ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
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湖畔の宿談義(下)
散々迷い検討した挙句、芸術の秋、美術館へ行こうと。
その道中にこんなところがあった。
案山子である。
本来の役目も忘れた、ユーモラスな案山子たちである。
わたしが投票したのはこれだ(投票コンテストがあった)。

5397案山子コンテスト

ここは「MIHO MUSEUM」。
滋賀県甲賀市信楽町の山のなかにある。
ひとめで、有名な建築家の手になるものだとわかる。
宗教法人によるものだというが、そんなことはどうでもいい。

5411ファサード

5413吹き抜け

5421通路

展示もすばらしいし、圧巻である。
古代エジプト、ギリシャ・ローマ、アジアから日本の美術品も集められている。
こういうものは、置かれている空気のなかで感じるものだと思う。
見終わってひとこと、「疲れたね」。

5419展示室

そう、いつのまにか緊張していたのである。
でもここちよい疲れというのだろう。
たまにはこういう空気も吸わなければいけない。

案山子をながめて、仏像を鑑賞して、思うのである。
人間、清濁併せ呑むなどという言い方があるが、そうじゃないな。
清濁なんてないのじゃないか、清濁にこだわっているあいだは本質がわからない。
なにか、そうではない基準があってもいいのではないかと思う。
清か濁か、それとも正か邪かなんていう価値観に惑わされてはいけない。
うまくいえないけれど、そんな気がする。

5427トンネル

あるものを、遠くからながめているだけではわからない。
すこしずつ近づくとわかることもあるけれど、見失うものもでてくるのではないか。
遠ざかれば全体が見渡せるが、こんどは詳細が不明になってくる。
ある一点ですべてが統一される、ということはないのかもしれない。
すべてを知ることはできない、と知ることになるのだ。
つまり、ハイゼンベルクのいう「不確定性原理」とはこのことなのだ。
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遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

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