ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
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未来工業
ぼーっと考えごとしてたとき、目にはいった。
なんだかSFの題名みたいだ。
未来都市とかあるけどなあ。

はっとして、思いだした。
ずっと前から知っているじゃないか。
建設業の設備関係者ならたいがいは知っている。
いまさらながら、じっくりとながめる。
「ミライコウギョウ」いい社名です。

変わり者ということで有名な社長さんがいました。
(2014年に82歳で亡くなられています)
(ご冥福をお祈りいたします)
どこがって、昼休みに事務所内の不必要な電気を消して回るんだとか。
いつもスーツなんか着てなくてラフなかっこうしていましたね。
でも守銭奴というのとはまったく逆をいっているのです。

N7484メダカ

同社は「日本一休みの多い上場企業」と言われています。
年間休日が約140日、このほかに有給休暇が最大40日。
年末年始は19連休、ゴールデンウィークとお盆は10日間連続で休み。
一日の労働時間は7時間15分。
残業もノルマもない。
おまけに、タイムカードなし、ホウレンソウなし、製造業だが制服なし。
年功序列で、70歳定年。
しかも60歳を過ぎても給料は一銭も下げない。
60歳の平社員で700万円、70歳までそれが変わらない。
社員800人、すべて正社員。
パート・派遣は1人もいない。(2012年12月現在)
それでも創業以来赤字なしの優良企業なんだそうですよ。

社長が語る「未来工業」とは。
リンクを貼っておくので興味のある方はお読みください。
なにが人生のしあわせかなんて考えてしまいますね。


そういえば、もうひとつ思いだした。
「ネグロス工業」。
このネグロスってなに語、どんな意味があるの、と思いますよね。
社名は太平洋戦争の激戦地だったフィリピンのネグロス島に由来するんだそうです。
こう聞いただけで、なんだかじーんとしてきますね。

社名って、けっこういろいろといわく因縁があるもんだ。


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うどん屋で読書
昼下がりの時間をねらっていく。ちょうどお客のピークはすぎている。それでも三々五々食客は絶え
ることがない。いつもきまって隅っこに席をとる。またとれるのがこの時間帯だった。定職にもつか
ないからできることだった。将来のことなぞ考えない。考えたところで、どうにでもなるものでもな
い。そう自分で自分に言い聞かしているのもわかっている。やがて運ばれてきたきつねうどんをすす
る。あつい出汁が食道をくだっていく感覚がある。うまいなあ、としんみり思う。生きている実感と
はこういうことなんだ。横にひらいた文庫本をときおり繰りながらうどんを食う。食うために生きる
のか。生きるために食うのか。それをいうならば、読むために生きるのか。生きるために読むのか。
ということもありだなと思ったりした。人生なんて警句にみちている。このうどんのようにだな。太
く短く、それとも蕎麦のように細く長くか。しかしそれ以外の選択肢はないのか。わからんなあ。

N7712メタセコイア並木

「百年の孤独」 G・ガルシア=マルケス 鼓直訳 河出書房新社 ★★★★
なんだか信じられないような悲惨なそれでいて滑稽でもある物語である。カリブ海に面した南米コロ
ンビアなのだろう架空の都市マコンドを舞台に、ブエンディア家の世代を経てのストーリーは奇怪で
もある。ホセ・アルカディオ(ブエンディア)とウルスラ(イグアラン)の夫婦には三人の子どもが
生まれた。ホセ・アルカディオ、アウレリャノそしてアマランタ。さらにその子どもにも同じ名をつ
けるので読んでいてすこし混乱する。しかしこの混乱もこの物語の特徴といえばそうなのかもしれな
い。
『ところがウルスラは、漠然としたものながら不安を隠すことができなかった。長い一家の歴史で似
たような名前が執拗にくり返されてきたという事実から、彼女はこれだけは確実だと思われる結論を
得ていたのだ。アウレリャノを名のる者は内向的だが頭がいい。一方、ホセ・アルカディオを名のる
者は衝動的で度胸はいいが、悲劇の影がつきまとう。』
書名の「百年の孤独」だが、読んでいるうちにだんだんとそういうことかとわかってくる。
『アウレリャノ・セグンドは、禍根は世間よりはむしろ、謎にみちたペトラ・コテスの心の奥深いと
ころに潜んでおり、長雨のあいだに何かがそこで起こったために、動物が仔を産まなくなり、お金が
貯まらなくなった、と思っていた。この謎が気になって彼女の感情に深入りした彼は、もともと欲得
から始まったことだが、そこに愛情を見いだした。愛されたいと願っているうちに、彼のほうが彼女
を愛する結果になったのだ。彼の愛情がつのるのを感じることで、ペトラ・コテスもまた彼をより深
く愛しはじめた。秋の盛りを迎えた今になって、ふたたび若いころと同じように、貧乏は恋の奴隷に
すぎないと信じた。そのころのふたりは、昔のとてつもないらんちき騒ぎや、けばけばしい豪勢さや、
とどまるところを知らない交合などを思いだしてうんざりし、こうして孤独をわかち合う楽園を見い
だすのに要した長い人生を思って、長嘆息した。』
この長篇小説でガルシア=マルケスは一九八二年にノーベル文学賞を受賞した。

「わたしの読書作法」 山口瞳 新潮社 ★★★
読書、あるいは読書家について山口さんはこういう。
『朝から深夜まで、私の目は活字から離れない。しからば、私は読書家であろうか。
 否である。断じて読書家ではない。
 むろん、読書とは、こういうものではない。読書とは、一般に固いものを読む。古典を読む、研究
書を読む、専門書を読む、あるいは、小説でも、一人の作家をまとめて読むということになろうか。
私における活字は、ここからは、ほど遠い。勉強からも仕事からも遠くなる。』
読書は趣味だというほどだと、そうなるかもしれない。でも、そう堅く考えないでもいいかな。小説
家と読者の関係について司馬さんにきいたという話が興味深かった。
『「読者は都大路を着かざって歩く通行人である。小説家は道ばたにしゃがんでそれを観察する存在
である。小説家が着かざって道の真中を歩いてはいけない」
「小説家と隣の家のおやじさんとの差は、指の先にわずかのこれっぱかりの塩がのっているかいない
かだけのちがいだ。小説家は、この塩を大事にしなくてはいけない」』
昨今の小説家といわれる(いわれたい)人はおおいに変化してきているようです。ちょっと気になる
箇所があった。いつかも高島俊男さんが指摘していた。
『男は、今年の十一月で満六十歳になった。還暦である。』
まあ、厳密には間違いではないかもしれないが、ならば、「男は、今年の十一月で満六十歳になった。
還暦である。」ではなく「男は、十一月で満六十歳になる。今年で還暦である。」山口さんだから、
そんなことは知っていると思うが、還暦は正月にむかえるのだ。誕生日に還暦ではない。還暦って歴、
こよみとあるでしょう。数え年、六十一歳の正月元旦が還暦ですよ、と教わった。弘法も筆の誤り。


テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

ハイヒールの足音
前をいく女性がやけに高いヒールをはいている。
腰高で足元がおぼつかないような歩き方だ。
コッツコッツ、コッツコッツ。

あれえこの動き、なにかに似ている。

なんだったろうか、しばし考える。
そうそう、競馬場のパドックを周回するサラブレッドだ。
パッカパッカ、パッカパッカ。

あの歩き方と同じような動きなのだ。

コッツコッツ、コッツコッツ。
パッカパッカ、パッカパッカ。
コッツコッツ、コッツコッツ。
パッカパッカ、パッカパッカ。

N7734白い馬

頭のなかで残響音がしばらくつづいた。


考える日々
Facebookに「いけだあきこ」の名を見た。
この「いけだあきこ」さんではない池田晶子のことを思った。
彼女は二〇〇七年の二月に腎臓癌のため四六歳で亡くなった。

女性の哲学者であり、考えたことをずばりという歯に衣着せない女性だった。
だれかをちょっと思いうかべる。

「考える日々」(毎日新聞社刊)に書かれていたことを再読する。

『道徳と倫理との違いとは、単純明快、強制と自由との違いである。
「してはいけないからしない」、これは道徳であり、「したくないからしない」、これが倫理である。
ここには、天地の相違がある。「教育」が不可能だと、私が言うゆえんである。
道徳は、外的規範によって強制できるが、倫理は、内的自由によって欲求されるしかないからである。』

倫理条項とは、倫理観のない方のおっしゃることのようです。

『子供を失くして我が身の不幸を嘆いている母親に、死人を出したことのない家を探しておいで、
そしたらお前を救ってあげる、とお釈迦様は言った。
村中の家を尋ねたけれども、そんな家は一軒もなかった。母親は自分の誤りに気がついた。』

死はだれにも平等にやってくる。ヒトの死亡率は一〇〇パーセントである。

『なぜ生は善であり、死は悪なのか。
この問いは、しかし、誰か他人に考えてもらっても、なんら答えにはならない。
各人が各人で納得するまで考えるしか、しようがない。』

逆説的だが、死は生きているうちに考えるしかない。

『最近よく聞く「癒し」というのも、不可解である。
「人とつながりたい」欲望とは、いかなる欲望なのだろうか。
何か根本的な勘違いがある。たんなる甘えか逃避としか思えない。
癒されなければならないほど、深く思い詰めたことがあるとは、とても思えないのである。
なぜなら、とことん思い詰めたことがあるのなら、
癒しなど、どこか外に求められるものではないと、知るはずだからである。』

ちょっと言い方がきついと思うが、まあ真実である。

N7741チューリップ


スーツにリュック
ここは県庁前駅である。
目の前をダークスーツに身を固めて歩く人々がいく。
そのなかに、リュックを背中に負う方をちらほらみかける。
さっそうときびきびと建物のなかへと散っていった。

あれはもう二十一年も前のことだった。
阪神淡路大震災後の街はいたるところに瓦礫が散乱していた。
そのなかをマスクにリュックで通勤する人々がいた。
なにかあっても両手が自由であれば対処できる。

その名残りなのだろうか。

N7667桜花びら

スーツとリュック。
ファッションセンスとして、ひと昔前なら考えられない組み合わせだ。
なんと趣味が悪い、とはき捨てられただろう。
田舎者かと眉をひそめられたかもしれない。

しかし、時代は変わるのである。
モードもそれにつれて変化するしかない。
機能は美だ、そんな時代に回帰してきた。
流行はめぐるが、それだけでは完結できない。
なにか付加価値が、観点を変えた評価が必要なのだ。
アンビバレントな美ということなのだろうか。

そしてなぜだか神戸の町にはなじむ。
否、哀しく溶けあっているというほかはない。
ヒトも環境に適応する。


商人宿で読書
いまはすっかりすくなくなってしまったが地方には商人宿というものがあった。いまふうにいうとビ
ジネスホテルとなるだろうか。それの和風だな。もちろん畳敷きの部屋である。食事は付いていたり
なかったりさまざまだった。セールスの仕事をしているときは、たまに泊まることがあった。風呂に
はいり食事も済ませるとあとは寝るしかない。疲れてはいるのだが、まだ眠くはない。手持ちの本は
もう読んでしまった。部屋の隅をみると週刊誌が何冊か重なっている。先客が残していったものだろ
うか。手にとると表紙の一部が破れていた。「週刊実話」「週刊ポスト」「女性自身」。読むのをや
めようかと思ったが、ほかに読むものがない。開くと扇情的なタイトルがならぶ。エロ・グロ・ナン
センスとよばれるたぐいだ。しかし、逆にこれが現実の一部でもある。エロ写真まがいのグラビアや
記事をながめながら、人はなんとしてでも生きていくのだなあ、と感慨にみちた。

