ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
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冬の旅 寒花火篇
花火の季節は夏である。
というのが大方の考えだろう。
だから逆に冬に打ち上げれば、という考えもでてくる。
しかし、もともと野外で行われるものだから雨や寒さが大敵である。
だが、そんな懸念をものともせず、暗く空は晴れわたっていた。
(天候に責任はないのだが、なんだかほっとする)

熱海では冬の花火が恒例になっている。
そもそもの始まりは24年前に発生した伊豆東方沖地震に端を発する。
この地震により、熱海・伊豆地区は客足が遠のいてしまった。
その打開策として冬の花火が考えられスタートしたという。

7799花火

きれいな花火の写真がありません。
見るには絶好の間近に席をとったため、望遠ではうまく撮れなかった(汗)。
しかしながら、肉眼での景色は最高でしたね。
音もすごい迫力で、おもわずお尻が浮きそうになんどもなりました。
その一端を垣間見てください(笑)。

7871花火

7785花火

7836花火

7867花火

あっ、それから熱海で五月みどりさんに遭遇しました。
(ウインドウ越しに一枚、パチリ)
彼女のショップがあり、ピンポイントでのことでした。
間近で見ましたが、小柄で性格もいい感じの人にみえました。
こういうハプニング(?)が楽しく思えたりして、また旅したいと思ってしまうのであります。

N1255五月みどりさん

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冬の旅 学生気分篇
ひさびさに味わい、なんだか若いころにもどったような気分だ。
やはりというべきか多少の雨は降ったのだが、おおむね天候にもめぐまれた。

富士は日本一の山と歌にもあるが、たしかにそうだ。
コニーデの雄大な形は、浮世絵にもなっている。
(まあ、かなりデフォルメされてはいるのだが、人気ゆえなのだ)
いろんな角度からちがった姿をみせてくれる。

N1198富士

1160富士

N1182富士

N1194富士山

そういえば小学六年のときの担任は、富士山(ふじやま)先生だった。
などと唐突に思いだすのである。
(縁があるのかな、と思ってしまうのが人なのだろう)

N1403富士

N1212富士

N1232富士

連日連夜の飲み会(宴会)は、文句なしに楽しかった。
二十歳前後にみんなとは知りあったから、みんな多感だったろう。
若者たちばかりだったから、まあいろんなことがあったのだが…。
あのときは、じつはこうだったんだ。
という話もでたりして、そうだったのかということも多々あったが、おおむね忘れてしまった。
忘れてしまっていいのだろう。
忘れてしまえるということが、しあわせな境遇にあるということなのだろう。
忘却とは忘れ去ることなり、なんて有名なフレーズがありましたね。
(なんの説明にもなっていないところが、またいいのでしょう)
「人間は忘れ(ることができ)る動物である」

N1200富士

でもね、忘れられないこともありますよ。
とおっしゃる方がおられると思うが、じつはその中身が問題なのだ。
「羅生門」に描かれているように、事実は「藪の中」であることもおおい。
ヒトは意味があり自己解釈できる記憶をもちがちである、ということなのだろう。

N1387富士(三島から)

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師走でおます
師(先生とかお坊さん)でさえも走りだすほど忙しい月。
などと言われていたし、いまでもそう思っている人もいるみたいですが。
(武田鉄也氏が言いそうな語源です)

昔から十二月と書いて「シハス」とよんでいた(万葉集や日本書紀にあるとか)。
当時は「師走」という表記はなかった。
後の世に「シハス」という発音に「師走」という字を当てたのであろう。
ということで、どうもこれは当て字というのがほんとうのところらしい。

昨今では、年末だからといってとりたててふだんと変りなく、という方もおおいですが。

年末の恒例の行事(?)といえば。
大掃除、おせち作り(カタログ注文も多い)、もちつき(都会ではとんと見かけません)、
年越しそば(関西はうどんでいい?)、紅白歌合戦(わたしは見ませんが)あたりでしょうか。

