ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
06 | 2014/07 | 08
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

エスカレータで化粧をする女
朝の通勤も夏休みにはいったせいか人の数はすくない。
いつものように地下鉄コンコースから改札口へむかってあがっていく。
エスカレータに乗る人もまばらだ。

二三段前にいる女性が手鏡をもっている。
はて、なにをしているんだろうと思ってよくよく見る。
あれはなんというのだろうか。
まつ毛をカールさせる、アイスクリームすくいに似たもの。
いままさに化粧の仕上げ真っ最中であった。

車内での化粧はよくみる光景なのだが…。
女性の執念(?)おそるべし。
しかし、このまわりを睥睨するかの精神はすばらしい。
(ある意味尊敬する)

大変といわれる子育てなんかもなんなくクリアするんだろうなこういう女性は。
しっかりしたお母さんになるんだろう。
なりふりなんかかまっていられないわ、子育て驀進中なんですってね。
(あっ、なりふりかまっているか、う~ん)

N4720採蜜する蝶


スポンサーサイト
駆けぬける母娘
母親が幼稚園ぐらいだろうか、おさない娘の手をひいてかけてくる。
それもそうとうのスピードだからころばないかとすこし心配になる。

朝のいそがしさについ遅くなってしまって、といったところだろうか。

しかしこの光景にたびたび遭遇するとなると、ちがった感想もわいてくる。
もうすこし早く起きるとかできないものなのだろうか。
若者じゃないんだから、母親なんだから。

だがまてよ、人には人それぞれの事情があるものだ。
ワーキングマザーってなかなか大変なんだなあ。
いわく他人には説明できないようなことだってありえる。
そういう裏事情があるってことなのかもしれない。

そう考えるわたしの横を、猛スピードで娘の手をひいて駆けてぬけていく。
今朝は母娘そろってこぼれるような笑顔とともに。

なにかいいことでもあったのだろう。

N4787錦鯉


北海道花紀行 ガーデンか園か篇
きれいに整備されたガーデンを好まれる方々がおられる。
都会派といっておきましょうか(頭脳・思考優先ということ)。
なにごともコントロール下におきたい、という願望がすけてみえます。
自然をそのままではなく選別し、人の嗜好のもとにまとめあげたい。
そのほうが気もちがいい、というのもわかります。

一方、そうそう自然は人の思いどおりにはならないと考える方もいる。
カントリー派とでもいったほうがいいのでしょうか(身体をつかってやろう)。
できれば人の手をかけないで、できるだけ自然なようにしてあげたい。
自然のなかに花が咲けば、ハチもチョウもムシも集まってくる。
キツネだってタヌキだってリスだって、クマも暮らしているんだしね。
そうしたおおきなくくりのなかで植物を愛でたいと思う。

まあ、その中間あたりというものもあるんですが。
有名なガーデンや原生花園などいろいろめぐってきました。
そのなかでいちばん印象に強かったところ。
(あくまで個人的見解ですから)

北海道の滝上町にある「陽殖園」というところ。

8459陽殖園概要

今年の二月に大阪でMに会った。
そのとき、夏に北海道へ行くよという話をした。
かみさんは庭が好きだからどこかいいところはないだろうか。
という問いかけに、即座にここがいいよと教えてくれた。
ひとりで50年以上もかけて文字どおりコツコツと手作りした園なんだという。
800種以上の植物がある。
図面はない、すべて園主のあたまのなかにある。
だから彼一代でおわるだろうね、と。

受付に座っている高橋武市(ぶいち)さんの顔をみて即座に了解した。
話す声をきいて、もうおおよそのことはわかった気になる。
山だな、ということはシカもタヌキもキツネもリスも棲みついているのだろう。
もしかしたらクマもいるかもしれないのでと鈴のついたベルトを渡された。

彼自作(?)の案内略図をたよりに歩きはじめる。
ちりんちりんと音をさせながら、三時間ちかくも放浪しただろうか(笑)。
ことばより写真に語っていただこう(下手ですが、なにかは伝わるだろう)。

8472赤い実

8482樹間を歩く

8487エリカ山

無農薬でやっておられるという。
あたりまえのことだと思うのだが、それが理解できない方がいる。
ヒトは身体もおおきいから多少の農薬には耐性がある。
しかし虫や蝶たちはひとたまりもない。
その虫を食べる鳥の体内には農薬が残留して蓄積する。
そべては連鎖しているのである。
最近では亡くなられた方の屍がなかなか腐敗しないときく。
長年摂取した食品の防腐剤が効いているのだろうか。

