ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
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Prideなきプライド
英語とそれをあらわすカタカナ語では、ときとして意味がちがっていることがある。
それはそれでしかたがないのだが、そう思っていないと誤解や齟齬をきたす。

日本語(片仮名語?)のプライドがそうだ。
広辞苑で「プライド」という言葉を調べてみると、「誇り・自尊心」とある。
「自尊心」とは何だろうかと孫引きしてみると、
「自分の尊厳を意識・主張して、他人の干渉を受けないで品位を保とうとする心理・態度」とある。
一方、英語の辞書で「pride」を調べてみると、コンサイスオックスフォード英英辞典によれば、
「名誉に値する何かを達成したり、仕事や物の質、あるいはそうしたものを所有していることから
得られる深い歓喜や満足の感情」とある。

ときどき耳にするのだが、「プライドが邪魔をする」ってどういうことを意味しているのか。
Prideの意味からすれば、「プライドが邪魔をして」悪いと知りつつするなんてことはできない。
誇りや矜持があるから悪事に手を染めたり低きに流れることはない、と予想される。

しかし話しているのを聞くと、そういう仕事は「プライドが邪魔をして」できないなどという。
いったいどんな仕事なんだと思っていると、ただ好きではないということのようだ。
「プライドが邪魔をして」というのは、意味はなくて枕詞のようにつかわれている。
強調するというか、もったいつけているというか、そのほうがかっこうがいいと思っているようなのだ。
どちらかというと、なんだか言い訳めいたものというように感じる。

見栄、虚栄心、世間体という体面を気にしているというほうがあたっているのではないか。
高きをめざし自己を律する、というような「Pride」はまったく感じられない。
一月十五日といえば成人式、もっと「Pride」をもってほしいものだとは老婆心ながら思う。

N3676空を飛べ
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島を旅するときが楽しいですね。
遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

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