こたつに入ってみかんを食べるなんてのは、昭和の風景でしょうか。
小沢昭一さんならそうおっしゃりそうですが(ご冥福をこころからお祈りいたします)。

小沢さんといえば、出張で地方を車で走っていたころにラジオでよくききました。
「小沢昭一の小沢昭一的こころ」でしたかね。
(そのころの脚本は宮腰太郎さんでした)
夕方になって、あのお囃子(テーマ音楽)が聴こえてくると、今日も仕事が終わったと実感しました。
ばかなおじさんのエピソードなどで笑ってしんみりして、明日への元気をもらっていました。
その節はお世話になりました、どうもありがとうございました。

7733カモメと青い空

まあ、とりあえず今年もなんとか無事終えられそうだ、と安堵いたしましょう。

クリスマス雑感
クリスマス寒波がやってきて、日本のクリスマスは終わった。

7756クリスマスツリー

クリスマスって、キリストの降誕(生誕)を祝う日だとは知っている。
キリスト教徒にとっては、たいせつな日なんだろうなとも思う。
バブルのころ、サラリーマンがクリスマスパーティだとかで酔っぱらい騒いでいた。
現在は、家庭で静かにチキンやケーキで楽しむようになってきたみたい。
(七面鳥なんだけどとは、ちょっとそこまでは無理)

しかし、日本にキリスト教徒ってそんなにいたのかなあ、なんて思う。
というと、こどもたちが楽しみにしているのに水をさすようなこといわないの、と。
(キリスト教徒でなくっても、キリスト教会で挙式をあげる国なんだからいいじゃない)
(神父さんと牧師さん、仲が悪いんだろうな、ということはわかりますが…)

日本人は気にしない、これはまあそうかなと思っても。
キリスト教信者からみたら、こんな光景どう感じるんだろうとはいつも気になる。

日本国中に布教するチャンスだと思うんでしょうか。
(だとしたら、まったく的外れなことなんですが…)
やっぱり不愉快じゃないかと想像しますが、日本人はそこまで思い至らないか。
(相手の気もちになって考え行動しなさい、なんてよくいうんだけど)

ハロウィンなんて、敬虔なキリスト教徒からみれば邪教の祭りだ、となるだろうし。
(キリスト教のお祭りだ、なんて思っている人はいないと思いますが…)

まさしくアルカイックスマイル、神秘の国ニッポンとしての面目躍如ですかね。

ショウケイ
パソコンだと小計って変換されるんですが、ちがいます。
象形でもなく、小径や承継じゃなく、憧憬のことなんですが。

「えっ、ドウケイでしょ」
「まちがってます、ドウケイじゃないですか」
「ほんと~、また冗談ばっかり…」

などと返ってきますが、そういう認識なんだと。
童に引っぱられた発音なのでしょう。
鐘楼(ショウロウ)などというのもあるんですが。

N1071ギャラリ

まあ、これでおおよそ教養の程度が知れますね。
わたしも、知ったのは最近なんですが(笑)。

コンプレックス
「わたしって、コンプレックスがあるの」
「ふーん、複雑なんだね(笑)」
「……」
(ポカーンとしてたり)

こういった行き違いが多い(わざとしてるでしょ、の指摘もあり)。

まあ、劣等感があるのよ、といいたいのだろうとは後で気づく。
だって、コンプレックスというから、劣等コンプレックスって言わないから…。
逆に優越コンプレックスってのもあるんですが、と思う。
(これは優越感ですね)

♪ 人のきもちってえ~え、コンプレキシカルなものですねえ。 ♪

あっ、マザコン(マザーコンプレックス)というのもありましたね。
これは精神分析、心理学用語ではなく、和製英語ですけれども。

最近ではコンプレックスといえば、複雑系(complex system)がうかびます。

N1063蕎麦屋

ぶれる、ぶれない
最近、政治の分野でよくつかわれることばである。
「ふれる」とは、どうやら意見や態度を変えることをいうらしい。
「ぶれない」とは、なにがあろうともおなじ態度、価値観を持ちつづけることだという。

本来はどちらがいいとかとは関係ないと思うが、現状では「ぶれない」をよしとする。

では、あることを信じていたが、まちがいだと気づいたときにはどうするのか。
まちがいだったと謝罪し、方向転換することはゆるされないのだろうか。
(民主党のことをいっているのではないので誤解なきよう(笑))

「過ちては改むるに憚ること勿れ」と論語にもあるではないか。
(こどもには、まちがったことをしたりしたら、素直にあやまりましょう、と)
(なかには、絶対に自分の非は認めてはいけないという方もおられるようですが…)

N1069柿の実

ことさらに「ぶれない」を連呼する方は、それ以外に言うことを知らないという印象をうける。
とは、うがった観方だろうか。
もっと辛辣にいえば、「ぶれる」「ぶれない」の背後に当然あるべき思想がないのではないか。
あるいは、その考えが表面に浮上し周知されることを怖れているのではないか、とも思うのだ。

選挙と万歳
今回解散にともなう衆議院の選挙があった。
このところいつも期日前投票に行っている。
日曜日はいろいろとすることが多いので、この制度はたすかる。
まあ、そのうちネットでも投票できる、ということになるのだろう。

民主党の惨敗は予想されたことだったが、みずから播いた種だからしかたがない。
その轍を踏まず、自民党の方々にはこれからしっかりとやっていただきたいもの。
当選した方々は身のひきしまる思いだろう、とは想像するのだが。

だからなのか、あの当選万歳にはなにかなじめないものを感じる。
勝った負けたではなく、民衆の付託を受けたということなのだと思うのだが…。
結婚とおなじく(?)ここがゴールではないということをしっかり認識いただきたい。

だがよく見ていると、その万歳風景にもいくつかのパターンがある。

まず当選者、後援者等全員で万歳をするスタイル(満面の笑みで)。
(これがいちばん古典的なのだろうか)
(前公明党代表太田氏はこれだった、当選したうれしさに正直すぎるきらいはある)

つづいて、当選者、後援者等全員万歳はおなじだが、横にいる妻は深々とおじぎをするもの。
(日本維新の会、松波健太氏がそうでした)
(なんだよ亭主関白かよ、日本的謙虚さのアッピールなの?という若者がいるかも)

そして後援者等が万歳をして、当選者は横でご支援ありがとうございましたと礼をするタイプ。
(小泉進次郎氏はこのタイプでしたね)
(なぜか堂々としていて、なるほどあの人気はこのあたりにあるのかという感じ)

敗者は勝者に対して拍手するという運動会的パフォーマンスがあれば完璧だった。

どれがいいというものではないが、この光景が人びとの無意識にひそむことはありそうだ。

N1077麦わら細工

毒語感
あまたある書物のなかには、箸にも棒にもかからないというものがある。
だがそれらのものがまったく存在意義がないかというと、そうではないことがわかる。
どのようなものにも、存在するということによって獲得されるものがあるようなのだ。
たとえば、ひとときよくいわれた「世界にひとつだけのもの」というようなこと。
すこし考えれば、世界にはひとつだけのものしかない、のではと疑問に思うはずだ。
だが世間はそうは感じていなかったようで、なぜか言いはやした。
逆に考えれば、世界にひとつだけでないものがあるのだろうか、と思うのだ。
結論からいえば、それは確かにあるのだ。
ただし、実在はしない、または現実世界には存在することができない。