N7646二宮尊徳像

「インカの世界を知る」 木村秀雄・高野潤 岩波ジュニア新書 ★★★★
『インカ国家については、残念ながらわかっていないことだらけである。日本人が一度は行って見た
い場所の第一位だというマチュピチュ遺跡ですら、いつどんな目的で作られたのか、またインカ国家
とどんな関係にあるのか、はっきりしたことは何もわかっていない。』
南アメリカのペルーあたりにあったというインカなのだが、あまり詳しく調べたこともない。イメー
ジとしてはサイモンとガーファンクルの歌う「El Condor Pasa(If I Could)」(コンドルは飛んでゆ
く)のもの悲しいメロディがうかぶ。スペイン人によって征服された歴史が思いおこされる。
『謎だらけである理由のひとつは、「インカが文字を持たず、彼ら自身が書き残したものが何もない」
ためである。縄を結んで数字などを表わしたと言われるキープというものはあるが、文字とはとても
言えず、インカ時代にそれを管理していたキープカマヨクという役人が死に絶えてしまったため、読
むこともできない。そのため、インカの国家がどんなものであったかについては、スペイン人によっ
て征服以後に書かれた記録をもとに推測するしかない。』
なんといっても霧のなかに浮かぶように姿をあらわす城塞都市マチュピチュは魅力だ。標高約二五〇
〇メートルの雲霧林帯と呼ばれる地帯にある。またこの霧はインカにとって実におおきな役割をにな
っている。それが森にゆたかな水を供給している。水がなければ作物もできないのである。そこでは
アンデス原産の多種多様なジャガイモ(ナス科)が人びとの食料となっている。いまではドイツが有
名だが、もちろん原産地はアンデスだ。しかしこんな高山地帯で農業は可能なのかという疑問はある。
『海岸地帯やアマゾン地方の低地にはさまれて、大まかにいえば西側、中央部、東側という、三つの
山系からなる山脈が南北に貫いているアンデスには多くの傾斜地が広がっていた。その傾斜地の高度
差は栽培地に限ればほぼ四五〇〇メートルになる。そういた地形を持つことから、アンデスではそれ
ぞれの土地が持つ気候や環境を生かした高度差利用の農業が発達した。その傾斜地を支えたのがアン
デネス(階段畑)であった。』
マチュピチュもそうだが、こうした石組みの技術もすばらしいものがある。なるほど、一度訪れてみ
たいと思う日本人がおおいのもなんとなく理解できる気がするのだ。

「森と山と川でたどるドイツ史」 池上俊一 岩波ジュニア新書 ★★★
ドイツというとゲルマン民族を連想する。でもドイツという国はいつできたのだろう。つまり、ドイ
ツという「国」は一九世紀にいたるまでどこにもなかったのだ。それまでにいろいろと変遷をへてい
るのがわかってくる。ローマ帝国との関わりが深いことがまずある。だからロマンチック街道、つま
りローマへの道なるものが残っているわけだ。またドイツというと森にかこまれた都市をイメージし
がちだ。日本なんかよりよほど緑がおおい国だとなんとなく思っていたが、数字をみておどろいた。
『じつは日本は、国土の三分の二が森林という世界有数の森林国です。しかし、やみくもにスギやヒ
ノキなどの針葉樹ばかりが植樹され、木材利用を目的に植えたのもかかわらず、放置されている森も
少なくありません。一方ドイツは国土の森林率は三一パーセントですが、アカマツやトウヒをはじめ
とする針葉樹林にブナやナラなどの広葉樹がミックスされ、バランス良く栽培されています。』
地理的にはこんなことが特徴である。
『ドイツには製塩都市が軒並ならんでいます。生活に欠かせない塩は、古代よりときの権力者たちが
独占を志し、統制物質としてそこから税金を徴収して懐をうるおしました。』
たしか古代の戦士は給料の代わりに塩を支給された。サラリウム(塩)から、サラリーマンの語源が
なったというようなことをなにかで読んだ記憶があるのだが。それくらい塩は重要な物資だったのだ。
さらにドイツのおもしろいところはこんなところにある。
『ドイツの医療の基本は「薬で治す」ではなく、「自然治癒力を引き出す」ことにあります。湯治は
まさにそれにかなった行いですし、その効果を政府も認め、長年、温泉治療には健康保険が適用され
てきました。』
なぜドイツでは太陽光発電が支持されているのかの理由がわかるような気がするのです。


テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

東京小旅行 桜も団子も篇
季節はちょうど桜のころだったので、いろんな桜を愛でることができました。
桜の花って下向きに咲くのでちょうどながめるのにいいんですね。
風が吹くと、ひらひろと舞う様も美しいです。
一夜の春の嵐で散ってしまうのもまたいさぎよい(?)。
だから、いろんなかたが詠んでおられます。
が、この句が好きですね。

さまざまのこと思ひ出す桜哉

N7574上野の桜「陽光」

めくるめくような思いのなかで人は生きている。
そんなことを感じます。
がしかし、生きるには食べなければいけない。
「花より団子」などとも申します。
あるいは「衣食足りて礼節を知る」なることばもあります。
というわけではないが、築地市場にやってきました。
平日(金曜日)ですが、大混雑といっていい。
やはり外国人観光客が多いですなあ。
つい童心にもどって買い食いをしてしまいました(笑)。

N7592玉子焼丸武

N7595米本珈琲

最後に皇居にむかいました。
中学校の修学旅行以来でしょうか。
そうでもないかどうか、ちと記憶にありません。

広々としているから人はまばらに感じます。
やはり桜もなんとなく品があるような気がします(笑)。

N7615皇居の桜

ヒトはヒトのみにて生くるにあらず。
連綿と続く生命の不思議のなかの点描をみた思いであります。
観るということは記憶を呼びおこすということなのかな。
「東京」、また下って来ましょうか。
(昔は江戸へ下る、と言ったそうです)

もうじき桜も散ってしまいます。
でも、来春きっとまた咲くんですよね。

N7612大島桜


テーマ:真鍋島の愉快な仲間 - ジャンル:旅行

東京小旅行 下町は楽しい篇
昨日の余韻もそこそこにふたたび山手線で日暮里へ。
今日は空も晴れわたって暖かな陽射しもいい。

A氏の案内で朝倉彫塑館へ行くが、あいにくの臨時休館日だった。
残念だがしかたがない。
ぶらりぶらりと谷中銀座へとむかう。
なんだか日本中がネコ化(?)しているのか。
まあ、いいんじゃないんですか。
平和な日本の象徴ということなんでしょう。

N7550谷中ぎんざ

N7554谷中の猫

谷中の墓地もおおくの人でにぎわっている、といえばすこしおかしいか。
妙齢のご婦人たちが群れなしている墓石を発見する。
うーん、あれはもしかして有名人の墓なんだろうか。
年代からいって、長谷川一夫かな。
ピンポーン、しかしちっともうれしくない。
こんなところも平和な光景である。

それより焼失した五重塔跡があった。
五重塔といえば、幸田露伴だ。
なんと当時の火災の写真が掲示してありました。

N7562五重塔炎上

きらきらとした春のなか町歩きはつづく。
やって来たのは上野公園。
ここもまたたくさんの人でにぎわっている。
花見の席取りの方々も目につく。
ごくろうさまです。
しかし観光客の方もおおいです。
うーん、半数とまではいきませんがエイリアンが目立ちます。

N7578西郷隆盛像

御徒町、秋葉原界隈なども東京らしいですね。
いろいろと歩きまわりました。
今日一日だけでほぼ二万歩ぐらいでした。

N7579アメ横

N7584旧古河庭園

夜には池袋で友人と落ちあって、ビールなどいただきました。
S氏にはごちそうになりました。
Tさんんも出てきてくれてありがとう。
楽しかったです。
若いころのこと思いだします。
ちょっぴり甘酸っぱい気分です。
はっはっは。

「ヒトは笑う動物である」


テーマ:真鍋島の愉快な仲間 - ジャンル:旅行

東京小旅行 懐かしい篇
新幹線で東京までいく。
最近は外国人旅行者が増えたとの報道を実感する車中である。

昼前に東京駅に着いた。
山手線に乗り換えて高田馬場駅までいく。
やはり東京は人が多い。
平日だというのに縁日のにぎわいだ。
やはり大都会なんだ。

N7597東京駅

それでも大通りからそれた路地などにはふつうの人々が暮らしているのだろう。
どうにもそんな気がするのだ。

近くのスーパーマーケットで買出しをする。
食べ物と飲み物を少々求めた。
エレベータであがって玄関に到着する。
ドアが開いたら笑顔がみえた。

ダイニングルームでそれぞれの席につく。
ビールを飲んで話せば、はるかな時をこえていくことができる。
時を遡行するというのはなんとも懐かしいことではないか。

窓ガラス越しに電車の走る音がきこえてくる。
いつか夢のなかで聴いた音に似ている。
人はいつも旅をしているんだ。
旅が人生なんだ。
そんな青臭い言葉も、いまはなつかしい。

願わくば、春の陽があまねく満ちあふれんことを。

N7560スカイツリー


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パブリックスクール
なんだかはっきりしないので調べてみた。

パブリックスクールとは、
イギリスのイングランドおよびウェールズにおける私立の中等教育学校であり、
十三歳から十八歳のこどもを教育するイギリスの私立学校の、
その中でもトップの10%を構成するエリート校の名称ということだ。
これはなんとなく知っていた。
心もとないわたしの英語力では、私立校なのになぜパブリックスクールというのかがわからなかった。

これらパブリックスクールの生徒は、
イギリスのトップ大学であるケンブリッジ、オックスフォードなどへの進学を前提とする。
つまりは社会のエリート育成校の役割をはたしている。
日本での意味とちがって、エリートとはひとにぎりの政財界のリーダーをさす。
彼らエリートはイギリス社会を躍進させていく役割をになっているのだ。
まあ実情はさておき、そういう重責をになっていける人物をつくる。社会が育てる。
その役割はパブリックでなくてなんなのだ、ということらしい。

N7516ダルマ

学費が非常に高く入学基準が厳格なため、おおくは裕福な階層の子供たちである。
もちろん親がパブリックスクール出身者ということもある。寮での集団生活になる。
近年は、海外の金持ちの子供たちがイギリスでの大学教育を見越して入学することが多くなっている。
対して、公立学校は地元の生徒のみを受け入れるため「ステート(公立)スクール」と呼ばれる。

「私立」学校、プライベートスクールという表現が使われないのは、
英語でプライベートと言う表現は「営利」という含意がある一方で、
パブリックスクールを含むイギリスのインディペンデント(独立・非国営)の学校は
すべて非営利団体として登録されており、
税制上、「私立・営利」の企業と違い、課税の対象外であるからだ。

ただし、近年では、膨大な学費を課し、普通の大学よりも優れた施設を有し、
一部の金持ちの子弟の教育施設に過ぎない学校を非営利団体として非課税にするのはおかしい、
との批判が高まっており、優秀でも経済的に恵まれていない子供を奨学金などで入学させないと
「非営利」団体の認可、ひいては非課税の権利を剥奪するとの政府の圧力を受けている。

なるほど国情・文化のちがいがわかりますね。




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ムッシュ

Author:ムッシュ
島を旅するときが楽しいですね。
遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

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