ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
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前景姿勢
昨年のいまごろは、沖縄を旅行していて日本国土の広さ(長さ)を実感していた。
やっぱり寒いのは嫌だとおっしゃるのであるが、こればかりは致し方がない。
のではあるが、やっぱりどこか温泉ででものんびりしたいよねえ、という。

来週の三月三日が結婚記念日なのだが、その日は自治会のクリーン作戦がある。
ということで、前倒しにしてゆっくり(つまり家事労働からの解放だな)すごしてください。
すこしでも暖かい地ということで、四国の道後温泉への計画が決定する。

そこからしまなみ街道をへて、鞆の浦へっも行ってみたいという希望をきく。
二泊三日の骨休み&結婚記念旅行ということにあいなりました。

6235琴弾公園

旅する楽しみはひとそれぞれにちがうものである。
名所旧跡を訪ねて、いにしえに思いをはせるのもいいものであるだろう。
それこそ日常の喧騒から抜けだして、のんびりと温泉につかるのもまたこころやすらぐ。
知らない町を歩き、そこに住むひとびとにわが身をかさねあわせてみることもある。

旅の効用はどれだと限定できないのが、また旅の意味を深化させている。
ふと立ち寄った場所が、なにかを語りかけてくれたらそれだけでいい。

6276カフェLamp

6252窓辺

窓のそとにつどう雀たちに、なにをか思わん。

6272すずめたち

はたまた、駅のホームはるかにひろがる海をみてなにを感じるかは…。

6283下灘駅

6299スケッチ

6298作者

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若い女性がいい?
世の男性はすべからく若い女性を好むものだ。
と女性からは思われているようなのだ。
だからか、高齢の芸能人がうら若き女性と再婚したりすると、
「羨ましいでしょう」と訊かれたりもする。
「そんなわけがないだろ」といっても、疑問のまなざしをむけられるだけである。

世間に誤解、誤認、曲解などは多々あるが、これもそのうちのひとつといえよう。
なぜ、いつから、そのようなことがいわれるようになったのだろうか、おかしなことだ。

若さが価値のあるものだというのは、余命が長いという理由からなのだろうか。
より長く生きられる、より長く家事労働に耐えうるということから価値が高くなる、のか。

こうした考え方は、電化製品に対するものとほぼおなじである。
新しい製品ほど多機能で価値があり、古いものはときに無用の長物ともいわれる。
減価償却も経年によって製品が劣化するという前提があってのことだ。

女性(人としてもおなじ)を物品のように扱うとはどうしたことだろう。
奴隷制度時代に逆戻りといわれてもしかたがない。

しかしながら、近親のチンパンジーの世界においては事情がまったくちがう。
若いメスではなく年増(?)のメスがオスに断然人気があるのだ。
このことはなにを示唆しているのか。
人生(サル生?)の経験(つまり子猿を生んだ)に価値がみいだされている。
より多く子孫を残す可能性が高くなる、というわけだな。

5971若すぎる

チンパンジーのほうがそういった面では、ヒトより進化(?)しているということだろうか。

こういう生物学的根拠があるのだが、どちらかといえば若い女性のほうが好ましい。
という気持ちの男性が多いのはどうしたことだろうか。

ひとことでいえば、人はそれぞれの文化の下で思いこみで生きるものだということだ。
いつの世になっても詐欺行為の被害者が減少しないのは、このことの証左である。

髪を切る女性
女性が髪をみじかくしたり、スタイルを変えたりしたとき。
男はそれに気づいているよ、とサインを発するのが礼儀というものだといわれる。
じゅうじゅう承知しているのではあるが、つい忘れてしまうことがおおいものだ。

忘れているというより、関心がないんでしょ、とおっしゃる。
そのとおりである。
あなたの外見ではなく、内面に関心があるんですよ、と言おうものなら。
あらっ、以前は内面は外見に表れると言わなかったかしら、と切り返されるのが落ちである。

今回はさすがに気がついたのだが、さりげなく指摘するのはけっこうむずかしい。
なれないものだから、どうしても大仰になったりしてかえって逆効果になったりする。

だが、そういうことではなくで髪を短くすると印象が変わるということ。
どう変わるかというと、若くはつらつとしているように感じられるのである。
あの「ローマの休日」のオードリー・ヘップバーンを思いうかべていただきたい。

ではなぜそういう印象の変化があるのだろうかと考えるのである。

これは文化的なものがあるのではないか。
つまりおかっぱ頭は若いころのものだと、刷り込まれた記憶があるのだ。
髪はいきなり長くはならない、時間経過とともに伸びてくる。
あたりまえだが、だからこそ若いと短いがむすびつくのである。

女性は失恋すると髪を切る、といわれたりする。
それは、髪を切って若いころに逆戻りするというリセット感を味わうためではないか。
再生する自分を無意識のうちにも思いえがいているのではなかろうか。

しかし、だからといってなんども髪を切ると効果は薄れる。
天災とおなじで、忘れたころにやるのがいい。
衝撃をうけるであろうことは、保証はできないが、まあ想像できる。

では若さは価値があり高評価につながるのかと、それはまた別考察で。

4809路傍にて

八島食堂閉店
ひさしぶりにかみさんと元町駅で待ちあわせて、いつもの短いコースを歩く。
なんだか店構えが暗いんじゃない、締まっているのかな。

6546八島食堂

あわてて小走りにむかってみると、入口の扉にいちまいの貼り紙があった。

6544閉店のお知らせ

思いだすなあ、はじめて訪れたのは会社の先輩に連れられての三宮(東店)だった。
それこそ、うん十年前のころで、お酒もたしか大黒正宗だった(これがうまかった)。
二十歳になるかならないかのころだったと記憶している。

いろんな方とここで飲んだと思う。

三宮の店をやっていたおかみさんが亡くなってもうずいぶんになる。
元町の店のおやじさんのお母さんだと後に知ったが、似てなかったですね。
おかみさんはというと、草笛光子と瀬川瑛子をたして二で割ったような感じ(笑)。
なかなかおじさん連中には人気がありました。
性格もさっぱりしていて、いい雰囲気をかもしだしていましたね。

その息子(元町の店主)はというと、金田龍之介似の渋いどころ(ほめすぎ?)。

しかしながら、長い間お世話になりました。
今後のご活躍、ご健勝をお祈りいたしております。

ほんとうにありがとうございました。
というよりは、いつもごちそうさまでした、と言うべき。
あのネギ玉(ねぎ入り玉子焼)も、もう食べることはできないのだ。

3953ネギ玉

なんだか残念というのか、さみしいものです。

睡眠と肥満
睡眠時間が短いと、肥満になりやすいといわれている。

通常、脂肪細胞が分泌するレプチンは食欲を抑制するホルモンである。
逆に、胃で作られるグレリンは食欲増進作用があるホルモンなのだ。
この「レプチン」と「グレリン」のホルモンバランスが睡眠不足になると崩れてしまうという。

睡眠時間が短いと、満腹ホルモンのレプチンが減り、空腹ホルモンのグレリンが増える。
つまり、睡眠時間が短い人は食欲が増して太りやすい身体になってしまう。

また、グレリンが多いと高脂肪食や高カロリー食を好むようになるという。
睡眠不足のときに、ケーキやこってりしたラーメンが欲しくなるのはこのためだとされている。

睡眠不足はダイエットの大敵となるが、十分眠れば体重コントロールもうまくいく。
睡眠時間を削る実験が終了した後に、2日間続けて10時間睡眠をとると、
食欲に関するホルモンが正常値に戻った。
空腹感と食欲の強さを表す数値も、約25%減らすことができた。