N0832花

「手と脳」 久保田競 紀伊國屋書店 ★★★
本書のなかでみつけた、一般的には誤解されていたりする知識をふたつ紹介しておこう。
『手の感覚だけで、少なくとも五種類のものが区別される。
一過性にさわられたときに感じるのが触覚で、持続的に圧されたときに感じるのが圧覚である。
熱さ、冷たさも独立した感覚であり、痛みも独立に感じる。
この他に、はっきりした意識にのぼらない感覚として、運動感覚(固有感覚ともいわれる)があり、
筋肉や関節の状態を脳へ伝達して運動調節に関係している。
この運動感覚は他の感覚とちがうので、第六感ともいわれている。
日本ではふつう第六感というと五感とは別にある感覚で、鋭くものの本質をつかむ心の働きのことを
さすが、欧米では第六の感覚といえば運動感覚のことで、日本とはちがった意味で使われている。』
映画「シックス・センス」もこの感覚を指しているのでしょうね、映画解説者も知らないようですが。
『感覚の種類によって反応時間は異なっている。
光刺激の最短の反応時間は〇.一八秒であるが、音や触覚ではそれよりも〇.〇四秒も短くなる。
電気刺激を手か顔の皮膚に与えると、反応時間は短く〇.一三秒である。
音刺激のほうが光刺激よりも反応が速いので、陸上競技では音刺激が使われるのである。』
あのスタートのピストルもこうした科学的根拠があったのだということがわかります。

「地球最後のオイルショック」 デイヴィッド・ストローン 高遠裕子訳 新潮社 ★★★★
いまや世間では、エネルギー問題は重要な政策課題のひとつになっている(遅いくらいだが)。
原子力依存から脱却して、再生可能エネルギーにシフトしていかなければ、などという。
で石油・天然ガスは地球規模でどのような状態にあるのかが詳しく書かれているのが本書だ。
結論からいうと、野田さんではないが「近いうちに」産出は頭打ちになり減少一途になってくる。
だから、中近東の問題があり、東シナ海、尖閣問題があるともいえるのである。
詳しくは本書を読んでいただけばいいのだが、こんなことを知っていましたか。
『一般にはあまり理解されていないが、石油を含有する地層は、
地中湖のようなものではなく、頑強な岩のようなものだ。
石油やガスは、連結した穴(孔隙)に閉じ込められていて、採取が不可能なように思える。
だが幸い、油層には巨大な圧力がかかっている。
一般的な地下一万フィートの油層には、一平方インチあたりおよそ四千五百ポンドの圧力がかかって
いる。井戸を掘り、必要な管を設置すれば、この圧力と、
はるかに弱い表面の圧力(十五ポンド/平方インチ)の差によって、原油が自然に噴出する。
つまりは最初は、自然の圧力によって原油が押し上げられるのだ。』
ということで、地中にある湖のようになっているのではなかったのです。

「押しかけ探偵」 リース・ボウエン 羽田詩津子訳 講談社文庫 ★★★
舞台は一九〇〇年代初めのニューヨークでのこと。
アイルランドからニューヨークに渡ってきた若きモリー・マーフィーは仕事を探していた。
見知らぬ土地でひとりで生きていくのには、なにか確固とした職業をもたなければならない。
むりやりに弟子入りした探偵事務所だったが、ベテラン探偵のライリーが殺されてしまう。
みずから犯人探しをはじめたマーフィーだが、あやうい場面に遭遇したり波乱の連続である。
しかしこのミステリは、マーフィーのパーソナリティの魅力におうところがおおきい。
また、続々とヨーロッパ大陸から移民がやってくる時代の活気も読むものを興奮させる。
いまや大国になったアメリカ合衆国だが、こうした時代を経てきたのだという思いもいだかせる。
まだまだ続編があるらしいから、また読んでみたいものである。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

ルミナリエの名残り
今夜はひとしお寒さがつのるのだが、われらには関係がないようだった。
ふたたびわが家のリビングで深夜(二時は過ぎていた)まで宴はつづく。

あくる日にもさらに二名の参加をえて、たこ焼きパーティがひらかれた。
A氏からの鮨の差し入れなどあり、さらににぎやかになった。
しかし歳のわりには元気な仲間に天上人はおどろかれているのではないか。

N1062たこ焼き

N1060差し入れ鮨

ヒトだけではないが、いつまでも生き続けることはできない。
しかし、だからといって歎いたりする必要もない。
いまを生きるしかないのだから、楽しく生きればいいのだ。
(過去や未来を実感として生きるということは、論理的矛盾である)

