ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
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読書の候
読書と気候、関係があるのかな。
それは暑い頃より、涼しい季節のほうが読書もすすむというものでしょう。
秋は読書だけではなく、食欲の秋ともいわれています。
食べることは、食べ物そのものの味だけではなく目で耳で五感で味わう、とも。
どうも、読書もそういうところがあるのではないか、などと考えるのです。
いい書物に巡りあえたときの感激と、おいしい酒を飲みながらの読書三昧境。
こうしたことも、読書の楽しみのひとつではないでしょうか。

「『脱亜超欧』へ向けて」呉善花(お そんふぁ) 三交社 ★★★★
名前から推察されるように、著者は韓国人である。
『スカートの風』角川文庫、を初めて読んだときの新鮮な驚きはいまでも残っている。
日本人と韓国人、見た目は変わらないのに国民性には大いなる違いがある。
攻撃的・直情的な韓国人、受身的・慎重な日本人というような構図もある。
この受身的な姿勢は日本語の受動態の多用にうかがい知れる、と著者は言う。
確かに、○○させていただきます、というような表現は多いと思う。
そういう心情からでない場合でも、そういう使われ方をすことがある。
ということは、無意識にの言動があらわれるのだ。
言動は行為へとフィードバックすることも多いのである。
本質の根は深く日本人のなかにあるといわざるを得ない。

「人は見た目が9割」竹内一郎 新潮新書 ★★★
人を見た目で判断してはいけない、とはよく言われることである。
ということは、人は往々にして見かけで判断しているのである。
それでいいというか、はたしてそれ以外に人を判断する方法があるのだろうか。
見た目という言葉には、ねたみのにおいが感じられる。
あの人はきれいな格好してるけど、中身はたいしたことないのよ、などと。
しかし、人の考え、性向は外見に反映されるのではないか。
人が他人から受けとる情報の割合のうち、
「話す言葉の内容」はわずか7%。
残りは、「見た目・身だしなみ、仕草・表情」が55%、
「声の質(高低)、大きさ、テンポ」が38%。
アメリカの心理学者、アルバート・マレービアン博士の研究結果なのだそうだ。
なにごともそうなのではあるが、それがすべてではない、と知らなければならない。

「子どもたちに語る これからの地球」日高敏隆+地球環境学研究所編 講談社 ★★★★
子どもたちに語るからといって、けっして内容がやさしいということではない。
そもそも環境とはいったいなんだろうか。
雑草などという命名(?)に分かるように、これは人間の立場からのものである。
環境は多様性と複雑性をもつものであるが、それを単純化し、
また人間にとって都合のいいような解釈のもと開発という名で支配してきた。
しかし、そもそも生物多様性がなぜあるのだろうか。
そう考えられれば、もっと謙虚に生きてこれたはずなのだが…。
それに、人間と環境というようにならべて考えること事態が問題をかかえている。
人間も環境のなかにあり、人間だけが神の位置に立てるものではない。
すべての人間に、ほんのすこしの想像力があればいいのだが。

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バリ島見聞録最終回
あっというまに一週間が過ぎ去り、今日は帰国の日である。
今回のツアーでお世話になった「ヒロちゃん号」に乗り込む。

ショッピングセンターでは週末のイベントがにぎやかに行われていた。
バリ島ではよく見る凧(これはカイトだな)が碧い空を泳いでいる。
漂ってくる食べ物のにおいも、去るとなれば妙に懐かしい。

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最後に、スパに立ち寄ってマッサージをしてもらう。
中庭のプールには、夕暮れの色が映っていた。

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空港では、出発までの時間を残ったルピアで小物などをと。
女性たちのこのあくなき購買意欲はどこからきているのだろう。
でも、だれもが楽しそうである。
男連中はといえば、やや疲れた苦笑いを浮かべている。
しかし、そのまなざしはどこまでもやさしい(?)。

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帰路の飛行機のなかは、みんな疲れからか安堵からか、
ぐっすりと眠り、夢でははやくも日本へ戻っていたのかもしれない。

