ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
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品のないヒト
すこし前に「国家の品格」という本がベストセラーになった。
このことは品格が低下していると考える人が多くなったということを反映しているのだろう。

ふだんの会話では、品がいいとか品が悪いといった。
ときには、品があるねえとか品がなさすぎる、と品評することもある。
いまでは、死語になっているのかもしれないが、聞けばなんとなく意味はわかる。

やんわりと批評するのに、品の良し悪しで判断することが多かった。
品は能力や、ましてお金持ちであるかどうかには関係がない。
どちらかといえば、その人間の倫理意識、価値観が問われているわけである。

品のいい人は、でしゃばらない。
なにごとも鷹揚にかまえて、さてあなたはどうされますか、という態度だ。
つまり相手の自主性にまかせるというか、まず信頼するを基本とする。
絶対的な原理、立場からものをいわない、ということだ。

逆に品の悪い人は、なにごとも功利的に考えるということだ。
すべてに得か損かという態度をとるのは、ある意味わかりやすい。
そのわかりやすさをもって、その主張がしばしば是とされる。
だがその視線の先は存外に遠くをながめてはいない。
いわゆる目先にとらわれているのである。

だから品の悪い人間は、他人も金で動くと確信している。
自分が金で動くところから、そう思うのである。
人が他人を批判するとき、たいていは批判される立場に身をおいたことがある。
でなければ、なかなかそういう批判の眼をむけることはむずかしい。

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品が悪くてどこが悪い、という開き直りの立場もあることはある。
じつは品が悪くてもいっこうかまわない、とわたしは思う。
キリストを、ムハンマドを信じてなにが悪いのか、と同程度にそう言える。
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遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

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