ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
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読みに似たり
読書もときとして嫌になることがあるものだ。
そんなとき、決まってなにか他に気にかかることがあり集中できない。
だれでも経験あると思うのだが、読めどもいっこうに意味がつかめない。
こころまさにここにあらず、という事態に落ち込んでいるのである。
まれには、逆のこともある。すいすいといくらでも読めてしまうのである。
しかしながら結果的にどちらがいいのかというと、そう簡単に判定できない。
さらに、なにがいいのか、という究極の疑問も残るのである。
楽しく読めれば(自分なりの)それに越したことはないのである。

「幸福論」 春日武彦 講談社現代新書 ★★★★
二十世紀最大のアメリカ詩人とされたウイリアム・カーロス・ウイリアムズ。
彼が生涯のモットーとしたといわれるのは次なることば。
『No ideas but in things』(思想は事物の中にしかない)
ことばを変えて言うと、思考はからだなくしては生まれてこない。
なんてことになるのだろうかと思う。
現代人は、肉体を嫌悪するきらいがあるようです。
ミュンヒハウゼン症候群、という病気があります。
自分に周囲の関心を引き寄せるために作り話をしたり、
自らの体を傷付けたり、病気を装ったりする症例の事なのです(もちろん無意識に)。
また自分以外を傷つけ、周囲の関心を引き寄せるのは代理ミュンヒハウゼン症候群。
こうなると犯罪とどうちがうのか見分けがつきにくいですが…。
ヒトはひとりでは生きるのがむずかしい生物なのでしょうか。

「ニッポンを解剖する 養老孟司対談集」 養老孟司 講談社 ★★★★
対談っておもしろいですね、いろんな人のいろんな話が聞ける。
まずは、養老氏のこんな言。
『「女は意識が低い」という人がいるけど、
ぼくは「女性は無意識が高い」というんだ。(笑)』
まさしくそのとおり、女性ってどきっとすること突然言いますよ。
半藤氏のこんなご指摘。
『(太平洋戦争で)陸海軍だけでも、一八〇万人ぐらいが亡くなっているんですけど、
そのうち、七〇パーセントが餓死者です。』
戦死といっても、その意味は以外に知らない、という事実があるものです。
まさしく無謀であり、悲惨な戦争であったわけです。

「会いたかった人、曲者天国」 中野翠 文春文庫 ★★★
政治家、発明家、映画監督、俳優、などいろんな人物が登場します。
もちろん、中野さんが興味をもった人のことを調べたり、会った印象など語ったり。
人に興味をもつ、というのは生きるに基本的なこと、などと思ったりしました。
しかし、彼女の観察眼はなかなか鋭いのであります。
どんなふうに、というのは各自読んで感じてみるほかない、ですね。
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遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

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