ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
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アルコールチェッカー
こんなものが事務所に配備されました。
今朝も営業マンがチェックしていました。
昨夜は接待だったのでしょうか。

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一時、公務員による酒払い運転事故が頻発しました。
それに対する反省(?)ゆえなのでしょうか。

ただし、電池が消耗するので、みだりに使用しないこと。

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紅葉巡り
久しぶりに紅葉見物でもと、近在の名勝を訪れてみた。
隣接のM市にあるところをインターネットで調べて…。

まずは「大谷山大谿寺伽耶院」へ。
大化元年(六四五)法道仙人を開基とし…。

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次なるところは「慈眼寺(じげんじ)」、曹洞宗の寺。
大化四年(六四八)法道仙人の開基と伝えられている。

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最後は「蓮花寺(れんげじ)」、真言宗大覚寺派の寺。
大化元年(六四五)法道仙人の開基と伝えられ、
また、弘法大師が修業された地とも伝えられている。

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紅葉、黄葉のなかで、緑の葉もあり(もちろんおなじ樹種)、
これって、生物多様性(?)ということなのか。

夜更けて読書
寒くてしかたのない夜には、ミステリを片手にちびりちびりやるのがいい。
外国ものを読むことが多いので、ここではウィスキーそれもスコッチが最適か。
事件もさることながら、登場する人物の生活習慣などが興味深い。
ある意味、人生観さえをもうかがえるのではあるが、それがまたいいのだ。
こんな小さな島国(?)に住んでいると、どうも視野が狭くなっていかん。
そうれはそうだ、そういう生き方がいいのだ、分かる分かる、などと…。
作中に入り込み、刑事、いや警部になっていろいろと考察するのである。
こうして、長い夜もなにごともなく過ぎてゆくのであった。

「神の手」(上)(下)パトリシア・コーンウェル 講談社文庫 ★★★★
検死官ケイ・スカーペッタが活躍するシリーズでおなじみのミステリである。
今回も、彼女、そして恋人であるベントン・ウェズリー元FBI心理分析官、
そしてもちろん忘れてならない元警部のピート・マリーノの前に、謎の事件が。
いかにも変質者然とした元警官のホッグ、謎の女スティービーがあらわれる。
姪のルーシーをも巻き込んで、そして事件は意外なつながりへと…。
次第に事件の全貌があきらかになってゆく。
しかし、解離性同一性障害(つまりは多重人格者)が、という結末はねえ。
それなりに楽しめるのではあるが、すこし不満も残る今回の作品でした。

「渇いた季節」ピーター・ロビンスン 講談社文庫 ★★★★すっかりなじみになった(?)バンクス首席警部のシリーズ。
読む順序がばらばらなので、時間を遡ってゆくような感じになっている。
事件そのものには影響しないのだが、彼の私生活があらわになってくる。
いつのまにか、妻とは別居状態(!)になってしまっている。
まあ、そんなことはいいのですが、ぼくは本筋と関係ないところに目がいく。
ジャズのスタンダードナンバーで「A列車で行こう」って曲がある。
このA列車ってなんだろうな、とずーっと思っていた。
この本を読んでいて、その疑問が氷解した。
A列車って、ニューヨークのサブウェイ(地下鉄)の名前なんだ。
ハーレムへ行くにはA列車がいちばん速い。
まあ大阪で言えば、谷町線で行こか、ってなもんなんだな。

「給食の味はなぜ懐かしいのか?」山下柚実 中公新書ラクレ ★★★★
副題にもあるように、五感の先端科学についてのリポートです。
書名から受けるような軽い感じではなく、なかなか中身はぎっしりと詰まっている。
いろいろと興味深い話がつぎつぎと展開されてゆく。
それでは、そのなかからひとつご紹介いたしましょう。
「ニオイ」には不思議な働くがあるという。
「香りで痩せる」という美容液(資生堂から発売されているボディ用美容液)がある。
『グレープフルーツの香りをかぐと交感神経が活発に働き、
体内脂肪の分解が進んでやせられるが、
ラベンダーの香りだと逆に副交感神経の働きを促して体重を増加させる作用がある』

(毎日新聞二〇〇三年九月四日)
これは、ラットを使った研究で確認された。
約5%でしたから、50kgで2.5kgの増減という勘定になる。
しかしながら、やせたりふとったりの要因はひとつではありませんからお忘れなく。

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焚き火と焼芋
京都あたりでこういった場に行き会わせると、
それこそ風情を感じたものだ。

最近では、蒸気機関車の煙は公害だ、
という認識と同じように、たき火も歩が悪い。
落葉でさつま芋を焼くなどということも、昔のことになってしまった。

土の上で燃やせば、灰が土に混ざって養分になるのは、
焼畑農業の頃から知られていたことなのに。

アスファルトやコンクリートの上では、
残った灰はごみでしかない。

本来なら、地に落ち朽ちて、
やがてバクテリアやら菌糸やらが分解、土に帰る。
腐葉土となって、再び生成循環のサイクルに戻る。
草や木はそこから再び養分を得るというわけだ。

輪廻転生は、仏教の説くところだが、
日本から仏教文化は消え去ったのだろうか。


落葉の行方
毎朝通る道の脇にある溝が、
風に吹き寄せられたのだろう紅の落葉で埋めつくされている。
季節柄、ため息の一つもでる。
傍目には、緋色の流水のようで、絵画的かもしれないが…。

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どこへゆくのだろう。
落葉の行く末が、安じられてならない。

掃き集められ、ビニール袋のなかに収められるのだろうか。
そうすれば、ごみ集積場行きだ。

それとも、晩秋の空を懐かしいにおいに染める、
紫煙と変わるのだろうか。

ぼくは、あの香ばしいような匂いが好きだ。
最近では、なかなかお目にかかる(?)ことができない。

以前は、早朝に田舎道を歩いていると、
そこかしこで落葉をうずたかく積んで、
燃やしている光景に出会ったものだった。

日本人は…
「イギリス人は歩きながら考える。
フランス人は考えた後で走り出す。
そしてスペイン人は、走ってしまった後で考える」
これはサルバドール・デ・マダリアーガという思想家のことば。

これが有名なエスニック・ジョークに変形すると、
「イギリス人は歩きながら考える。
フランス人は考えてから走り出す。
スペイン人は走ったあとで考える。
そして日本人は誰かが走っていると、その後について走る」

ぼくがずいぶん前に読んだ本に出ていたのが秀逸でした。
「イギリス人は歩きながら考える。
…、そして日本人は言い訳してから歩く

なにか理由というか大義名分がないと
動き出しにくい日本人ではあります。
そういわれると、そんな人をよく見かけます。
いつもなにかするたび、ぶつぶつといい訳してる人。

読書の深み
読めば読むほど興趣が湧いてきて、もうどうにも止まらない。
睡眠不足になろうとも、それがなにするものぞ。
などと若いころはよくあったのですが、最近はそういうことも少なくなった。
しかしながら、以前は好んで読んでいたのは主に短編だったな。
最近では、じっくりと(?)読みすすめる長編が苦にならなくなってきた。
これって、やっぱり歳のせいなのだろうか。
それって嗜好が変化してきていることを意味しているのだろうか。
ある種のホルモンが分泌する、もしくは分泌しなくなった、ゆえなのだろうか。

「愛の棘」ピーター・ロビンスン 創元推理文庫 ★★★★
スウェインズデイルといわれても、英国のどこにあるのか分からないのだが、
いまさらというか我家には世界地図がないのである。
しかたないので、まあ田舎なんだろう、とアバウトな思考で読みすすめる。
おなじみ(?)のバンクス首席警部が登場して、さて今回はどんな事件が。
あらすじを書いてもしかたないので(興が醒めますからね、はい)、
読みながら考えたり、ふむふむと感情移入したりしたことなどを書いておきます。
まあ、定石なんですが、ケイティ・グリーノックなる美女が登場する。
まさしく可憐で純情な(といっても人妻なんでありますが)女性。
現在の生活、環境から逃げ出したくてしかたがない。
そこへあらわれる男性がつぎつぎと殺されてしまうのです。
こんな薄幸の女性、どこかで見かけたような、そうでもないような…。

「ヘビと人間」R.&D.モリス 平凡社ライブラリー ★★★★
ヘビって嫌う人は多いですが、なかにはペットにしてる人もあったりして。
しかし、ヘビといえども安閑と生きていけるわけではないらしい。
『ヘビの最悪の敵はなんだろうか。
もちろん、ナンバー1の敵は人間であり、
どちらかといえば予想外のナンバー2の敵は、ほかのヘビである。』
これって、人間にもあてはまるのではないだろうか。
人間をいちばん殺すのは、ウイルスでも猛獣でもなくて、人間である。
こんなに増えすぎた(!)のだから、同種殺しは当然なんだろうか。
秋の夜長、いろいろと考えさせられる問題ではあります。

「遺伝子が解く!万世一系のひみつ」竹内久美子 文藝春秋 ★★★★
性染色体ってご存知ですよね。
男はXYで、女はXXです。
Xは父親、母親どちらからでも受け継ぐが、
Yは男親からしか受け継げない。
あたりまえですね、父親しかY染色体をもっていないのだから…。
そこで書名の意味が分かってくるでしょうか。
天皇家の継承の問題をあつかっているんですね、生物学の立場から。
なるほど、そういうことだったのか(もちろん昔の人はそんな理屈は知らない)。
それでも、なぜか男系の子孫を残そうと固執したんですね。
うーむ、感覚的に分かるということなのだろうか。
そういえば、近親交配を避けるのも同じようなことなんだろうか。

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続々・やぐら炬燵の知恵
しかし、はっと気がついてみれば、思ってもいなかった低成長時代に。
いつまでも経済が成長すると考えることの方がおかしいのです。
経済が成長するためには、どこかでその犠牲になるものが必要である。
南北格差問題、そんな意識が芽吹いてきました。

では、人の幸せはどこにあるのか。
物質的豊かさのみを追い続けることによってでは、
自転車操業と同じで、決して幸せにはなれない。
いつも、追われるように生きていくしかない。

幸せのなんたるかを、再考すべきときがきたのです。
まあ、幸せがひとつパターンに収まるとも思わないですが。
いろんな形、思い、生活のしかたがあるのかもしれません。

すべての人は、幸せになりたい。
でも、それは経済的なもののみを意味してはいない。
心の平安が、充足感が大切だと気づいたのです。
幼児の頃の、母のぬくもりの記憶が呼び覚まされ、
幸せだった幼い自分を、再び求めだしたとも言えます。

そんな記憶のなかには、やぐら炬燵が必ず立ち現れてくるでしょう。
寒い外から帰ってきて、冷たい手を炬燵のなかに入れる。
じんわりと温まってくる気持ちのよさは忘れられないものです。

スキンシップの効用を、過小評価してはならないと思います。
しかしセクハラ疑惑を招かぬよう、くれぐれもご用心を。

続・やぐら炬燵の知恵
炬燵のなかでは、意図するしないに関わらず、
足の触れ合うことも多々起こるでしょう。
最近では、お互いに身体の接触を嫌う人も多いようです。
しかし、満員電車内を見ていても分かるように、
日本人においては案外と気にしないのではないだろうか。
まあ、一概に断定はできませんが、
ある程度の許容・寛容の範囲内に納まっているようです。

看護婦さんが不安な患者の心を落ち着かせるために、
手をとって安心させることはよくあります。
ドラマで見ていても、不自然さは感じないものです。

このように、スキンシップには人の心を鎮める作用があるのだと思います。
言葉よりも効果があるかもしれません。
大脳の新皮質よりは、古皮質に直接訴えるからでしょうか。
つまり、理性の制御の枠外にある、ということができるでしょう。

こう考えてくると、精神の安定を得るためには、
核家族と呼ばれる形態は適していない、と考えざるをえない。
さらには、問題を孕んでいるとさえ言えるかもしれません。

いつの頃からか、なぜか日本の社会では、
都市が農山村より優位な位置を占めるようになりました。
経済(つまりはお金ですね)がなにごとにおいても優先される。
社会全体が高度経済成長に向かって進んでゆきました。
なんの根拠もないままに、時代の雰囲気に包まれて突っ走ったのです。
理由といえば、単純な進化発展を信じていた、ということでしょう。

やぐら炬燵の知恵
急に寒くなってきたので、
やぐら炬燵が日本人の性格形成に与える影響、
についての考察をしてみましょう。

家庭内暴力の起きる家庭には、やぐら炬燵がない。
いきなりこんな結論から書くと、
なんだろうといぶかしく思われるかもしれませんが、
こういうことなのです。

やぐら炬燵の効用というものは、
暖を取るだけではないということです。
暖をとる器具には、いろいろなものがあります。
例えば、ストーブ、エアコン、オイルヒータ、
暖炉(日本では、あまり見かけませんが、一部洋風の家にはあったり)
などがあります。

これを、やぐら炬燵と較べてみると、
その違いが鮮明に浮かんでくることでしょう。

ストーブ以下の機能は、部屋全体を暖めようとしている、ということです。
椅子に座っていてもかまわないのです。
あるいは、床でくつろいでもいいでしょう。
そして、お互いにくっつきあう必要はありません。

それに較べて、やぐら炬燵では、ここに来て暖をとるという形態です。
火鉢と似ています。
そのため、お互いの距離がどうしても接近せざるを得ません。

で、どうなのか。

なにゆえ?
つと立ち寄った100円ショップでこんなものを買った。
なにをということでもなく、ついふらふらと。

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しかし、ながめているといろんな連想がわいてくる…。

これがいっぱいになったら、どこかへ旅にでたいな。
そうだ、飛行機に乗って外国がいい。

ぜひとも、バルセロナに行きたい。
スペイン・ポルトガルってなんとなく旅情をかきたてられる。

アントニオ・ガウディが好きだ。
サグラダ・ファミリア
(El Temple Expiatori de la Sagrada Familia)

とか、ときどきガウディの作品集など見てすごす。

読めば楽しき
どこで本を読むのか、案外みんな同じような状況だろうと人は思い勝ちだ。
テレビのCMじゃないけど、書斎なんてものはなかなかもてないものだ。
トイレでじっくりという方も多いとか、本棚なんかあったりしますから。
ぼくは通勤の電車のなかで読むことが多い。
しかし、意外なところに落とし穴があるのである。
吊革にぶら下がって読んでいると、もう熱中して本の世界へ入り込んでいる。
なにも聞こえない状態で、気がつくとすでに降りる駅ははるかかなたに。
これで、なんど乗り過ごしたことだろうか…。

「エミリーの不在」(上)(下)ピーター・ロビンスン 講談社文庫 ★★★★
英国ヨークシャーを舞台とする首席警部アラン・バンクスのシリーズ。
初めて読んだのですが、なかなかに人間臭くておもしろいのです。
有名なポワロやダルグリッシュ警部、そしてモース警部、
さらにはキンケイド警視などのシリーズ(分かりますか?)ものがあり、
それと並ぶような人気がヨーロッパではあるそうですが、さもありなん。
私立探偵ものと警察ものとわけて、後者は現実感がだしやすい。
前者はどうしても荒唐無稽なストーリーになりやすい感ありですから。
ふだんはなにかと衝突することの多い上司から、娘の捜索を依頼される。
エミリーはかわいい子であり、わが娘の姿にもだぶってみえる。
推理とはちがったところで、なかなかおもしろい情景が展開されるのである。
またこの作者のものをなにか探して読んでみよう。

「皮膚へ―傷つきやすさについて」鷲田清一 思潮社 ★★★
『服の外に出るための服、もしくは服を脱ぐための服。
なかなかいいコンセプトではないか。
服は意味の織物だ。記号の織物だ。常識の織物だ。
服は暗黙の合意によって編まれている。
みんなほとんどおなじ服を着て、そのちょっとした差異にじぶんを賭けている。
服はいわば保険のかかった賭けである。』
この文章、どう思われますか。
なんとも生硬な感じは否めない(って、うつってる)。
哲学者の著作は、どうしてこうなんでしょうね。
もうすこし分かりやすく書いていただくとありがたいのですが。
といいつつ、気になるものだからまた読んでしまうのです。

「隠居学」加藤秀俊 講談社 ★★★★
隠居、なんとなくあこがれる(?)響きのあることばである。
落語にはよくでてくる長屋のご隠居さん、物知りなんですものしり(こじつけも多い)。
そんなご隠居の境遇になった著者の、あれやこれやの話がおもしろい。
もちろん著名な社会学者でしたから、薀蓄もそうとうなものなのです。
『若いころアメリカ中西部で敬虔なクリスチャンのオバサンに、
いったいハロウィンってなに?ときてみたら、とたんにいやな顔つきになって
「異教徒の行事でしょ」といとも無愛想に答えてくれたのをいまでも思いだす。
「異教徒」ということばを口にしたときにはいかにも憎々しげであった。』
なるほど、ハロウィンってそういうことなんだ。
ドルイドというアイルランドにあった祖霊信仰のお祭りだそうである。
あと「宗教」と「信心」のちがいなどは、講をあらためてしたいものです。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

忙中閑あり?
このところ仕事で大きな物件を扱っているので、
気分的にもしんどくていかん(ぼくも器がちいさいなぁ)。

そんなとき、いつも考えるんだなあ。

「ぼくって、なんのために仕事をしてるのかなあ」
「それは、食べていくためでしょ」
「だったら、ぎりぎり食べるだけの仕事をすればいい?」
「それがねえ、人間って欲があるでしょ」
「どういうこと?」
「だって、いい洋服も着たいし、おいしいものも食べたいしと思わない?」
「全然、思わない」
「でも、いつもおいしい焼酎を飲みたいと思うでしょ」
「それは思うな」
「そうそこなのよ、そしたらうまい肴でも、とね」
「そうか、そういうことか」
「そうよ、そういうことなのよ」

「仕事って、いかに人間の欲望をかきたてるか、ということなのか…」
「ある意味、そういうことね」
「必要ないことも多いのかなあ」
「そうかもしれないわね」

なんだか、嫌になるなあ…。

女子高校生
昼前に事務所を抜け出して、弁当を買いに行く。
弁当屋さんが、すこし離れたところに最近移動した。
順番待ちで並んでいると、二三人で彼女らがにぎやかにやってくる。
弁当屋のおかみさんに、手をふり明るく挨拶しながら…。

女子高生らしいのだが、こんなビル街に高校があったろうか。
制服らしきものを着てるので、まちがいはないと思う。
カーデガンの袖をのばし、たるませながら。
足元には鉄腕アトムのようなルーズソックス。

きちんとしている、とは言い難いのだが、
なぜか憎めない表情の彼女たちだ。

帰り際に、通りのむこうのビルに目がとまった。
「K記念国際高等学校」の看板があった。
通信制の高校だということだ。

それぞれの秋か…、楽しい学生生活を送ってほしい。

朝の挨拶
S駅から事務所までの歩きなれた道をゆく。

いつも通り過ぎるKR&ACあたりまで来たときのこと。
傍らをテニスラケットに硬式のテニスボールを持って、
ゆっくりと歩く老人がいる。

そのとき向こうから、よく見かけるおばさんがやってきた。
いつもは、無表情(あたりまえだ)なのであるが、
急に手を振りながら、にっこりと満面の笑み。

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もちろん、ぼくの知り合いではないし、
後からくる人に挨拶してるのだろうと思ったが…。

「グッモーニン」
とぼくの横の紳士(?)に挨拶した。

彼の顔は見なかったのだが、きっと外人さんだったのだろう。
朝から、優雅にテニスで一汗流したのか。

しかし、あんなおばさんが英語で挨拶するとは…。
それにしては、あまりに発音がこなれている。



プロフィール

ムッシュ

Author:ムッシュ
島を旅するときが楽しいですね。
遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

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