このように睡眠不足だと食欲が増し、食事の量や機会が増え、
結果的には、体に余分な脂肪をためこんでしまうということになるわけなのだ。

というようなことを読んだが、それだけではないことは言うまでもない。
肥るということは、飢餓に備えるという生体側の防護反応だということを忘れてはいけないだろう。
ふっくらしているほうが、美人だという文化もあるんですがね(笑)。

6009安眠

SVD214
なんだか知らないが夕方になって職場がさわがしい。
女子が数人でワイワイいいながらあっちの机こっちのデスクと移動している。

なにやら紙袋からだして配っているようなのだ。
そこでようやく気がついた。
今日はセントバレンタインデーなのだった。

ほ~、ここの職場ではそういう習慣が残っているのだな。
まわりのおじさんたちも、いつもとはちがって神妙な顔をしてお礼をいっている。
それにどことなくうれしそうというか、にやけ顔になっていた。

わたしも十数年ぶりに、ひとついただいた。
なんだかしらないが恥ずかしかった。

6417バレンタイン

以前いた会社では、こんなことはやめましょうということで立ち消えになった行事だ。
そういえばいままでに義理チョコも含め数えるほどしかもらった経験がない。

6421チョコ

ときおり思いだすのは、チョコではなく「賀茂鶴」の小瓶をもらったときのことだ。

伊勢路漫遊(結乃篇)
今回の旅でも木曜日の夜から前泊させていただき、
土曜日も遊び疲れて遅くなったので泊めていただき、
ほんとうにNSH家には、いろいろとお世話になりました。

いつ訪れても、夫婦適度に仲良く(!)いい感じです。
もうすぐ暖かくなってきたら、また我が家にもお越しください。

5979欄干

立杭焼の里など散策いたしましょう。
日本のマチュピスとよばれる竹田城跡なんか、いいところがあります。
有馬の湯にのんびりつかって、楽しく語らうのもいいでしょう。
六甲の自然もなかなかいいものですよ。

5984樹木


 ♪ どうしてどうしてぼくたちは
   出逢ってしまったのだろう ♪

これはユーミンの「リフレインが叫んでる」の一節だが、なかなかいいですねえ。
いろいろと考えさせ、意味のひろがりがあるフレーズだと、この部分だけですが(笑)。
このリフレインというのは、ヒトの脳を興奮させたり陶酔させたりするようなのです。
ベース音の単調なリズムの繰り返しもおなじカテゴリではないか、と思います。

あまた生きる人たちのなかで、ぼくたちはどうして出遭ってしまったのか、出会えたのか。
時間と空間が織りなす悠久のはざまで、ほとんど宝くじに当たる確率(?)みたいなものだ。
やはりなにか人知の及ばないものがそこに働いていると考えるべきではないかと。
(もちろん、出会わない、出遭えない確率も考慮してしかるべきではあるが)

5970土鈴

特別に選ばれて(どういう機序で選ばれたかは不問)、ぼくたちは出逢うべくして出逢ったのだ。
不思議な縁だと思いませんか、と話す若い男をみかけたような記憶がある。

こんなふうに受けとめることができるひとは、それだけでもうしあわせになっている。

6163秤

でもねえ、結果的には出遭ってしまっている(完了形)のだから。
出逢わなかった出遭いというのは存在しない、ということなのでしょう。
世のなか理詰めだけでは解けない不可思議が、たしかにあるような気がしますね。

6011猫男

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伊勢路漫遊(転乃篇)
最後は、このあたりの施設でもっとも人気がある鳥羽水族館にいく。

不思議なものだが、水族館ってなんだかいつも発見が、どきどきがあるような気がする。
(忘れているだけなんだろうか、いえいえ水族館さんも努力されているんだと思います)

