ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
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聴能力
ユースホステルに泊って旅していたときのことをときに思いだす。
一夜の宿をともにする人たちとなにを話したらいいかと悩んだりした。
どんな趣味をもっているのか、なにを精神の柱にしているのかもわからない。
だけど、いまをこの時代を生きている、だけが共通点だった。

そのころ全盛期だったミーティングの時間には、司会をまかされたりした。
他人(ひと)と同じようにするのが嫌だったから、どうしたものかと考えた。
心理学や文化人類学の知識がとびだす煙にまくようなやりかたになってしまった。
いつのまにか漫談のような、講演会のような変な司会者になっていた。

そんな経験があるからか、ひと前で話したりすることに不安を感じることはない。
どちらかといえば、あくまでもどちらかといえばという前提でだが、しゃべりたがりかもしれない。

大学を卒業したころに、カウンセリングの仕事につかないかという話もあった。
わたしには到底無理ですから、と教授には丁重にお断りをいれた。
そんな経験からも自ら話すことより、相手の話をじっくり聴くむずかしさを知っているつもりだ。
聴くだけではなく、話してみようかなと思わせる雰囲気がかもしだせる。
そんな人になれればと思いつつ、まったくできずじまいだった。

5543さまよえる鯉

国会やテレビの討論会などみれば、その惨状にがっかりすることが多い。
まず他人の意見を最後まで聞かない、聞けない。
相手がした質問に答えることなく、自己の主張を滔々と述べる。
対話が大事だなどと言ったりもするが、行動をみればほとんど問答無用ではないのか。

知性のかけらさえ感じさせないところに、妙に感心したりしてしまうほどだ。
われとわが身をみるような、そんな気持ちさえわいてくる。
だからか、つい虫などに見惚れてしまうのだろうか。

叶うならば、どんな能力がほしいですか。
ランプからでてきた召使いにきかれたら、まよわずに答えることだろう。
「超能力ではなく、聴能力がほしい」、と。
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遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

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