ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
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過渡期
転居にともなって、プロバイダを変更する。
DION(KDDI) → ケイ・オプティコム
ADSL → eo光、になるのはいいのだが…。

切替がうまくいかなくて、空白期間ができる。
というようなことで、しばらくブログもお休みです。

しかし、いつ開通するのかの目途もたってない。

さて連休中はインターネットもできない、のか。
どうってことないのであるが、メイルが…。
やや滅入るのではあります。

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ブルーミンメドー
日曜日にCさんの結婚披露パーティがあった。
小雨のなかたくさんの人たちが祝福する。
女性は人生でいちばん輝くときであるという。

では男はというと、まあ武者震いするのであろう。
今日以降のことを考えると、安閑とはしていられぬ。
鼻の穴が膨らみ気味になるのもしかたがない。

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じつは、ここ「ブルーミンメドー」へは来たことがある。
それもずいぶん昔のことである。
あれからかれこれ30年あまりの時間が経過している。

そのころ、ここはW農園のおばあさんの家だと聞いた。
孫のNとは、瀬戸内のM島で知りあった。
ときおりS界隈で集まったりしていた。

「恍惚庵」などとNは称するのである。
有吉佐和子の小説がベストセラーになった頃だろう。
ここでいちど新年会が開かれた。
若者が20名ちかくも集まったろうか。

ここで、奇しくも今回のパーティが行われるという。
宴も終わろうとする頃、Nの弟さん夫婦とそんな話をした。
奥さんが携帯で電話してくれて、ひさしぶりにNの声を聞いた。

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記憶のなかにある声と寸分ちがわなかった。
若い頃の姿がいちどき見えるような気がした。

人の縁はまさしく不思議なものである。
それはこんなところに、突如現れてくるのである。

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読みに似たり
読書もときとして嫌になることがあるものだ。
そんなとき、決まってなにか他に気にかかることがあり集中できない。
だれでも経験あると思うのだが、読めどもいっこうに意味がつかめない。
こころまさにここにあらず、という事態に落ち込んでいるのである。
まれには、逆のこともある。すいすいといくらでも読めてしまうのである。
しかしながら結果的にどちらがいいのかというと、そう簡単に判定できない。
さらに、なにがいいのか、という究極の疑問も残るのである。
楽しく読めれば(自分なりの)それに越したことはないのである。

「幸福論」 春日武彦 講談社現代新書 ★★★★
二十世紀最大のアメリカ詩人とされたウイリアム・カーロス・ウイリアムズ。
彼が生涯のモットーとしたといわれるのは次なることば。
『No ideas but in things』(思想は事物の中にしかない)
ことばを変えて言うと、思考はからだなくしては生まれてこない。
なんてことになるのだろうかと思う。
現代人は、肉体を嫌悪するきらいがあるようです。
ミュンヒハウゼン症候群、という病気があります。
自分に周囲の関心を引き寄せるために作り話をしたり、
自らの体を傷付けたり、病気を装ったりする症例の事なのです(もちろん無意識に)。
また自分以外を傷つけ、周囲の関心を引き寄せるのは代理ミュンヒハウゼン症候群。
こうなると犯罪とどうちがうのか見分けがつきにくいですが…。
ヒトはひとりでは生きるのがむずかしい生物なのでしょうか。

「ニッポンを解剖する 養老孟司対談集」 養老孟司 講談社 ★★★★
対談っておもしろいですね、いろんな人のいろんな話が聞ける。
まずは、養老氏のこんな言。
『「女は意識が低い」という人がいるけど、
ぼくは「女性は無意識が高い」というんだ。(笑)』
まさしくそのとおり、女性ってどきっとすること突然言いますよ。
半藤氏のこんなご指摘。
『(太平洋戦争で)陸海軍だけでも、一八〇万人ぐらいが亡くなっているんですけど、
そのうち、七〇パーセントが餓死者です。』
戦死といっても、その意味は以外に知らない、という事実があるものです。
まさしく無謀であり、悲惨な戦争であったわけです。

「会いたかった人、曲者天国」 中野翠 文春文庫 ★★★
政治家、発明家、映画監督、俳優、などいろんな人物が登場します。
もちろん、中野さんが興味をもった人のことを調べたり、会った印象など語ったり。
人に興味をもつ、というのは生きるに基本的なこと、などと思ったりしました。
しかし、彼女の観察眼はなかなか鋭いのであります。
どんなふうに、というのは各自読んで感じてみるほかない、ですね。

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忙中寒あり
三寒四温とはいうけれども、この肌寒さ。
世間もつかのま地球温暖化を忘れている。
しかし、プラスマイナスで帳尻があう、との声もきこえてくる。

