ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
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人の意識
庭で虫たちの動きをおっかけながらぼんやりと考える。
すこしまえに読んだ本のなかに書かれていたこんなこと。

『ダーウィンは若い頃は甲虫採集家だった。
ビーグル号に乗ってから、さまざまな動物を採集し、観察しながら、生物世界の一般則を考えた。
それが自然選択による進化という思考に結実する。
しかしそれぞれの動物を見ることと、そこから一般則を導くことは、ずいぶん違う。
ファーブルはダーウィンの同時代人だが、それぞれの虫を徹底的に観察した。
だからというべきか、進化についてはダーウィンと意見がまったく食い違った。
今の時代になっても、両者ともに、それぞれの言い分は、それなりにもっともである。』

ミミズをみつけて、そういえばダーウィンはミミズの研究で有名だったな。
ミミズは気もち悪いという人の気がしれない。
キューバでは土壌改良で(ただし、シロミミズだとか)成果をあげているそうだということも聞いた。
そうなのだ、おなじものをみておなじように感じるかというと、そうではない。
男と女もそうなのかなあ、そうでもないのかなあ。

7040本日の収穫

『人間とはそういうものだといいたい。
科学の世界では、正しい、間違っていると、相変わらずいわれることがある。
そういう乱暴な表現で言い切れるほど、ものごとは単純ではない。
科学であれ政治であれ、要は人のすることである。
その基礎にある一般則は、人の性質である。
外界に「正しい法則」があるわけではない。』

そうでした、コンプレキシカルなんです、複雑系などともいったりしますねえ。
劣等コンプレックスなどというのも心理学ででてきました。

『これは自然科学者にとっては危険思想である。
自然科学では、実証される仮説が「正しい」として通用するからである。
しかし完全な実証など存在しない。』

むかし、「完全無欠なロックンローラー」なんて逆説的な曲名の歌が流行りました。
でも、日本人てコンプリート志向の人がおおいような気がする。
とつらつら思う昼下がりの庭の片隅だが、それにつけてもムシ暑い。

 註:『』の引用はすべて、「希望とは自分が変わること」 養老孟司 新潮社刊より

7041ゴーヤベイビー
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遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

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