ムッシュの読書紀行
人生は旅のようだと言いますが、旅が人生かも知れません。 ぼくは活字中毒気味でもあり、旅はまだまだ続くでしょう。
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木のかおり
日曜日は雨になりそうだというので、土曜日にでかける。
ひさしぶりに、地下鉄県庁前でおりて元町界隈の山手を歩く。

予定になかったのだが、兵庫県公館が一般開放しているという掲示があった。
毎週土曜日にということなので、ちょうど運よく見学することができた。
外からながめたことしかなかったのだが、さすがに明治時代の建築物である。
戦災で内部は燃えたが外観は往時のまま、内装を資料から復元したという。
そのおかげで阪神淡路大震災でも倒れることはなかったのだという説明をうけた。

6070兵庫県公館

展示をみていて思いだしたのだが、兵庫県初代知事は伊藤博文である。
たしか小学校の授業で習ったはずだな、と記憶がまだ残っていた。

6058兵庫県知事伊藤博文

兵庫県出身の有名人のところに、柳田國男、和辻哲郎、小磯良平の名をみる。
ちょっと変わったところでは、桂米朝、植村直巳さんも兵庫県出身だという。

6061ベランダ

当初はここへ行こうと思っていた「竹中大工道具館」へむかう。
ゼネコンの竹中工務店が財団法人をつくって維持・管理運営している。
(メセナ アワード2008で、伝統技能継承賞をうけています)
ということで知る人ぞ知る場所ではあるのだが、今回も閑散としていましたね。
(入館料も300円と安いのだが、ピタパカード提示で200円になった)
だが建築専攻の学生らしき男性が計測したりメモをとったりしている光景も出会う。

6082竹中大工道具館

6073のこぎり

受付で、時間があれば地下でカンナの実演、体験ができますよと。
ひととおり展示を見終わって、行ってみると女子高校生らしき二名の先客あり。
いっしょに説明や実演を見学させていただく。

欧米や中国でもそうだが、カンナは日本と反対に押して削る。
なのにどうしてカンナが伝わってきた日本では引いて削るのだろうか。
そんな疑問を担当の方にきいてみた。
定説というものはなにのですが、たぶんこんなことでしょうと。
日本の木は比較的柔らかいので、細工するのにむいていること。
削った面のなめらかさ具合に日本人は神経質なので、それには引いてする方が適している。
そんなことではないかと推察しています、との説明にはおおいに同意するのである。
担当の方とそんな話をしながらいざ実地のカンナ体験である。

6079カンナ実習

こうした体験はなんだか恥ずかしいような楽しいようなどきどき感がある。
見ているのとやるのでは大違いなのはあたりまえであった。
だが、削ったあとのうすっぺらになったカンナくずを鼻に近づけると香気がたつ。
人によって好みがわかれるだろうが、わたしにはいいにおいである。

もらって帰った「カンナくず」をガーゼにつつんで湯船にうかべた。
ヒノキの香りがなんともいえずいい。
家にいながらにして、山間の宿にでもきているようなのんびり温泉気分である。
これだけでも行った甲斐があったというものだろう。
現代人は嗅覚が退化しているという説があるが、眉唾であると実感するのだ。
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遠くに眺めるのも好きです。
楽園なんてないんですけどね。

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