ではあるが、もし彼が彼女がここにいれば、と思わずにいることもできない。
人生とはこうして考えれば、不思議と悔恨の世界なのだ。
そうした想い、思念が来世という概念をつくりあげるのは当然の成りゆきだった。

願わくば、ふたたびめぐりあい、よろこび逢えんことを。

N1025空からルミナリエ

テーマ:真鍋島の愉快な仲間 - ジャンル:旅行

ルミナリエの夜
はやばやとわが家集合組(滋賀から)が昼すぎにやってきた。
近くのマックス・ヴァリュで今夜の二次会用、飲み物つまみなどを購入する。
ここに大阪組が加わってさあでかけようか。

休日用の回数券(五枚分で七枚)で神戸のチベットから都会へと。
広くなった阪神電鉄三宮駅改札口で残りのメンバーと無事集合する。
みんなすこし年輪を重ねましたね、でも元気そうでなにより。

N0965神戸港

N0973夕暮れ

ルミナリエは阪神淡路大震災で亡くなった多くの方々の鎮魂と、復興とではじまった。
若いカップルやこどもたちはそんなことも知らぬげに楽しそうにしている。
たくさんの屋台がでて、にぎやかななかにも荘厳な音楽が聴こえてくるのである。
こうした平和な光景が、地震の犠牲者の霊をなぐさめるのかもしれない。
そう思えば、ちっとも違和感などなくながめることができる。

N0990震災モニュメント

18回目の開催になる今年のテーマは「光と絆」だそうだ。
輝く光のモニュメントに、東北で被災された方たちにも思いがおよぶ。
あれからもうそんなに経ったのだなあ、といまさらながらに思う。

N0976市役所から

N0986ルミナリエ薄暮

N0999ルミナリエ

N1023ルミナリエ会場

そして忘年会をかねた宴会となるのだが、忘れられないことも多々ある。
いろんな記憶は澱となってこころに積み重なっているのだろうか。

N1009ルミナリエ

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ルミナリエ臨時開業?
今年も恒例(?)のルミナリエ宴会をしよう。
遠くのお方はわが家に泊まってもいいですよ。
ということになったら、予約殺到で嬉しい悲鳴というか困った。
八名(女性三名、男性五名)もの寝具をどう算段しようか。
今回は、東京、静岡、岐阜、滋賀、大阪、岡山からやってきます。
持参できる人にはお願いすることにしよう。

倉敷のKBS氏からはこんなものが届いています。
みんなでおいしくいただきましょう。

N0955あたご梨

昨夜からの雨もなんとかあがって晴天です(笑)。
朝からふとんと毛布、枕(不足気味)をなんとか配分がおわる。
さっと部屋を掃除して、いつきてもだいじょうぶですよ。
3LDKのわが家ですが、なんとかなるでしょう。
(もちろん、リビング宿泊組もおります)

宴会等の続報はまた次回ということで、本日はここまで。
三宮での宴会幹事WDさんよろしく。

N0956ポインセチア&シクラメン

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紙魚じみ
ときおり古い本を引っぱりだしてきて、ぱらぱらとめくるとなにか動くものがいる。
シミといって、書籍害虫などとも思われているものだが、じっと見つめたりもするときがある。
いつも思うのだが、ヒトは人の立場から考えてしまうことがおおいのである。
シミの立場からすれば、ヒトが害獣だということになるのかもしれない。
世間には、いろいろな悩み相談や人生訓話などあってにぎわっていたりする。
そんななかでもよくいわれるフレーズで、相手の立場になって考えるというのがある。
ある方向からだけではなく、いろんな角度からものごとを見つめてみては、というものだ。
会話や討論などでは、相手方はどう思い考えているのかを無視することはできない。
ただし、相手の範疇には虫や草や邪教徒(?)は含まれていないようなのだ。

