ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
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体験型映画
おとといの庭いじりのときに虫に刺されたのか、かぶれたのか、身体中に赤い斑点がでてかゆい。
そのせいか熟睡できず(よう寝とるやないかの声あり)、うつらうつらしていたのだろう。
このようにREM睡眠をくりかえしていたときのことだと思う。

4617庭に咲く

友人とともに映画を見にいくことになったが、自らが体験する映画だというのである。
歩いていると橋にさしかかってきた、それも木造の古いものだ。
いつのまにか列の最後尾についていたというか、つかされていたのだ。
前をわんぱくそうなこどもたちが飛び跳ねながら渡っていくのをみて、悪い予感がする。
危ないなあと思いつつ足元をみると、ところどころに穴が空いているではないか。
吊り橋じゃあないかと気づくと、はるか下にはごうごうと水が流れているのがみえた。
だいじょうぶだろうかと不安な気持ちでいたら、案の定ぷっつりと切れた。
だが不思議なことに、眼前の板切れにつかまるまではゆっくりと落ちていくのだ。
なんとか転落はまぬがれたが、ぶらさがってゆれているうち水につかってしまった。

困ったなあと思っていたら、オート三輪が行きかう橋を歩いている場面になっていた。
まあ、映画だからなあなどと思いつつ歩き続けた。
橋の終わりにさしかかると、なにか以前見たような光景にであった。
そうだ「流転の海」ではないか、とすぐに直観した。
車に乗ったチンピラが、窓から通行人になにか因縁をつけている。
たしかに演じられているとわかるステレオタイプなものだった。

おおきな通りを脇道にそれて、しばらくして一軒の家にとやってきた。
入ろうとすると、なにか悪態をつきながらでていく中年の夫婦とすれちがった。
どうしたんだろうと思ったが、そのままにして入った
玄関すぐの上がりかまちとおぼしきところに、なぜか寝床がのべられていた。
すると突然ふとんをはねのけて宮本輝氏が起きあがってきた。
「あなたたちは、別にいいんだよ」と言う。
ということは、先ほどの夫婦は断られたんだろうか。

「お加減が悪いようでしたら…」というと、
「だいじょうぶ、だいじょうぶ」といって招きいれてくれた。
いつのまにか出された酒をのみながらしばらく歓談していた。
「あの批評は、ちょっとちがうよね」
「そうですか」といいつつも、そんなことはないだろうと思っていた。

これが映画なら、そのなかにはいりこんでいるのだから映画を変えてしまっている。
いやそうではなくて、それも織りこみずみの映画ということなのだろうか。

それにしてもやけに肩のあたりがかゆいなあと思った瞬間に映画は終わっていた。
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遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

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