このところの仕事の忙しさにわれを忘れていた。
まあ、そんなものでしょうというほどに若くはない。

ふと気がつけば、五月の連休(9連休になるかな)も間近。
そのまえにやることが山積しているのではあるが…。

休みにはどこへ行こうかな、と考えることは楽しい。
考えるだけでも楽しいこともある。
出かけてくたびれて、苦笑いで終わることもままある。

案外と、家で空想(妄想?)に耽りながら、ビールなどのむ。
ついでに、スペインあたりのガイドブックやら、
ガウディの本を読むともなくながめるのがいい。

こころは、はるかを旅しているのである。

ゆく春くる春
昔、桜を植樹をした野鳥の森であたりをみまわす。
あの頃の想い出はもう跡形もないのであるが、
こころのなかにはいつまでも鮮やかに残っている。

桜は海を渡ってくる風にそよとゆれる。
どこかでウグイスの鳴く声が聞こえてくる。
思いもしなかったさみしさに一瞬に包まれる。

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ひとはいくたびとない出会いを繰り返す。
出会いがあれば、別れもまた必然である。
光と影のようなこんな人生が恨めしくなることもある。

しかし、みんなの笑顔をみていると楽しい。
いつからこんなふうに話すようになったのだろう。
若い頃は、対面して話すのが苦手だった。

大勢を相手の舞台なら、なんのことはない。
そんなぼくの気持ちが分かるのか、
おばさんはいつも笑顔で迎えてくれた。

また、桜の咲くころに島に帰ってこよう。
そう思って、またみんなは都会に帰ってゆくのだろう。

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マスコミの功罪
地元のテレビ局がこのあたりの島を、と取材にきていた。
そのことはなんの問題もないのだが、若い頃はちがった。

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本浦の港で、井戸が枯れかけたので深堀の手伝い。
暑い夏の真っ盛りの頃だった。
泥水の中で慣れない作業に、ぼくたちは奮闘していた。

そこへ、新聞社の人が取材にやってきた。
それまではなごやかに話していたぼくたちは急に黙り込む。
ぼくたちの言うことの一部を都合よく書くマスコミは嫌いだ。
そんな雰囲気がさぁーとひろがった。

若気の至りから、だんまりを決め込むぼくたち。
知らん顔で取りつく島もない。
おじさんは、困った顔で応対していたな。
ぼくたちは、ぼくたちだけの島であってほしかったのだ。

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いまではそんなこともない。
インタビューの受け答えをしながら、そんなことを思い出していた。

なにかのきっかけがないと、記憶はよみがえらない。
あんなことがあった、そうそうそんなこともあったと…。

桜の満開の下で、思い出すことも多いのである。
そんな機会を与えてくれた(?)記者さんに感謝。
それって格好よすぎるんじゃないの。
とのご意見もあるでしょうが、これもまた事実なのである。

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海の幸?
夕食には、鯛、平目、牡蠣のご馳走が。

ぼくたちは「海の幸」と言うけれど、魚にとっては災難である。
「○肉○食」の世界だから(「焼肉定食」ではありません)、
しかたがないといえば、そうなのだから、おいしくいただく。

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瀬戸内の新鮮な魚はことのほか美味かった。
このぷりぷりとした食感がなんとも贅沢なのである。
O君の送ってくれた焼酎をのみ、愉快な夜は更けてゆく。

「刺身もうまいけど、やっぱりあれがね…」
「そうそう、メルルーサのフライが食いたい」
「そういえば、やっぱり瀬戸内の魚はおいしいですねって」
「メルを食ってたホステラーがいただろ」
「あれは深海魚で、輸入物の冷凍です」
「しかし、味も思い込みでうまくなる」
「懐かしい味だな」
「異議なし!!」
「はっはっはっは」


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高価なものがうまいとは限らないのだ。
今夜は想い出もいっしょに、ぼくたちはたらふく食った。

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船旅今昔
おなじみ片目眼帯の船長さんはいませんでしたが、
大型のチャーター船に乗り込みます。
M島までは、わずかに25分ぐらいで着いてしまいます。

その昔は普通船で二時間近くもかかったのです。
当時、高速船というのもなかったですね。
運賃が160円だったと記憶しているのですが…。
(YHの料金も、一泊二食付600円ぐらいだったでしょうか)

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木造船の船底(?)で、寝転がっていたのを思い出します。
一升枡の内側にブリキを貼ったのが、灰皿代わりでした。
船べりでいくつもの島を眺めながらの旅でした。

いまでは立ち寄らなくなった島もあります。
港に着くたびにここはどこだ、とあたりを見回してました。
通学の高校生なんかも乗っていました。

速いのは便利ですが、旅情がないという意見もある。
生活者と旅人の視点の差でしかないのだろうか。

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そんなこととは無関係に島の時間はゆるりと流れる。

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春雨と焼肉
かねてより案内のあった39周年(?)の集いにでかける。

仲間の一部は、青春(!)18切符ででかけるというのだ。
この切符には若い頃にもずいぶんとお世話になった。
けっして18歳以下でないと使えないというものではない。
気持ちが青春であれば(なくても)、これで旅に出よう。

