ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
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師走に読む
師走という言葉はどうもしっくりこない。
睦月、如月、弥生、卯月、皐月、水無月、文月、葉月、長月、神無月、霜月。
そして、師走となるのであるが、これでは画竜点睛を欠くのではないか。
そんなふうに思うのは、わたしだけなのか。
最近は十二月といっても格別変わったことはないようである。

「脳を考える」 時実利彦 日本経済新聞社 ★★★★
最初に脳について興味深かく読んだ本が筆者の「脳の話」岩波新書でした。
大学生になったばかりの頃だったように思います。
学科でだしていた必読書一覧にあったかと、一読して深い衝撃をうけました。
もっと本を読まなくては、知らないことが多すぎるなどと強く思いました。
この頃からでしょうか、ほんとうにいろんな本を読みたいと思ったのは。
世のなかの出来事を脳科学の立場からみた随筆集です。
『昭和二十七年四月から二年にわたって、
毎週木曜日の夜の八時半から九時の間日本中の女湯がからになったという。
メロドラマ「君の名は」(菊田一夫作)がNHKのラジオで放送された時間帯である。
このドラマの導入の文句がふるっている
―「忘却とは忘れ去ることなり。忘れえずして忘却を誓う心の悲しさよ」。』
「君の名は」はよく知りませんが、このセリフは有名で記憶にあります。

「日本人はなぜ日本を愛せないのか」 鈴木孝夫 新潮選書 ★★★★
日本人はおもしろい民族(?)だと思う。
謙虚というのとはちがった引っこみ思案なところが散見されるのである。
『私は大学で教えていたとき、
明治以降の日本人が欧米人に対して
自分の肉体を引け目に思っていることの例として、よく耳にする
「あなたは日本人離れしているわね」
という言い方を必ず取り上げたものです。
考えてもみてください。
これほど奇妙で理屈に合わない言い方はないのではないでしょうか。』
日本人的でなくなるほど高評価になるらしい。
不思議の国ニッポンである。

「私の嫌いな10の人びと」 中島義道 新潮社 ★★★★
中島氏はつぎつぎと逆説的に指摘する。
日本人のじれったいほどの自虐。
そして、その裏に隠された狡猾さではないか。
『「おれ、バカだから」と言う人って、じつはほんとうにバカなのです。
バカであることはその言動すべてから明らかであるのに、
話がややこしくなるとすぐこう言う。そして、窮地を逃れようとする。
こんな人には、上段から構えて、
「あなたがバカであることは、とうにわかっているのです。
さっきから、バカでもわかるように話しているんです」
と言いたくなる。』
こういう口癖の人っていますね。
中島氏の意見に全面的に賛成です。
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島を旅するときが楽しいですね。
遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

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