この地球上には多種多様な生物がいろんな地域、空間でいきている。
もちろん、その多くは昆虫が占めているのだが、魚類もなかなかに多彩だ。

地球上の70%あまりの面積を占めているのは海だ。
深海にはまだだれにも知られていない生物がいるにちがいない。
その未知がヒトの好奇心をくすぐるのだろう。

6173.jpg

6182.jpg

6187.jpg

魚といってもいろいろな形態、生態のものがいる。
ちいさなこどもがじっと水槽にはりついて泳ぐ魚をみていた。

6203.jpg

水槽をながめていて、南の海にいる魚はどうしてこんなに色とりどりなのだろと思う。
カラフルな方が繁殖相手に見つけられやすいからだろうか。
捕食者にみつかる危険を冒してまでも目立つ必要があるのだろうか。

はでな色彩、コントラストをもつものは、おうおうにして毒をもっていることがおおいんだがな。
色の鮮烈さゆえに、捕食者はすぐに学習して以後近づこうとさえしなくなる。
そのためにも目立つ色、デザインでなければならない。
だからか、しばしば擬態されることもあり、毒がなくても知恵(?)で行きぬこうとする。

6213.jpg

自然の造形のすごさにはしばしば時間を忘れて陶然とするのである。
魚だけではなく、水棲生物も多くいて飽きることがない。
水族館が人気なのはなぜか、がなんだかわかるような気がする。

6200.jpg

一行六人、なにかに憑かれたように写真を撮りつづけていたのだった。

あっというまに閉館の時間(この時期16:30だ)はやってくる。
またゆっくりと、季節をかえて訪れたいものだと思う。

6225.jpg

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伊勢路漫遊(承乃篇)
こんなチケット(鳥羽まるみえパスポート)があるよ、と事前情報あり。
ということで、今回はこれを購入して各施設をめぐることにする。

6233鳥羽パスポート

まずは、鳥羽湾めぐりとイルカ島のコースへ出発。
なんだか失笑してしまうような船ですが、これも地方観光地にはありがちなもの。
外国からの観光客もいたのだが、ちょっと驚いているような虚をつかれたような表情だった。

6050遊覧船

船が走りだすとたくさんのカモメやトビが近づいてくる。
それは乗船客がえびせんやポテトチップなどを投げると知っているからなのだ。
カモメはくちばしで、トビは足でかっさらうように上手にとってゆく。
そのたびにこどもたちや大人からも歓声があがる。

6101船と並走

船と並走するように舞い群れ飛ぶ鳥たちは、人気があるのだろう。

6103カモメ乱舞

人はしばしば、鳥のように空を飛びたいという願望をもつ。
大空を鳥のように自由に飛びたいと、それは歌に歌われたりもする。
だからか、なんの疑問も感じないようなのだが、ほんとうに鳥は自由なのだろうか。

土屋教授ではないが、もしも鳥になったなら虫も食べなければならない。
空を飛ぶのもけっして遊んでいるのではなく、餌を求めてのことなのではないのか。

などと考え、もしわたしが鳥だったら人間になりたいと願ったかもしれない。
この世界を自由に切り刻み、好き勝手に生きる人間になりたいと切望したことだろう。

6066カモメと鳶

寒さにふるえるアシカやイルカのショウがなぜかもの悲しく感じられるのである。
これがあたたかな春や、暑い夏だったらばこうは思わなかった、という気はする。

御木本真珠島では意外なことを知った。
この秤に刻まれたmomの文字の意味を知っているだろうか。

6162真珠秤

真珠の取引単位は、日本の特産品であることもあって、匁(もんめ)がいまも使われている。
1匁=3.75グラム、いまの五円硬貨がちょうどこの重さ(質量)になっている。
カラオケ、ツナミとならんで世界共通語(単位)なのであった。

6160御木本幸吉

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伊勢路漫遊(起乃篇)
いちど、お伊勢さんに行かないかとのお誘いをうけていたが、なかなか実現しなかった。
だが、ことはかんたんに決まるときはあっけないもので、あっというまにその運びとなった。