7703ナマズ頭

「和解する脳」 池谷裕二 鈴木仁志 講談社 ★★★★
裁判で白黒をつける、といういい方があるがこれはどちらかが正だということではないと思う。
『判決というのは、「理」による強制ですからね。
負けた側、判決内容を強制される側は、普通は納得できない。
次なる手段での復讐なんていうことになりかねないんです。
これに対して、任意に合意をして、お互いがこれでいいといって和解した場合は、
たいてい、もうそれ以上次の紛争が起こらないんですよ。
本当の意味での解決になるんです。
そういった意味でも、「和解」という方法が使えるケースであれば、
もっとうまくそれを活用することを考えていったほうがいいんじゃないかと思うんです。』(鈴木)
和解するということは妥協と思われ、どちらが悪いのか分からないのではないかといわれる。
そう単純ではないとは思うし、では「いい」と「悪い」ってなんだろうと考え始めるだろう。
脳からみれば、こういうことなのである。
『「いい」「悪い」ってありますよね。「いいヤツ」「悪いヤツ」とか、「いいもの」「悪いもの」とか。
でも、「いい」「悪い」という分け方は、じつは脳の中に一切ないんです。
そうすると、「合理的なことがいいことだ」という場合の「いい」っていったい何だ、という話になっちゃう。
じつは脳の中の本当の価値基準は、すべて「好き」か「嫌い」かだけなんですよ。
快、不快って言い換えてもいいかもしれませんが。』(池谷)
「悪い奴」は「嫌いな奴」であり、「正しい人」とは「好きな人」なのかもしれないですね。

「永遠の故郷 夜」 吉田秀和 集英社 ★★★
吉田氏のことはずいぶん前から丸谷才一氏の本で知っていたのだが読むきっかけがなかった。
もちろん音楽に暗いということもあったのだが、いつかは読んでみようとは思っていた。
では彼はどんな人なのだろうとというと、誰もが知っている有名人の言があればわかりやすい。
小澤征爾といえば、音楽好きでなくとも知られている有名な指揮者である。彼はこう言う。
「ぼくにとって吉田先生は生涯こわい先生。まったく幸運です。先生と巡り逢えたことは」
そういう立場の先生なのだ、ということはわかるから、後は読んでみるしかない。
『いつかフォーレの《月の光》でみたように、音楽家は得てして大切な肝所は小声で語る。
大事に当って声高にならない。いや、これは音楽に限った話ではない。
だから、音楽は人生の友となり得、人生を裏切らないといえるのだ。』
なんとなく、ふむふむという感じが伝わってこないでしょうか。

「殺人展示室」 P・D・ジェイムズ 青木久惠訳 早川書房 ★★★★
ハムステッド・ヒースに建つ私設の「デュペイン博物館」は有名な殺人事件をの展示で知られていた。
その博物館で殺人事件が起きた。創立者の息子ネヴィルが車もろとも焼き殺されたのである。
彼が死ぬことによって利益を得るのはだれか、ふつう殺人事件捜査はそうやってすすめられる。
イギリスにはミステリ界で有名な三人、ポワロ、モース主任警部、そしてアダム・ダルグリッシュがいる。
ダルグリッシュの捜査は、謎解きだけに終わらずその人間関係に重きをおいている。
あるいは、人の生き方、価値観がストーリーのなかの魅力の要因だともいえる。
もちろん、著者の人生観だといえばそれまでだが、いかに読者を納得させられるかの問題でもある。
『「でもどんな愛も危険ではありませんか。
私はこれまでずっと怖がっていた、愛情に縛られるのを怖がっていたようです。
ようやく分かってきたような気がします」彼女は目を上げて、ダルグリッシュを見た。
「愛情を恐れていると、半分しか生きていないことになります」』
こういった作風が好きな人もいれば、そうでない人もいるのは知っているが、いかがでしょうか。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌



プロフィール

ムッシュ

Author:ムッシュ
島を旅するときが楽しいですね。
遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

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