8501紅の花

8492空に向かって

8510真上から花を見る
N4759ピンクの花

最後の感想、地球は水の惑星である。
人間の身体だって半分以上は水分でできている。
自然と水とをどうマッチングさせるのか、ということなんだろうな。

N4719花と蝶

N4743エゾイトトンボ

N4751コウホネにとまるトンボ

8470水辺

武市さんありがとうございました。
お元気でまだまだ頑張ってください。
それからMからの伝言です。
おいしいからといってチョコレートは食べすぎないように(笑)。

8513武市さん


北海道花紀行 なぜ旅にでるのか篇
若いころから、どうして旅にでているのかと考えながら旅をしていた。
ヒトは旅するDNAをもつものなのか(笑)。
冗談にもつかぬ感慨をいだいていた。

N4610エゾシカ

旅する若者は、なぜかわからないままに旅をつづけていた。
どこへか、これもわからないところを目指していた。
生まれ育った集団からはなれて放浪するのがオス猿の定めだと本で読んだ。
男がビールを飲みながら海をながめているCMが、なぜかそういうものだと思わせた。
旅のにがさに通じるものをこころの底のほうで味わっていたのかもしれない。

N4619ノゴマ

N4709ヒバリ

北ということばは、にがさ、苦しさ、厳しさのようなものを連想させる。
重い荷をせおって歩く人生に擬していたのだろう。

しかし、ものごとはそれだけでは成り立たない。
にがさは甘さとの対比で際だつ。
荒野に咲く一輪の花がことさらに美しく感じるようにヒトの感覚はできている。
コントラストがあるほどあざやかに映るのだ。
デジタルとアナログの関係に近似しているのではないか。

8605クリオネ

夢のような旅というが、過ぎさったものはそう思いがちである。
記憶はうすれながらもこころなぐさめられるように変形していく面もある。

旅はというより人生はといったほうがいいのかもしれない。
人との出会いは予期せぬところからはじまる。
長く続くこともあれば、いつしか立ち消えることもある。
とぎれた糸がふたたび紡ぎなおされることもないとはいえない。

そんな友といえばいいのか、知りあいに会うことはことのほか楽しい。
いまは札幌に住むMに会うためにまた北海道に来た。
かみさんと話しているのを横で聞いていると、むかしのことを思いだしたりする。
これが人生、旅なんだとピザを食いビールを飲みつつ感じるのだ。

8566手稲駅近く


北海道花紀行 でっかいどう篇
朝早く家をでて神戸港に車をとめてベイシャトル経由でまず関空へ。
そして空路で新千歳空港へとやってきた。
わたしは学生時代の一か月半滞在をふくめて五回目の北海道。

8326霧多布湿原

ここからレンタカーで、四泊五日の旅がはじまる。
レンタカーかどうかは、ナンバープレートでわかる「わ」と「れ」はレンタカーです。

N4583「パッソ号」

初日は帯広まで高速道路をつかい釧路で泊まる。
二日目は霧多布湿原、尾岱沼、野付半島、小清水原生花園、網走を通過してサロマ湖まで。
三日目は紋別のオホーツク流氷公園、オムサロ原生花園、滝上町の「陽殖園」に行って旭川に泊まる。
四日目は美瑛、富良野を経由して札幌で泊まり、Mに会う。
最終日は「白い恋人パーク」と滝野すずらん丘陵公園とめぐった。
途中の道の駅にも立ち寄りながら、走行距離1183km、メータ表示で16.7km/リッター。

8448オムサロ原生花園

N4644野付半島トドワラ

N4678中湧別駅とラッセル車

万歩計もつけて計測してみました。
毎日一万歩以上を記録していて、五日間合計で60107歩。
まあまあ歩いたといえるでしょうか。

8417原生花園駅

真っ直ぐのびる北海道の道を最初はおっかなびっくり走る。
しかし後ろから来る道内の車は、びゅんびゅん飛ばす。
お先に行ってもらって、ついて走るのは気楽なものだ。
それでもメーターをみると80km/hはゆうに越えている。
まあ視界良好、車もすくなくてこんなものなんでしょうか。

北海道の七月上旬といえば、原生花園では花開く季節である。
花をもとめる蜂や蝶、あるいは蛾のようにかけぬけた五日間でありました。

8535ファーム富田

8540ラベンダーバイク

8542ラベンダー隊

また来るぞ、と感じた旅でもありました。

8588ホットチョコレート




プロフィール

ムッシュ

Author:ムッシュ
島を旅するときが楽しいですね。
遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カレンダー

06 | 2014/07 | 08
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリー