ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
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雨の訪問者
仕事をしていると、突然携帯電話が鳴る。
ディスプレイをみるとMだ。
おやと思うまもなく、急にそっちへ行く予定ができたという。
いいよ、いつどこで、わかったと電話をきる。

さて日曜日だがあいにくの天候になった。
小雨降るなかを新幹線の駅へとむかう。

「会うのひさしぶりだよね」
「そうだな、一昨年夏の札幌以来かあ」
「元気かな」
「元気なんじゃないの」

相変わらずのにこやかな顔で改札口をぬけてきた。
ちょうど昼どきということで、ちかくの中華料理店に席をとる。

今回はこんな話で笑った。

ある会合の流れで、10人ほどでクラブに行った。
そこのママがやってきて、この本がすごいのよという。
とてもおもしろいのよ、ととある本をもってきた。
それがなんとMの本であったわけだ。
いっしょの連中はそれを知っているから、にやにやするばかり。
自分の本だともいえず、とうとう明かさずじまいだった。
「だって、著者近影の写真てちいさくてわからないのよね」
「ほんとうにどうすればいいのか、困ったもんだわよ」

(初版3000部はまだすこし残っているとか)
(だが、第二弾をお願いしますと頼まれているらしい)
(もう書いたのかと聞いても、書いてるわけないじゃないという)
(すべて書き下ろしになるわね、と不敵に笑っていた)
(まあ構想はあるようだし、なにごともマイペースの彼女ではある)

夕食にわざわざ提げてきてくれた土産の清酒をひやでのむ。
若かったころのおたがいを思いだしながら、味わうのもなかなかいいものだ。
あんなことがあったなあ、とひとり苦笑いの夜である。

5159姿見寒酒
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島を旅するときが楽しいですね。
遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

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