧いてくるのだ。

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電設工業展
今日は仕事は昼までにして、
大阪の南港にある「インテックス大阪」へ行ってきました。
これも仕事のうち(?)なのですが…。

「2006電設工業展」が開かれています。
電気関係の資材とかもろもろの展示があります。
今日は、天気もいいし風もさわやかでした。
いろんな企業がブースをだしています。

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まず目を引いたのがこれ。
「風流鯨」(かぜながすくじら)というネーミング。
家庭用の風力発電機です。
(広い庭がないと無理でしょうか)

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太陽光発電もありましたよ。
やはりエコロジー関連は人が多く集まっています。

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こんな名前ならご存知でしょうか。
ただ看板とCMを流しているだけでしたが。

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おっと、M氏の息子の就職先がありました。
いるかと思ったけど、いるわけないか。

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日本の技術も捨てたものではないのです。
やはり、たまに外に出るときもちいいですね。

残された絵
明日はKさんが亡くなって三年になる命日。
こころ落ち着かないで、昔の写真など見ていた。

Kさんは絵を描くのが好きで、何枚かの絵を残した。
S邸にも、猫の絵が飾られている。
亡くなったあと、何枚かを絵葉書にした。
そのなかで、ぼくはこの絵が好きだ。

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花はトルコキキョウというんだと、あとで教えてもらった。
Kさんのえがく女性はみなどこか頼りなげだ。
そう思っていたが、そうでもないか。

どこか芯を感じさせるというのは、思い込みだな。
なにもそんなことなど考えて描いていない。
ただ、描きたいようにかくだけよ。
そんな声が聞こえてきそうだ。

部屋に残されていたこの絵は、いまはどこだろう。
飾られていた花と、よく息があっていた。

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読書の迷い
本を読んでいるときに、どうしてこんなつまらない本を(失礼)読んでるのか、
人生の時間の少なさが目につきだした(若いときとの相対的なものだが)のに、
と唐突に思いはじめると、無性に自分が腹立たしく思えてきたりして、
読むのをよせばいいのだが、それもできなくて、それがまた癪さわるのである、
というような経験をしたことがだれにもあるのだろうかと、ふと考えたのである。
(こういう調子で、本一冊一文(?)で書かれたものを読んだことがある。
いま考えてみれば、内容がつまらなかったというだけのことなのだった)

「楽しいぞ!ひと昔前の暮らしかた」新田穂高 岩波ジュニア新書 ★★★★
『人の食べ物は本来、四里、つまり十六キロメートル四方で穫れたもので
賄うのが自然だと聞いたことがあるけれど、』という述懐がよく分かるのである。
「地産地消」ということですね。日本は果たしてそうなれるのだろうか。
おおきく日本といわなくとも、自分の食べるものは地域に産するもので、である。
それが都会に住んでいると、いつしか忘れてしまうのであり、意識もなくなる。
スーパーの値段に一喜一憂するのも、また庶民の生活観(?)なるや。

「出口のない海」横山秀夫 講談社 ★★★
映画にもなった「半落ち」で一躍有名になった作家。
戦時中の話、それも特攻隊の青年で、人間魚雷回天の搭乗員だ。
ぼくは戦後の生まれだが、少年漫画雑誌に戦争読物があったのを憶えている。
小学生の頃、一心に潜水艦をスケッチブックに描いたこともあった。
戦後になって批判するのはたやすいけれど、渦のなかでは容易ではない。
ではぼくは、いまの時代のなかで流されてはいないか、といつも考える。
はっきりと、流されてないと言える心境になりたくもあり、またなりたくもなし。

「ああ、顔文不一致」勢古浩爾 洋泉社新書 ★★★
大宅壮一に有名な「男の顔は履歴書、女の顔は請求書」という言葉がある。
顔と文章って、一致するものでしょうか。
一致するとは、どういうことを言うのでしょうか。
なんとなく、分かるような分からないような、そんな気分で読んでました。
登場する芸能人とかが分からなくて(知らなくて)、読んでても困惑。
それに、作家の顔って案外知らないものだと気がつきました。
判別できる作家って、漱石、鴎外、龍之介、太宰、安吾ぐらいかなあ。
そうそう、なぜだか川端康成と朝永振一郎を混同してしまうんだな。

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書のこころ
この前といって、もうひと月以上になるのだが、
毎年恒例のM島での、歩きながらの会話。