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また訪れることがあるのだろうか、このバリ島へは…。

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バリ島見聞録十五
さて気を取り直して、ツアーを続けよう。

N夫妻が是非行きたいという、「タンクン・カフェ」へ。
しかし、バリのカフェなりワルンはとてもゆったりしている。
日本でなら、ちまちまとしてまるで箱庭のようになってしまうのに。

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カフェの席に落ち着いて、みんなはのんびりだ。
ところが、ぼくはじっとしていられない。
東屋から下方へとのびる階段がある。
なにがあるのかと、ひとり帰りのことも考えず下りてゆく。

日本でいえば、道祖神とでもいうのだろうか。
飾りたてた祠のようなものがあった。

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さあ、今夜は出かけずに、自炊をしようということになった。
帰り道のスーパーマーケットで、材料を仕入れる。
ここでも、ナシゴレンの素とかミーゴレンの素などお土産に買う。
どうしてもこういうところに来ると、つい買ってしまうのですね。
こんなものも買い込みました。

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さてなにが出来るのか、まあ定番ですわな。
ということで、カレーを(バーモントカレーしかマーケットになかった)、
ここに秘伝(?)の各種香辛料などをばブレンドして妙なる味へと…。
なかなかのものになりました。おいしかったなあ~。
Oくん、いつもいつも腕をふるってくれてありがとう。

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わいわいと飲んだりしゃべったり、今宵も更けてゆくのでありました。

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バリ島見聞録十四
朝、シンガポール経由で帰るYとホテルで別れ、
一路キンタマーニ高原に向かって出発。

今日はサイクリングをすることになった。
といっても、高原からひたすら下るだけだという。
のんびりと走れるだろうか。

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さて、高原のレストランでまず昼食だ。
眼下に湖がひろがり、涼しくて景色もいい。
各自マウンテンバイクを選びヘルメットをかぶる。
サドルの高さを調節して、いざ出発。

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もう後半にさしかかったとき事件は起こった。
最後尾を走っていたぼくの前で、Tが転んだ。
下り坂でゆるやかに右カーブの道だった。
スピードが出ていたのと、前から車が来たのとで、
道路わきの土が盛り上がったところにのりあげて、
みごとにコロンと回転した。

「だいじょうぶか…」
「なんとか起きれる、でも肩を打ったみたい」
「滑らないで転んだから、まだよかったな」

そこへみんなも駆けつけてきた。

「怪我はない?」
「写真撮ったの?」
「撮ってないよ、そんな暇ないし…」
「ほうとうに?」
「ほんとうだよ、心配でそれどころじゃないよ」
(突然のことで驚いたけど、一瞬のできごとでした)
(ほんとうに写真は撮っていません、きっぱり!)


まだ50キロくらいは走れる気分なんだけど…

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バリ島見聞録十三
夕暮れ時には思い思いに食事を済ませ、サレン・アグン宮殿へ集合。
ここで、バリダンスを見学する。
ガムランの響きが異国の地に来ている実感をかきたてる。
観光客用というと御幣があるが、とにもかくにも残された舞踊である。
その内容もすこしずつ変容してゆくのであろうが…。

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しかし、踊り手の生活をかんがえるとき、観光客はなくてはならない。
理想主義的に走ると、形骸化してゆく恐れがあるのだ。
伝統の踊りを継承・保存しつつも、現代の波に洗われること必然である。
なにがいいとか悪いとかはいちがいに言い得ない。

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きらびやかな衣裳を身にまとう踊り子を眺めながら、
ねっとりとしたバリの夜を肌で感じていた。

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バリ島見聞録十二
さて、文化薫るウブドの美術館にも行ってみよう。
と、途中寺院なんどにも立ち寄りながらやってきました。

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ここは「ネカ美術館」です。
入場料には、飲み物券なるものもついているのです。
館内のゆったりしたスペースでお茶をいただきます。

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いろんな建物に分かれての展示で、渡り鳥なのであります。
絵画もそうですが、建物やその装飾に目がいきます。