高速道路を走り出すと、パラパラと雨粒が落ちてくる。

「あれっ、今日はいい天気なはずなんやけど…」
「やっぱりね」
「今ごろ、電車のなかで噂してるやろなあ」
「そうそう、なんとか男ってね」
「うーん、なんでそうなるんだろう」
(まさしく、百発百中の雨男なるや)


などと言いつつも、本降りにはいたらなかった。
岡山で二名を乗せて、笠岡へ。

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さて、恒例の焼肉なのであります。
すでに、列車組は到着しておりました。

ここのお奨めは、レバーです。
肉厚でタタキ状態で食べると、じゅわーとうまい。
おまけに安くて、ビールも飲んでいい気分。

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港の景色はいつも旅情をかきたてられます。

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読書日和
寒い季節から暖かい春に移り変わると、人生観さえもが変化するようだ。
そう考えると、人間なんてものはたいしたことない、と思えるもの。
環境の小さな変化に翻弄される(?)姿が見え隠れする。
しかし、では常夏の邦がいいのかと問われると、答えに窮するのも事実。
やはり生まれ育った土地には愛着があるものなのだ。
これは常夏に育った人にも同じことがいえる。
ということを忘れないようにしながら本を読み、彼の地を旅するのである。

「うぬぼれる脳」 ジュリアン・ポール・キーナン ゴードン・ギャラップ・ジュニア
 ディーン・フォーク 日本放送出版協会 ★★★★

セルフ・アウェアネスは、自分とは他の誰でもない自分だということを知ること。
この自己意識はなぜヒトに生まれ、新化していったのだろうか。
と、こうまあ書くとなかなかむずかしい問題なのではあるが、こんな話も。
『新化理論学者がよく口にするジョークがある。
何週間も獰猛なライオンのあとを追っていた二人のハンターが、
あるとき思いがけず、茂みのなかでそのライオンに出くわしてしまった。
あいにくなことに、二人とも銃をもっていなかった。
ライオンはちょっとたじろいたあと、行きつ戻りつしはじめて、
いちばんうまい攻撃方法を考えているようだった。
窮地におちいったハンターの一人が、リュックに手を伸ばして運動靴をとり出した。
「そんなものをどうするんだ?」と、もう一人が訊いた。
「ライオンより速く走るなんて絶対に無理だよ」。
「ライオンより速く走る必要はないさ」
と、一人めのハンターは靴のひもを結びながら答えた。
「君より速く走ればいいだけだ」。』
うーん、ヒトはどんな方向へ進化しているのだろうか。

「ホステージ」(上)(下) ロバート・クレイス 講談社文庫 ★★★★
食料品店を襲って、店主を射殺してしまったデニスたち三人。
高級住宅街のなかの家にたてこもり、警官隊と対峙することになる。
しかし、この家には想像もできないような秘密があったのだ。
なんと、この家の主人はギャングの会計士なのであった。
地元警察署長(もとSWAT)タリーが事件解決に乗り出してくる。
ギャングの全貌が隠されたディスクをめぐって事件は急展開をみせる。
まさしくスリルとサスペンス、映画にもなったようだ(ブルース・ウィリスで)。
まずまずの娯楽作(?)といえるのではないか。

「男はなぜネクタイを結ぶのか」 出石尚三 新潮新書 ★★★★
『少し極端な話。もしも私が公金横領かなにかで逮捕されると、
とりあえずネクタイを外される。拘置所でのネクタイは許されない。
一応、自殺防止策ということになっているらしい。
このことを裏返すと、今、私がネクタイを結んでいるということは、
少なくとも拘束されていないことを示す。』
常識的(?)な見解とは正反対である。
ネクタイを社会的慣習の束縛と感じている人は多いのではないか。
まあこういうことはよくあることで、成語にも正反対のものというのがある。
例をあげれば、「善は急げ」と「急がば回れ」というようにである。

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ウグイスの声
ホーケキョ、ケキョとたどたどしい声がきこえる。
早朝はやや騒がしい。

春がやってきたんだなあ、とひととき思う。

駅へと歩けば、ツバメが翻り、
芝生にはムクドリがなにかをついばんでいる。

いよいよ春本番であります。

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万博公園の桜
I市の友人夫婦に誘われて、花見にゆく。
モノレールに乗って、万博公園に到着。
陽気に誘われて(といってもやや肌寒い)多くの人が…。

エキスポ’70と言ったから、もう30年以上も前のこと。
その広大な跡地が公園になっている。
訪れるのは、その当時以来だから、すっかり様変わり。

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やっぱり存在感のある「太陽の塔」です。
はじめて見る後姿(?)はこんな感じ。

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園内の桜、咲いているところもあります。

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園内の桜、咲いているところもあります。

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花見の楽しみは、やっぱり弁当ですか。
見た目もご馳走の一部をなしております。

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園内散策のあとは、これ。
日本人は温泉好きです。
ああ、いい気持ちであります。

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湯上りにはなぜか焼肉が似合う(?)。
こうして休日の夜は更けてゆきました。
しかし、つい飲みすぎて翌日は宿酔で…。

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ムッシュ

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島を旅するときが楽しいですね。
遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

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