この島で映画だったかの撮影があったのよ。
そのときの出演者で書をよくする人がいてね。
円福寺に残していったそうだと聞いてね。
お正月に見せてもらったんだ。

「それがねえ、名前がでてこないなあ」
「顔はもうすぐにでてくるんだけどなあ」
「なんとか榮って名前なんだなあ」
「滝田栄じゃないんだな」
「もっと年くってってさ」
「主役じゃなくて、脇役でさあ」
「スケベな役もうまいんだよな」
「って、だれなのよ」


というような会話があって、写真を撮ってました。
書ですが。
まずは、御笑覧あれ(ってぼくの台詞じゃないな)。

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ああ、すっきりした。

路傍の花
タイトルを見て、すぐに「路傍の石」を連想しなかっただろうか。
山本有三の小説で、なんども映画になったはずである。
ぼくが見た映画は、主人公吾一を太田博之が演じていた。
もちろんモノクロで、両親が森繁久弥、原節子だったと思う。
小学校高学年の頃だったのではないかと記憶している。

勉強はできたが、貧しくて中学校へは進学できなかった。
家計を助けるために呉服屋に丁稚奉公にでる。
が、そこのバカ息子(同級生)は中学校に通っている。
ぼくのほうが勉強ができたのに、と悔しくて涙を流すのである。
というような話だった。

K市の中央図書館へは、日曜日に行くことが多い。
楠木正成を祀っているM神社(通称、楠公さん)の横を通る。
いつも通る道すがらであるが、こんな花が咲いていた。

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視線を花からもどして、腰を伸ばし空を見上げると、
以前Kさんが入院していた病院が見える。
いまも生きていたら楽しいことが多かったのに、とつい思うのだ。
あと一週間足らずで、三年の年月が過ぎる。


昔の看板
この前N市のM宅で、歌手の松山恵子をテレビで見た。
懐かしい歌を聴いた、「だから言ったじゃないの」など。

(しかし、ケイコって名前の女性は美人が多いのである)
(そう言われれば、そうだというしかないだろう)
(ぼくたちも周りにも、該当する人がいる)
(これは、一般論としてである)
(しかし、統計はとっていない)
(なにも魂胆など、まったくと言っていいほどない)


40型だとかの、でっかいSONYの液晶テレビで見た。
(ちなみに、O市のOくん宅はプラズマの50型だったかな)
(なぜか、大きさで張り合っているのである)


その彼女が最近亡くなったとネットのニュースで知った。
似た名前の芸能人に、松山容子がいる。
彼女はボンカレーのコマーシャルで有名だ。
昔の宣伝看板を記憶している人もいるのではないだろうか。

以前、丹波篠山に行ったときに、こんな看板を見かけた。

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ときには、昔のことを回顧して懐かしんでもいいではないか。
加えて、古いものも(ものだけではなく)大切にしよう。

吉備路
そうこうするうちに、六日になりました。
家でじっとしていることができずに、また出かけることに。
行き先は吉備路の備中国分寺に定めて車で出発。

雄大ですね、お寺の五重塔っていいですね。
幸田露伴の小説にもありました。
地震等で倒壊した塔は、ひとつもないのですが、
台風で修復中の足場が崩れて、被害があったのはここの塔です。


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運よく一般公開中で塔のなかが見ることができました。
こんな木彫りのものがありましたが、なんというのでしょうか。

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ここに干支が各面三つずつ彫られているのですが…。

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周辺をのんびりと歩きます。
造り酒屋の資料館はお休みでした。
道の駅で窓際に座りアイスクリームをなめていると、
だれもいなかったのに、いつのまにか満員ちかくになっている。
人は人のいるところに集まってくるのでしょう。

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もうもり塚、造山古墳などめぐって、夕方になってきた。
近くにある宿泊施設の温泉で汗を流す。
湯船は気持ちいいのだが、
洗い場の数が少なくて、場所が空くのを待ち状態だ。
これは、設計ミス、それともうれしい誤算なのだろうか。

こうして今年の黄金週間は幕引きとなりました。
お世話になったかたがた、ありがとうございました。

宴はいい、なもの
さて今夜はOくんの家で、宴会(また?)です。
そういえば、今日は好天、ゴルフ日和になりました。
楽しくラウンドできたんでしょうか、あのふたり。

夕方のなって、そのまま車でOくん宅に到着です。
買出し中とかで、Yくんが出迎えてくれました。
ゴルフ焼けで、顔が赤いですね。

「ところで、スコアはどうだった?」
「なにそれ、自然に親しむことを本分としてます」
「ふーん、悪かったのか」
「なにを言ってるんですか、こだわっている間は駄目です」
「そういうものですか」
「ああ~」
「思い出させちゃった、ごめん」
「…」


さて、今夜の肴はこんなところです。

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飲み物は、こんな珍しいものが出てきました。
(Oくん、ほうとうにいつもいつも、おいしいものをありがとう)

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さらに、こんな秘密兵器を用意していました。
(エレキギターではありません、電子ギターかな?)