伊勢といえば、関西では小学校の修学旅行先の定番中の定番である。
(現在はどうなっているのか、実情はよくわからないのだが…)

6006伊勢

落ちないようにとうるさいぐらいに注意をうけながら、五十鈴川の流れで手を洗い、
二見ヶ浦の「夫婦岩」の光景が、あまりに絵葉書のイメージとちがっているのに衝撃をうけ、
やっぱり楽しかったのは、宿屋での初体験まくら投げだったと思いだしたりするのである。

6001内宮

そのころはなかった「おかげ横丁」で伊勢うどんを食べるがこれは好みのわかれるところ。
やっぱり、さぬきうどんの安さと、うまさに、いまさらながらに気づかされるのである。

伊勢名物といえば「赤福餅」が断トツに有名ではあるが、これもなかなかにおいしい。

6019へんば餅

「へんば餅」の名前の由来、へんばとは返馬と書くのである。
二百余年前、安永四年(一七七五年)、参宮街道宮川のほとりに茶店をはじめた。
当時伊勢神宮に参拝する人たちがこの店で休憩し、ここから馬を返し参宮したのだそうだ。
そのため、この店で商っていた餅のことがいつしか「へんば餅」と名づけられ今日に至ったという。

6021へんば餅休憩

あっさりとしたこし餡と、うすかわ状態のもちがなんとも絶妙である。
店内でのサービスのお茶(これがおいしい)をいただき、へんば餅を食う。
二個食べても140円という安さ、喫茶店ではなくここで一休みするのがいいだろう。
店にいるおばさんも感じがよくて、やっぱりお伊勢さんに来てよかったと思うのである。

今夜の宿は、ホンダ健康保険組合の保養所、鳥羽荘である。
(NSKさん、お世話かけました)

6043鳥羽荘

卓球台をみてしまっては、やらずにはいられない。
右に左にあたふたとしながらも、笑いにつつまれたひとときをすごす。
そういえば、M島でもいっときロビーに卓球台がおかれていた。
あんがいにも勝負事がすきで、負けず嫌いの気性をあらわすおじさんのことを思いだす。
なんども対戦して勝ったときなど、なんとも勝ち誇った笑顔をうかべるのであった。

6038卓球

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遠くへ行きたい
そんな名の番組があった(いまもあるのかどうか知らない)。
はじめにテーマソングがながれると、じっとしていられない気分になった。

テレビ画面でのみ知る顔が知らない町や村、街道を歩く旅だった。
観光名所を訪れるのではなく、その地に暮らすひとびとと語りあうのが常だった。
生きるとはそういうことなのだ、と訳知り顔にはなす友もいた。

そのころ都会に住む若者は旅にでるか、旅に郷愁をいだきつつ暮らすしかなかった。

見知らぬ町をさまよいあるく自分を夢想しながら列車にゆられていた。
夜行列車の窓にうつるのはいつも自分の顔だった。
その背後に光がながれ、暗黒の空がうつりゆくのが見えた。

いつもぎりぎりのお金しかない旅だったが、苦に思ったことはない。
だれもがそんな旅をしているのだ、となぜか信じこんでいた。

ふとしたところで美しいひとをみかけると、こころふるえる感じがした。
近寄りがたいというのではなく、近づいてその場面がこわれるのを畏れた。
信仰心などないのに、いつまでもながめていられる幸運を祈った。

一夜明ければ、おたがいに別の地をめざすのが旅というものだ。
だが、なぜかやるせなくて高台にたちつくしていた。

 はるかなる はる
 おとこらは 音もなく
 まどべに まどろみ
 よるは 時をこえしのびよる

3906叢

旅はいつもロマンにあふれているとはかぎらない。
のではあるが、いまでもふとあてもなく旅立ちたくなる夜がある。
これって、男ならだれでももっている性向なのだろう。



プロフィール

ムッシュ

Author:ムッシュ
島を旅するときが楽しいですね。
遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

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