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人もまばらで、というよりは閑散としているぐらいです。
でも、その一角にはにぎやかな場所もありました。

こどもたちがなにか習い事をしているのでしょうか。
楽しそうにおやつなど食べて遊んでいます。

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万国共通、こどもはかわいいものです。
民族衣装も様になっています。

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このこたちは、きっと上流クラスの家庭の子でしょう。
どうしても、バザールで出会った少年を思い出してしまいます。
しかし、どんな境遇であろうとも元気な笑顔は共通です。
旅人の勝手な想いとは分かっているのですが…。

それぞれの人生を精一杯生きてほしいものです。

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ロケ弁
昼の弁当を買いにいつもの場所へ。
いつもより遅れているようで、まだ準備中。
女将さん(松たか子似の)が待つ常連さん相手に、
言いわけを兼ねるように、世間話をしていた。

「昨日ね、ロケ弁を頼まれたので遅くなってしまって…」
「それは大変ね」
「それがね、そこに行ったら江口洋介と篠原涼子がいたの」
「へえー、すごい」
「わたし、江口洋介のファンだからうれしくって」
「それで、ぼーと見とれてたってわけ」
「なんか、もううれしくて…」
「エビフライなんかサービスしたんじゃないの」
「そうよね、そうすればよかった」


お客さんと笑いあっていました。
今日の女将さんとても機嫌がよさそうです。
よく働く人への贈り物ですか。

ほんのちょっとしたことで幸せな気持ちになれるんですね。
なんだか、ぼくまでもいい気分になりました。

バリ島見聞録十一
さあて今日は買い物するぞ、との意気込みで出発。
バリ島では芸術かおる町として知られているウブドへ。
途中のダンス見学組と分かれて、ぼくたちはさらに北上。

まず、バザールのなかを探検します。
うず高く積まれた商品に圧倒される。
なんだか終戦直後のバッラク街の様相を呈しているのであります。
おばさんが日本語で客引きをしています。

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うーん、やっぱり日本人が多いのだろうな。
白人はオーストラリア人だろうか。
英語がなにか訛っているように聞こえます。

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やっぱり暑いのか、バザールのなかで犬が昼寝していました。

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通りを歩きながら、お店を冷やかしたり。
ときには値切って、お土産など買ったりと女性は楽しそうです。

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お昼は通りががりの「カフェ・ワヤン」というところで。
なかはジャングルのようになっていて、東屋でランチをいただきます。
サンドウィッチと、もちろんBINTANGビール。
こんなとき、ほんとうにのんびりした気分になれます。

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ふたたびバザールに戻って、再度買い物に挑戦。
値切るのが当たり前なのですが、
相手が小学生ぐらいの幼い男の子だったりすると、
おまけにお姉さんを手伝ったりしてたりすると、
値切ったとしても、買わないわけにはいかないです。
昔の日本でも、こんな光景よく見たんですが。

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バリ島見聞録十
ホテルへの帰り道に「matahari」というスーパーマーケットへ。
まあ海外に行ったときなど、現地のスーパーで買い物はよくしますね。
日用品などけっこう日本ではないものがありますから。
でも最近は観光地などそれなりの品揃えになってますね。
しかし、お土産物屋に比べると安いしある意味安心ですから。

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さてホテルへ帰ってみると、ぼくたちのヴィラは水まわりが故障してるとか。
急遽ホテル内で引越しとなりました。

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天蓋付きのベッドなんて、なにか映画のなかのシーンのようでしたね。
でもこれがないと蚊の来襲をうけることになるのですから。

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ロフトがあって、ちょうど宴会するの便利でしたね。

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ぼくもちょこっとホテル内のスパになんかいって、
マッサージを受けましたが、なんだか落ち着かない気分でした。

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今夜も夕食は「マデス・ワルン2」で賑やかにしました。

さてその帰り道で事件(?)は起こったのでした。

奥まった路地ののようなところにあった両替商。
そろそろルピアも少なくなってきたので替えようかと。
以外にというかレートが他に比べて高いんです。
みんなで目を皿のようにしてしっかり見ていたつもりなんですが…。