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げに、エレクトロニクスの世界は広大無辺なのであります。

読書の深さ
ゴールデンウィークを、あちらこちらと車で走りました。
温泉にも入り、訪れた土地の景色を眺め、お酒もちょっぴりと(?)。
しかし、読書も忘れたわけではないのですよ。
今年は読書ペースがゆったりですが、気にしないでいきましょう。

「いのちの対話」河合隼雄 潮出版社 ★★★★
生きてるだけで、大変であり、生きてるだけで、楽しいのである。
生きるなかでは、いろんなことに遭遇し、悩みもするけど感激もする。
精神分析理論を科学ではないと批判する人がいるのも事実だ。
しかし、なにが正しいかは、なにが科学であるかではないことも自明。
その正しいかが、どういう意味を持つのかはが、また千差万別なのだ。

「大きなお世話」日本文藝協会編 光村図書出版 ★★★
いろんな人のいろんな随筆が集められている。
気楽に読めるのだが、そんななかでおもしろいと思えるものはすくない。
ぼくが興味深かったのは、瀬戸内寂聴さんの文章だった。
こんな下世話な(?)話がなぜかおもしろいなんて、どうなんだろう。
どんな話かは、ご自身で読んでいただくほかはないのである。

「カーテン」ミラン・クンデラ 集英社 ★★★
副題が、7部構成の小説論とあります。
ですから、ノベルではないんですね。そうっだたのか、うかつでした。
いつもこんな感じなんですよ、あわてものです。
でもこのなかに出てくる作家で、ああこの人のを読もうと思いました。
カフカとフロベールかな、と思ったりした。
しかし、なかなか小説を読まない、あるいは読めないのである。
それはどうしてか、というような話は別の機会にでも。

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郊外彷徨その2
食べて話して、T市をあとにします。

「帰り道だから『ちくたく工房』に立ち寄ってみない」
「ああ、あのダッシュ村か」
「そうそう、今日あたり作業進行中だと思うわ」
「では、ご挨拶がてら行ってみますか」
「レッツゴー」(なんてほんとは言ってませんけど…)


畦道のような細い道を入っていくと、見えてきました。
玄関を入った土間で、みなさんお茶を飲んでいました。

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大工さんが補修作業を続けていました。
ぼくもすこし家具の移動などをお手伝いしました。

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電力量計もこんなに古いものです。
もちろん、ちゃんと動いていますよ(当たり前です)。
電気の配線など見ると、昔のことを思い出します。
そうです、小さい頃の家もこんな感じの電気配線でした。
黒い梁が高い天井を、縦横に横切っていました。

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こんな家で夜になると、囲炉裏をかこんで話をする。
都会人はそんなことを夢想するのでありますが、
しかしながら、冬は寒いだろうなあ、とは思われます。


郊外彷徨その1
「T市まで行ってみないか」
「そうそう、あの番組見たら食べたくなったわね」
「報告もしておかなくてはね」
「一石二鳥、というわけ?」
「そうと決まれば、いざゆかん」

去年の10月に蒜山ツアーのときに立ち寄りました。
おなじみ(?)「じゅうじゅう亭」です。

こんな番組で紹介されたのを見たのです。
(四国N市のMくんがビデオを撮っていてくれました)
http://www.webtsc.com/prog/kazoku2/index.htm

「オムライス&ハンバーグ」
なかなか、ふんわりしておいしかったですよ。
百聞は一見に如かず、実物をどうぞ。

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これはTが食したオムレツ、ジューシー(そう言ってました)。

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しかしねえ、こればっかりは食べてみないと、ね。

でも、いろんなところに友がいるのは楽しいものです。
旅の友(って、冷凍みかんじゃないよ)なんというのかな…。
長い間会ってなくても、「よう」「おうっ」なんて感じで、
すぐに昔の感覚に戻れるのが、なんといってもいいものだ。


街の魅力
インパクトのある、I市探訪を終えて、M夫妻に見送られて帰路に。
N市をあとに、帰りは高速道路をひた走ります。
車が少なくて、初心者(?)でも安心だけど、ちょっともったいないです。
(連休の谷間で、車も少なかったのかも知れない…)
瀬戸大橋をわたる頃には、陽が傾いてきていた。

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O市の家に車をおいて、再び街へと出かける。
以前行ったことのある場所なのだが、はっきり憶えていない。
このあたりだろうかと見当をつけながら修正しつつ歩く。
なんとかたどり着いてドアを開けると、笑顔が待っている。
Oくん、YくんにCセンパイが。

ほんとうに、こんなに楽しくていいのだろうか。
楽しさを使いきってしまうのではないか…、などとは考えない。

「楽しさって、総量が決まってると思う?」
「そうね、幸運はこんなことで使いたくない、ってよく言うわね」
「そうだな、でも楽しさはちがうと思うな」
「どういうふうに?」
「楽しさはね、バクテリアなんだよ」
「??」
「いい環境に、つまりいい仲間にね囲まれていると」
「どんどん、あとからあとから増えてくる?」
「そうそう、だからどしどし使わなくっちゃ」
「それって、のむための口実では?」
「…」


こうして夜は更けてゆくのであります。

不思議探訪
まずは、「薫林庵」
なかなかいい焼き物など揃っていました。
ぼくがなによりも気に入ったのが、そのロケーション。
すぐそばを川が流れ、裏(?)には山がせまって幽玄の趣あり。
「うーん、いいなあ」

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帰り道に、「鈍川せせらぎ交流館」で汗を流す。
しかし、石鹸もシャンプーも備え付けなし(珍しいですね)。
湯の感じは、よかったですよ。

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お昼にと入ったのが、「やまびこうどん」これがうまかった。
だしが効いてて、麺もほどよい腰があり、満足でした。

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最後に、中国茶の「行」と書いて、あん。
看板もないお店、しゃれた郊外の邸宅といった雰囲気。
店内は暗くて、『阿片窟』はこんなところかと思わせる。
(ひとの想像力って、なにを言い出すか分かったものではない)

20060509214310.jpg

暗がりのなかで、中国茶をいただく。
なにか、こころがゆったりとむかしに戻ってゆくようでした。

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遭遇する日々
昼ごはんもなんとか終えて、
暖かな陽のなかを、のんびりと西へ。
車中ではなんということのない時間がすぎる。

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N市に無事到着。
ナビによるとこのあたりだな。
たしかこのあたりを曲がって…。
後ろから車が来たので脇によって停まる。
あれっ、そのあとから来たのはM氏の車だ。

「わー、偶然だなあ」
「あれっ、Yくんも乗ってるわよ」
「お久しぶりです」
「奇遇ですね、でもないか」


M家ではHちゃんが、おいしい料理を作ってくれてました。
あとから、B市のOくんもやってきて…。

例によって楽しい酒宴が繰りひろげられたのであります。
うーん、幸せすぎる。
それって、飲み放題の別名なのかしら。
いえいえ、素直ないまの心情なんですよ。
いつのまにか、眠りに陥っていました。

『がもう』
5月1日朝早くに家をでて、車で四国へ向かう。
高速道路を回避しながらの旅である。
四国フェリー(割引券で、400円引き)に乗船。
のんびりと海をながめながらの船旅はいいものだ。
フェリーは運転を休んでいる間も、距離をかせぐ。
これが、なんといってもいいものなのである。

「さて、どこかでお昼を食べようか」
「そうね、お腹もすいてきたわね」
「たしか、うどんの『がもう』はこのあたりでは」
「まだ、だいじょうぶかな」
「よーし、行ってみよう」


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途中のコンビニで道を聞くと、もうすぐそこ。
細い道を進むと、前方にガードマンのおばさんが…。
なんだか、人がいっぱいだ。
列に並んでると、「あと、30玉くらい」と聞かされる。
ぼくたちの、すこし後ろで本日終了。

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小(1玉)と大(2玉)、それぞれにあげを乗せて、
(天ぷらはもうなかったのです)420円なり。
ところで、お味の方は?
まあまあ、でんな。
(だしがぬるい、のがやや不満でありました)
(鉢をもって場所探しにうろうろしていたからかな…)

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プロフィール

ムッシュ

Author:ムッシュ
島を旅するときが楽しいですね。
遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

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