ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
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天才は紙一重?
ある本を読んでいて、うーんと考え込んでしまう。
それは別の本からの引用であったのだが…。
以下にその文章をご紹介しよう。

『ある友人と廊下で出くわしたヴィトゲンシュタインは、ふといった。
「なあ、昔の人たちが、地球の公転など、頭になく、
太陽が地球のまわりを回っているものだと思い込んでいたのは
無理からぬ話だというが、それはどうしてなんだろうね?」
 友人は答えた。
「うん、だって実際、太陽が地球のまわりを回っているように見えるじゃないか」
これに答えて、哲学者はいった。
「ふむ、では、もし地球が公転しているように見えたとする。
すると、いったいそれはどのように見えたんだろう?」
―トム・ストッパード』

やはり、ウィトゲンシュタインは天才だ。
彼の哲学は難解だという。
はて、ほんとうに難解なのだろうか。
それとも、なにも解らない(考えない)からそういうのだろうか。

『語られうるものは、明らかに語られうるものである。
そして、論じえぬことについては、沈黙しなくてはならない。』
(ウィトゲンシュタイン「論理哲学論」まえがきより)

これは有名な一節である(たぶん)。
語られうるもの、とはなにか。
論じえぬこと、とはなんだろうか。
ソクラテスも同じようなことを言っていなかったか。
そんなことを考えていると、世間の騒ぎが遠くにかすんでいく。

人生は短いのだ。
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島を旅するときが楽しいですね。
遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

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