翌朝、なにげなく勘定してみるとなんと60万ルピアも足りないのです。
思い起こしてみても、しっかりと確認していたはずなのですが…。
まあ、一流の手品を見させてもらったと思えば、安い(高い)ものか。
しかし、その鮮やかさには脱帽です。
みなさんも、くれぐれもご注意ください。

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バリ島見聞録九
さあ今日はシー・ウォーカーなるものに挑戦する日。
まあ、海底散歩というところでしょうか。
しかし、みなさん元気なものです。

沖合いの基地目指してボートで行きます。
そこで水中での説明を聞いて、いざ海の中へ。
ぼくは残って写真を撮影したり、とゆったりしたもの。
つぎつぎに、潜っていきます。

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二階建てになった上部から水面を見るとこんな感じ。
海底をどんな気分で歩いているのでしょう。

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これが空気を送るコンプレッサーです。
このホースが命の綱ならぬ、パイプなんですね。

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海中からあがってきた連中の顔は晴れやか(?)でしたよ。

この海岸にあるホテルもいい感じでしたね。

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緑も多いし、きれいに掃除も行き届いています。

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そうそう、こんなことがありました。
シー・ウォーカーの事務所から海岸へと行こうとしていたとき。
やってきた日本人の女性がすれ違いざまになにを思ったのか、
「よろしくお願いします」とぼくに頭を下げる。
ぼくも鷹揚に、礼を返したのだが…。
これって、ぼくを現地の人と間違えている(?)。
(そりゃあ、サングラスにTシャツ、ビーチサンダルでしたがね)


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読書の諸相
あんなに暑かったのにと思いつつ、季節は秋に傾いてきました。
さわやかで、読書もはかどる(?)というものです。
夜などすこし肌寒いことなどあって、ミステリが効果的な時間です。
考える読書というのでしょうか、思いはせながら、ですね。
印刷された文字や、色の点の集合から、人はなにを感じるのだろうか。
読み人の歴史(?)が、また鮮やかによみがえることもきっとあるのでしょう。

「スカトロジー大全」ジョン・G・ボーク ルイス・P・カプラン編 青弓社 ★★★★
この本の序文を書いているのは、ジークムント・フロイトであります。
さて、糞尿というものはいろんなことに使われているのです。
あるときは、食糧としてまたは喫煙に、そして媚薬、さらには薬としても。
もちろん、儀式的なしきたりのなかとか、相手を愚弄するときなどにも。
『ヘロドトスによると、エジプト人は、
「排尿するとき女性は立ったままだが、男性はしゃがむ」そうである。』
『スイスの老齢の女性は、特に寒いときなどは、立ったまま排尿する。』
『人や動物の汚物は、魔術に関するほとんどすべての約定に、
三つの異なる項目のもとに出てくる。
一、魔法を完成させる手段として。
二、そのような魔法を解く手段として。
三、魔女の正体を見破る手段として。』
幼いこどもが好んで口にする言葉は「うんこ」です。

「猫だましい」河合隼雄 新潮社 ★★★★
世に中には、猫好きと犬好きの人種がいるのである。
などとよく言われるのですが、ぼくはどちらでもありません。
この書名、猫の魂と読めたり、猫だましと思えたり、でありますな。
ル=グウィンの『空飛び猫』は、おもしろそうな話です。
『ファンタジーの本質は「なぜなしに存在し、なぜなしに納得させられる」
ことではないだろうか』
そうだなと思うときがある、なぜが必ずしも意味をもたないことがある。
この世の中のすべてが、なぜに答えられるものでもないのだろう。
なぜ、ぼくたちはなぜと問うのだろうか、ということでしょうか。

「魔力の女」グレッグ・アイルズ 講談社文庫 ★★
「神の狩人」とか「24時間」とかを読んでたので、今回も期待したのですが…。
この作品は、ミステリではなくホラーというのでしょうか。
殺されたマロリーの魂(?)が次々と他人の身体を経てジョンの前に現れる。
無制限の論理の飛躍を許すと、ストーリーは荒唐無稽なものになり勝ちである。
それでもおもしろいという人はいいのだが、ぼくはそうは思えない。
なにか、論理筋道立ての盲点をついたような、そんな話が聞きたいのである。
どうもこういう傾向のものは、興味がもてないのではあります。
しかしながら、作家の側から言うと、いつも同じものはつまらない。
たまには、趣向の変わったものにもチャレンジしたい、となるのでしょうか。
また、極上のミステリを書いていただきたいと願うのであります。

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バリ島見聞録八
ここから向かうのは、タナロット寺院。
お土産物屋の並ぶ通りを横目でのぞきながら歩く。
なにか買うといっても、なかなかにむずかしい。
言われた値段が妥当であるのかどうか、わからないのだ。
おまけにルピアと円の換算がややこしいのである。

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「50000ルピア」
などと言われると、思わずぎょっとしてしまう。
しかしながら、邦貨にして700円足らずなのである。

Tは、オレンジ系統の色鮮やかなバッグを買った。
ためつすがめす眺めている、気に入ったようである。
買い物など、気に入ればいいのである。

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夕陽が沈む光景を見渡せる場所に陣取ってまつ。
なまぬるい椰子の実ジュースを飲みながら…。

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たそがれは、どうしてこうも人のこころを引きつけるのか。
若いふたりは、夕陽を見ながらなにを話しているのだろうか。
きっと、こんなとき言葉は邪魔になるだけなんだろう。

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今夜の夕食はイタリアンレストラン。
海辺の芝生づたいのロケーションがすてきだ。
料理もおいしくて満足できました。

この人形、なんだと思いますか?

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魔除け、ではありません。
トイレの男子用の目印なのであります。
うーん、バリ島らしいではありませんか。

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バリ島見聞録七
一夜明けて、今日はマリン・スポーツの日なのである。
バスで、ブノアの海岸を目指す。
道路の上まで張り出した枝をバスの屋根が擦るたびに大きな音がする。
そんなことはおかまいなし、という風情の運転士さんであります。

みんなそれぞれにお目当てのスポーツに挑戦です。
ぼくは、シュノーケリング、ジェットスキーを楽しみました。
バナナボートに乗り込む仲間を見送ります。

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浜辺で待つ連中のところに、いろんな勧誘がやってきます。
女性陣に人気があったのは、ネイルアートです。

マニュキュアやペデュキアなどこんなときしかできない(?)。
木陰で寝そべっていると、涼しげな風が吹いてきます。

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昼食のサンドウィッチには、こんなバリ島らしさがありました。
やはり外国に来ているんだという気分が湧いてきます。

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別行動組の、通称「芝生観察」班と合流するべくカントリークラブへ。
ここでもいろんなバリらしさに出会えるんです。

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案内マイクの横にも、こんなふうに。

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天井にもこんな花が描かれています。

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柱も装飾できらめいています。
水の流れがゆるやかな時間を感じさせます。

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バリ島見聞録六
その後、全員集合してバスに乗り込み出発。
ここはウルワトゥ寺院があり、夕景に映えています。
そしてお目当ては「ケチャ・ダンス」なのであります。

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ぼくの席の後方が楽屋兼控え室といったところでしょうか。
東屋の周囲では、出番前の女性が化粧をしていました。
笑いながら楽しそうにしているのがいいですね。
でも、表情はだんだんと真剣になってゆくのです。
化粧するのって、男でも女でもちがった世界への旅ですね。

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そんななか、すこしずつ日が沈んでいきます。

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観客もそれにつれてだんだんと劇の世界に入り込んでゆくんです。
「ケチャ・ケチャ・ケチャ…」の声が聞こえてくると、
いよいよ、始まりです。

この「ケチャ・ケチャ・ケチャ…」が不思議な効果があるんです。
伴奏のようでもあり、主張のようでもあり、
おおきくなったり、ちいさくなったり、うねるようであったり、と。

そんななか物語る声は(たぶん、そうだと思うのですが)、
低い浪花節のように聞こえたり、民謡のようでもあったりと。

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ときに観客を驚かせたり、コミカルな動きで笑わせたり。
見入るうちに、あっというまに時間が過ぎてゆきました。

その後、イカン・バカール(いやん・ばかん、と憶えよう)で夕食を。
海に面した砂浜にしつえられたテーブル、とロケーションは最高。
流しのバンドの演奏でいやがおうでもムードは盛り上がる。
ロウソクの灯かりが揺らめくなかで…。

しかし、料理ができるまでに1時間以上も(これぞ、バリ時間か)。
みんなお腹ペコペコで、あっという間に完食でありました。
これではムードなどと言っていられません。

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バリ島見聞録五
到着日の夜は、ホテルのレストランで食事。
思わぬ客であったのか、ビールも足りなくて買いに走った模様。
静かなプールの傍ら、屋外にテーブルをならべてもらって食事。
もちろん、バリ島の酒「アラック」は忘れません。
ロウソクの灯かりで、ロマンチックにわいわいと(?)…。

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朝食のときのレストランは、バイキングスタイルで。
これが、ぼくの朝食です(18日と19日のもの)。
なかなか、ゆたっりとできて、味もおいしかったです。

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空港までシンガポールから来るYちゃんをお迎えに行く。
ホテルへもどり、女性陣の多くは、ホテル内のエステサロンへ。

残った連中で、近くのワルン(まあ、食堂ですな)へ。
ここ「マデス・ワルン2」はなかなか評判のいいお店。
中庭なんかあって、お客さんも多かったですね。
それに、安いんです。
店内には、いろんなショップもあったりして。

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もちろんビールなんかもぐいと飲んだりしました。
この旅行中、Oくんのはまった飲み物とつまみは、
「フローズン・マルガリータ」「サテ」(串焼きですな)でした。
おっと、写真撮るの忘れてしまいました。

ワルンのトイレも清潔で、とても気持ちのいいものでした。

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新規就農フォーラムと飲み会
週末の土曜日に、まず新大阪へと。
「新規就農フォーラム」にて話を聞きました。
コーディネーターのMさんが若い頃から知り合いなのです。

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うーん、北海道で暮らすなんて夢だなあ。
自給農業もいいかもしれないな、などと思ったり。

夕方からはK市の元町で集結(?)。
前にブログに書いた居酒屋へ行こう、という話があり。
いつしか参加者は最終的に12名になってしまった。

ウインズの近くということもあり、おじさん客が多いのである。
5時集合で出かけたのだが、もうすでに多くのお客がいた。
なんとか席を確保できて、ほっと一息する。

初対面の方たちも多かったのですがにぎやかに。
いつしか時間は9時ころになり、やっと解散。
しかしながら、楽しい時間でありました。

また、いつかどこかでご一緒しましょう。

バリ島見聞録四
泊まったホテルは、スミニャックにある「DESAMUDA VILLEGE」。
通りから奥まったところにあるヴィラタイプのホテルである。
バリ島ではこのタイプが標準だろうか。

ハワイやグァムなどの都市ホテル型とは趣を異にしている。
高層ビルのなかの一室とはまったくちがって開放的だ。
いなかの広い敷地内にある離れといった感じ。

ぼくたちが泊まったのが、3ベッドルームあるヴィラ。
これが玄関である。

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なかには、プライベート・プールもある。

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どのタイプのヴィラにもプールは完備してある。
日本人なら豪華な感じのする造りだと思うだろう。
(もちろん、外にも共用の大きなプールがある)
(朝脇を通るとき、オーストラリア人らしい女性たちがいた)
(スキューバダイビングの訓練をしているようだった)

バス・トイレ・洗面はこんな感じ。

20061008120101.jpg

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便器にウォシュレットはついていなかったが、
手動式の、なんというのかノズル付ホースが備わっている。
これでお尻を洗うことができるが、水勢に注意が必要だ。
強くにぎると、すごい勢いで水が噴出される。


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バリ島見聞録三
空港では予想のほかイミグレーションで時間がかかる。
約1時間くらいもかかったでしょうか。
待ち受けていたチャーターバスに乗り込みます。
バスの名は「ひろちゃん」号でありました。

20061007094559.jpg

まわりを見回してすぐに気づいたこと。
まず、バイクが多い。
それも日本製の、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキなど。
乗っているのも二人乗りが多い。

20061007094631.jpg

次に、自動車は日本車が断然多い。
もちろん、トヨタが多いのですが、極端にニッサンが少ない。
あと、ホンダ、ダイハツ、ミツビシ、マツダなどあるのですが、
以外にスズキが多いなあ。
そういえば、「S」の看板もよく見かけました。

後日、あるカントリークラブの駐車場で数えてみました。
駐車25台中、日本車が20台、それ以外が5台でした。
この場所では、日本車のシェアは80%という結果がでました。

これで、インドネシアでのシェアは相当高いことが分かります。

おそるべし、日本製ビークルということでしょうか。

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バリ島見聞録二
飛行機に乗ったときの楽しみ(?)はなにか。
というよりは、ヒトの楽しみとはなにであるのか。

そのひとつが、食べることにあるのはまず異議がない。
利用したのはガルーダ・インドネシア航空でありました。
でてきた機内食はこれ(もちろんエコノミークラス)。

20061006232200.jpg

ぼくが食べたのが、このハンバーグでありました。
思ったより美味なのが、ちと不思議な感じ(お勧め)でした。

20061006232218.jpg

となりのTが食べたのが、チキン。
ひとつつまんだのですが、うーん、いまいちでしたね。
世のなか、当たり外れは、当たり前であります。

スチュワーデスさんの服装はインドネシアっぽいデザインでした。
なぜかスチュワードさんも多かったのですが。

20061006232247.jpg

ビール(銘柄は当然BINTANG)なども所望したせいでしょうか。
なぜか所用をもよおしてしかたなかったのでありました。
トイレに行った回数、なんと7回(すべて小ですが)。
どこかからだが悪いというのか、やっぱり緊張している(?)。

さていよいよデンパサール空港に到着です。
到着後、最初に飛び込んできたのがこれでした。

20061006232330.jpg

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「サヨナラ」ダケガ人生ダ
人生の節目節目に思い浮かんでくる。

 歓酒        于武陵  井伏鱒二訳

 コノサカヅキヲ受ケテクレ
 ドウゾナミナミツガシテオクレ
 ハナニアラシノタトヘモアルゾ
 「サヨナラ」ダケガ人生ダ


M島のおじさんが9月26日の夜、突然亡くなった。
海の見える露天風呂にはいっていたときのことだと。
脳梗塞状態で、発見したときの顔はやすらかだったと。

思えば、ぼくが20代のころにM島でおじさんに出会った。
まだユースを始めて創成期でもあったのだろう。
厳しい顔をしていたものだ。
ぼくとは、どちらかというとウマは合わなかった。
ぼくは、おばさんが好きだった。
おばさんはユーモアがあって、頭の回転が速かった。
おじさんは「こしゃくな若造め」と思っていたかも知れん。
そんなことを気にもとめずに台所に入り浸った。
いつしか、おじさんもぼくに慣れた(?)ろうか。

今年の盆には、秋にまたどこかに行こう、と話していたのに…。
ひとはいつかはこうした運命に出会わざるを得ない。
だから、先に逝ったおばさんと今頃は楽しくしているだろうと。
そう思ってこれからを暮らしてゆく。
たまには、ぼくのブログも読むかな、などと思ったりもする。

楽しいことが好きだったおばさん。
いつも厳しく人生を考え生きたおじさん。
なかよくぼくたちを見守っていてください。

(都合よすぎるだろうか?それは若い頃からのことであります)



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島を旅するときが楽しいですね。
遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

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