ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
09 | 2017/10 | 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

読み下す
ふつう、漢文を読み下すと言う。
これは中国語(漢語か)を日本語に訳することをさしているのだと思う。
漢文を読み下して、いったい日本語になるのだろうか、と思ったりもした。
同じ漢字を使っているので、同じような意味だろうと勘違いすることがある。
これは英語などでも同じことである、訳が同じだから、同じ意味なのだろうと。
しかし、文化のちがう国同士では、同じではないことが多いと心して読みたいものだ。
ところで、いままで読んだものをうまく消化できたのだろうか、理解できているのか。
そう考え始めると、なんだかはなはだ頼りないのである。

「さよなら、不思議の国ニッポン」 ポール・ボネ ダイアモンド社 ★★★
ポール・ボネ氏といってもフランス人ではなく、いまでは日本人と知れている。
いままでによく読みもし、そのころから気付いたが、それはそれだと割り切っていた。
そのことによって、内容が変化するものでもなし、どうということはないのである。
日本人はことのほか日本人論が好きだという。
それも自虐的であればあるほど、悦に入るようなところがある。
日本の某大新聞などはその最右翼ではなかろうか。
まったく変わった国であることよ、などと思っているのでしょう、ボネ氏は。
それでも、彼は愛情をもってずっと日本を見守っていたのでありましょう。
長い間、お疲れ様でした、いろいろと知ったことを感謝したいと思います。

「生態系を蘇らせる」 鷲谷いづみ 日本放送出版協会 ★★★
いまや全世界規模で自然破壊、環境破壊が進行しているという。
地球温暖化(その真偽は別として)も、同様の問題をはらんでいる。
ではどうすれば、自然の恵みを提供してくれる健全な生態系に戻れるのか。
『ヒトも生態系の中にあり、どのように生きるにしても、その活動が
生態系の状態やダイナミクスに影響をあたえることから免れることはできない。
かりに、野生生物として生きていたころのヒトか、
あるいは他の哺乳類と同程度の影響ならば許されるとしても、
今では人口の面でも、一人あたりの資源やエネルギー消費の面でも、
野生生物としてのヒトなどというものを考えること自体が意味をなさない。
したがって、たんに人為を排することをしようとすれば、
ヒトは自らの存在じたいを否定しなければならなくなる。』
まさにこの視点から、すべてをはじめなければならないだろう。
(鷲谷さんがそう考えているかどうかは分からないですが)

「クリスマス・プレゼント」 ジェフリー・ディーヴァー 文春文庫 ★★★★
ジェフリー・ディーヴァー初の短篇集であり、全16篇からなる。
リンカーン・ライムものも一篇あり、なかなか読ませるのです、これが。
短編の名手でもありました。
もちろん、全篇ミステリ仕立てのストーリーではあるのですが…。
で、美人のモデルが、あるとき執拗なストーカーに気づく。
彼を振り切るために、なんどか転居を繰り返す。
しかし、どうしてか彼が目の前に姿をあらわす。
ついに、彼女は決意しある人物に依頼する。
だれもがストーカーを殺すことで決着をつけたのでは、と想像するのだが…。
それが、意外な(?)最後を迎えることになるのだった。
結末を知りたい方は、ご一読ください。
スポンサーサイト

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://moucheokuno.blog26.fc2.com/tb.php/479-b8baaa43
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

ムッシュ

Author:ムッシュ
島を旅するときが楽しいですね。
遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリー