ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
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ひさしぶりにTさんに会った
遠くからみてもすぐにわかる。
もちろん若いころとはおたがい様変わりしているのだが。
でも、たしかに彼女だと認識できるのはなぜだろうか。
そんなことを思ってしまうのである。

若いころの姿形、話しぶり、笑い声がふとうかんでくる。
いまここに居るのは、はたしていつの彼女なのだろうかと。
現前するフィジカルな彼女と、ニューロンネットワークにある痕跡とが同時に存在するのだ。
いま見ているずっと向うに、むかしの彼女を同時に感じ、見てもいるということだ。
これは比喩的な意味だけではないのだが、つくづくそう思うのである。

N3456北國街道安藤家

N3472近江八幡

酒を呑むと、視覚的認識の精度はどうも低下する傾向にある。
フォーカスもゆるくしかあわないし、女性ならしわが消えて若いころに一時的にもどる。
精神がおおらかになるというか、あいまいに陥るといえばいいのか。
あるいは、理性で抑えていた建前が莫迦らしく思えてくるとかもあるのだろう。
そして突然、なんの脈絡もなくあるエピソードが思いだされたりするのである。

N3488水ケ浜カフェ

N3494大山崎山荘の紅葉

島から帰るとき、連絡船に乗ったら彼女がいた。
(勤めの銀行は辞めて、ヘルパーをしているときいた)

「あれっ、どこかへ行くの」
「ちょっと、笠岡までよ」
「どうしたの?」
「お魚を食べたら、歯が欠けちゃった、ふふふ」
「それは困ったことだな、はっはっは」

と笑うので、ぼくもつられて笑った。
東京の人なのでついついぼくも関東なまりになるのだった。

おたがい二十代なかばごろだった。

N3511ボールをつかむ鉤爪の上の野兎
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テーマ:真鍋島の愉快な仲間 - ジャンル:旅行

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島を旅するときが楽しいですね。
遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

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