ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
06 | 2017/07 | 08
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

夏と蝉
仕事場のある地下鉄駅からエスカレータにのってゆっくりとあがってゆく。
まぶしげな地上のひかりが感じられる前に、シャワーのようにふりそそいでくる。
シャーシャーシャーというクマゼミの声(?)で、もうじんわりと汗がにじんでくるようだ。

そんなとき、きまって思いだすのが小学校の夏休みにでた「夏の友」というドリルだ。
セミの名前とその鳴き声を書くための空欄があり、そこでしばし考えこんだものだった。
アブラゼミって、どう鳴くのだろうか、あぶらだからジージーなんだという連想で憶える。
ミンミンゼミはミーン、ミーンと鳴くからだれでも知っている。
それに素麺のCMでもつかわれていたから、聞こえてくるとおなかが空いた。

蝉取りが苦手だったのを思いだした。
見あげるのだが、木のどこにとまっているのか見つけることができない。
どこを見ればいいのか、だれも教えてくれなかった。
まあ、蝉取りに夢中になる性格ではなかったからどうということはなかったが。

だが、ときおり歩いている道端で鳴いていたりする。
驚くのだが、どうしてこんなところでと疑問にも思ったものだった。

蝉は長い期間を地中ですごし、地上にでてからは一週間の命だと習った。
(そうではなく一ケ月は生きるともいわれるが、はっきりとしたことはわかっていないようだ)
とにかく地上にでてからは長く生きてはいない。

そんなことを考えながら帰ってきたら、窓サッシのところで鳴いている蝉にであった。
ひとしきり鳴いてから、ぴたりと鳴きやみしばし瞑想にふけるかのようだった。
蝉と禅、なぜか字が似ていないか。

7334サッシに蝉
スポンサーサイト

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://moucheokuno.blog26.fc2.com/tb.php/1162-7f236c99
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

ムッシュ

Author:ムッシュ
島を旅するときが楽しいですね。
遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カレンダー

06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリー